Engineer's Digest - 忙しいエンジニアのための技術情報ダイジェスト

忙しいエンジニアのための技術情報ダイジェスト。前日の話題をサクッと把握!

2025/11/19 #378 - 今日の技術情報ダイジェスト

AIを使いこなす!ローカルAIからRAG、CLIツールまで

GoogleのNotebookLMに相当する機能をローカル環境で利用できるオープンソースツール「Open Notebook」は、Dockerなどの知識があれば導入可能で、プライバシーを保護しながらNotebookLMのようなAI活用を実現します。AI開発支援ツール「Claude Code」を利用すれば、5分でTODOアプリを作成し、GitHub PagesやVercelに30分で公開することが可能であり、次回の記事ではより高度なアプリ作成やエラー対処法が解説されます。AIが学習データにない最新情報や社内文書を参照して回答する仕組みであるRAG(Retrieval-Augmented Generation)は、Pythonを用いてゼロから実装することで、その仕組みを理解できますが、精度向上のためには工夫が必要です。ターミナルでAIエージェントを利用できる「Kiro CLI」は、IDEのようにターミナルから離れずに開発やデバッグが可能で、自然言語での指示によりコード生成、デバッグ、インフラ管理などを効率化できます。

japan.zdnet.com

gihyo.jp

zenn.dev

aws.amazon.com

AI覇権争い激化!ベゾスの巨額投資と大手企業の信用リスク、DeNAの挑戦

Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏が約9600億円の私財を投じてAI新興企業を設立し、自ら共同経営トップに就任しました。一方、IT大手オラクルはAI分野への巨額投資を進める中で、レバレッジ拡大による信用リスクへの懸念からCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)が急騰し、ヘッジ需要が拡大しています。DeNAは、AI開発力とAI活用力の強化を目指し、データガバナンスを重視したIT・AI分野の専門人材育成に注力しています。

www.nikkei.com

www.bloomberg.co.jp

mag.executive.itmedia.co.jp

Cloudflareの大規模障害でサービス停止!X、Google、AWSに及んだ影響とは

Web高速化・セキュリティサービス「Cloudflare」で11月18日20時45分頃から大規模障害が発生し、Amazon、Google、X(旧Twitter)、AWS、OpenAI、Discord、Steamなど、多くの有名サービスやゲームサーバーで500エラーが発生するなどの問題が広範囲にわたり起きており、現在も復旧作業が継続中ですが、完全復旧にはまだ時間がかかる見込みです。一方、AdobeはmacOS向け画像編集ソフト「Photoshop」と「Illustrator」の無料版をAdobe Expressの機能拡張を記念して12月13日から15日まで期間限定で提供し、AWSもこれに合わせてAmazon DynamoDBやDNS関連のサービス強化を発表しています。

www.itmedia.co.jp

forest.watch.impress.co.jp

Adobe製品に相次ぐ不具合とMacユーザーへの影響!AI機能強化とサービスの課題

Adobe製品において、Illustratorなど一部のアプリケーションが起動しない不具合が発生しており、現在解決に向けて調査中です。また、AdobeはAI機能強化や新アプリ発表に関する情報を公開しており、特にAffinityブランドの買収完了とCreative Cloudへの統合、Photoshopへの「AI レンダー」機能追加、Premiere Pro iOS版「Premiere Rush」のリリースなどが注目されています。これらの発表は、AIを活用したデザイン・動画制作の進化を示唆しています。

www.itmedia.co.jp

www.itmedia.co.jp

OSSの未来は?世界を支える「libxml2」プロジェクト放棄が突きつける課題

多くのOSやブラウザで利用されているXML処理ライブラリであるlibxml2プロジェクトのメンテナーが、報酬が得られないことへの不満からボランティアでの維持が困難になったと発表し、プロジェクトの管理を退任したことで、libxml2は事実上メンテナンスされていない状態となりました。これにより、OSS開発者への報酬不足や、大企業がOSS開発者に無償での貢献を求める現状への批判が浮き彫りになり、OSS開発の持続可能性と利用する大企業側の責任について、大きな課題が提起されています。

qiita.com

GitHub Octoverse 2025発表!TypeScriptがPythonを抜き人気言語No.1に

GitHubが発表した年次レポート「Octoverse 2025」によると、GitHubで最も使われている言語の1位はTypeScriptがPythonを抜き1位となり、開発者人口はインドが中国を抜いて2位、日本は6位となっています。AI開発支援ツール「GitHub Copilot」が広く普及し、コントリビュータが最も増えたOSSは「Zenブラウザ」であることが報告されました。

www.publickey1.jp

作業領域を4倍に!GPUに頼らず多画面拡張を実現するWiseeモニターの秘密

Wisee Cockpit Monitor 15.6inch フラッグシップセットは、GPUに負荷をかけずに、15.6型フルHDモニターを最大4画面まで拡張できる外付けモニターセットです。PCのGPUを使わない「GPU-Less構造」により、独立した映像処理で作業効率を高め、USB Type-Cケーブル1本で電源供給と映像信号伝送が可能なため、接続も簡単です。高品質なIPSパネルは色再現性も高く、見やすい非光沢仕様ですが、macOSなどWindows以外のOSでは別途設定が必要となります。

pc.watch.impress.co.jp

生成AI悪用詐欺が巧妙化!絵師が知るべき手口と自衛策

生成AI技術を悪用したイラストレーター詐欺の手口が報告されており、依頼主を装って報酬を先払いした後に線画ラフを入手し、それを元にAIで着色・仕上げを行い、ネット上で無断公開するといった事例が発生しています。この詐欺は、プロの線画を無料で手に入れ、AIによって高品質なイラストを低コストで量産することを目的としており、対策として、途中経過の作品にウォーターマークを入れたり、キャンセル時の条件を契約で明確に定めることが推奨されています。

www.techno-edge.net

クラウド市場最新動向:AWSが30%割れ、Google Cloudが成長を加速

2025年第3四半期のクラウドインフラ市場は前年比28%増の約16兆5700億円規模となり、生成AIの普及が市場成長を再び定着させました。この市場において、AWSのシェアは29%と30%を再び下回り、Microsoft Azureが20%、Google Cloudが13%のシェアを占めています。Tier 2プロバイダーでは、CoreWeaveやOpenAIなどが高い成長率を示しています。

www.publickey1.jp

Windows 11を使いこなす!Copilot ActionsとShellコマンドで生産性を最大化

「Copilot on Windows」に、PC操作を代行してくれる「Copilot Actions」機能が追加され、旅行写真の整理やダウンロードフォルダーの掃除といったローカルファイル処理に対応するようになりました。この機能は「Agent Workspace」という隔離された安全な環境で実行されますが、現在は実験的な機能であり、一部制限や誤動作の可能性があるので注意が必要です。また、Windows 11の非効率を解消する「Shellコマンド」の活用マニュアルとして、バッチファイルでデスクトップを開く方法(explorer shell:Desktop)や、設定項目を1箇所にまとめた「God Mode」の有効化・活用方法についても解説されています。

forest.watch.impress.co.jp

atmarkit.itmedia.co.jp

開発効率を劇的に向上!VS CodeとGitHub Copilotの進化

Visual Studio CodeのAIインラインサジェストがオープンソース化され、GitHub Copilot Chat拡張機能への統合が進み、2026年初頭には従来のGitHub Copilot拡張機能は非推奨となる一方、最新版VS CodeではCopilotが仕様や実装計画の作成を支援する「Planエージェント」機能が利用可能になりました。

forest.watch.impress.co.jp

www.publickey1.jp

驚きの統計!6桁ワンタイムパスワードで同じ数字が連続する確率

2要素認証などで利用される6桁のワンタイムパスワード(OTP)において、同じ数字が並びやすいという直感は統計的に自然な現象であり、OTPは秘密鍵と時間情報からRFC 6238などの国際標準仕様に基づき生成され、このアルゴリズムでは6桁のランダムな数字において約85%の確率で同じ数字が含まれ、約41%の確率で同じ数字が連続して出現することが統計的に示されています。

zenn.dev

総務省が「AIによるAI評価」システム開発へ!生成AIの信頼性をどう守る?

総務省は、生成AIの信頼性を評価するシステムを開発する方針を固めました。このシステムでは、複数のAIが差別表現や偏った回答をしていないかなどをチェックし、その評価結果を公開することで、利用者がAIを選ぶ際の参考にできるようにします。2026年度中の試作モデル提供を目指しており、日本の文化や価値観に沿ったAI利用の促進を目的としています。

www.yomiuri.co.jp

地方企業でもIT変革は可能!情シスが主導した中小企業のDX成功事例

元一般事務員だった高山さんが、IT業務の無秩序さに危機感を抱き、情シス専任担当を志願。上司の反対を乗り越え経営層への直談判で担当となり、ITインフラ整備やセキュリティ強化、基幹システム再構築などを経て社内のデータ共有文化を醸成し、IT部門の存在感を高めました。現在8人体制で内製化を進め、経営層との信頼関係は実績で築かれ、最短15分で決裁が下りることもあり、四国のITをリードする存在となっています。

enterprisezine.jp

18TB HDD時代に再燃する「容量の壁」問題!認識トラブルを避けるために

昨今の18TBといった大容量HDDにおいて、セクタ番号が2の32乗を超える場合に、古いUSB HDDケースなど一部の機器で認識しない問題が発生する可能性があり、これはHDD容量の増加に伴い機器や規格が対応できなくなる「容量の壁」と呼ばれる現象です。過去にも2GBや128GBといった容量の壁が存在しましたが、今回はセクタサイズが4096バイト(4KiB)となることで、古い機器との互換性が問題となるケースが出てきており、HDDメーカーの表記(1TB=1000GB)とコンピューターでの計算(1TiB=1024GiB)の違いも容量認識に影響を与えることがあります。

togetter.com

日本の自動運転はどこへ?テスラFSD上陸と国内勢の課題

テスラは、運転中にドライバーが常に注意を払うことを前提とした高度な運転支援システム「FSD (Supervised)」を日本で展開する準備を進めており、これは国際的な基準であるSAEレベル2に準拠し、2025年9月施行予定の国際的な新規則(UN-R171)にも対応するもので、2025年10月11日の「eXchange AI」イベントで詳細が発表されます。

www.itmedia.co.jp

ネットワーク貫通型攻撃から身を守る!IPAが警告するVPN機器の脆弱性対策

IPAがネットワーク機器・VPN機器の脆弱性や設定不備を悪用したネットワーク貫通型攻撃に注意喚起しており、ルーターやVPN機器が狙われ情報窃盗や攻撃の踏み台にされる恐れがあります。特に「ORB化」されると、他組織への攻撃拠点として悪用されるため、パスワード強化、パッチ適用、機器の更新・廃棄、VPN機器では監視強化やBCP策定が推奨されています。

internet.watch.impress.co.jp

MonotaROが語る開発生産性向上!失敗から見えた真の価値提供とは

MonotaROのECシステム開発チームによる、組織横断で取り組む開発生産性向上の経験談。単純な作業量ではなく、顧客への「価値提供」に焦点を当てることの重要性、Four Keysのような指標は現状把握の手段であり数値自体が目的ではないこと、ユーザーに価値を届ける最小単位でタスクを分ける「縦のタスク分割」の効果、そして開発チームだけでなく企画担当者など組織全体での密な連携が重要であるという結論に至るまでの失敗と学びが詳細に語られており、他の開発チームの参考になる内容です。

tech-blog.monotaro.com

iPhoneのサイドボタンが進化!日本限定でSiri以外の音声アシスタントも起動可能に

iPhoneのサイドボタンからSiri以外のサードパーティー製音声アシスタントを起動できる機能が、日本限定でiOS 26.2 beta 3に搭載されることが開発者向けドキュメントで公表されました。この機能により、音声対応アプリへの素早いアクセスが可能となりますが、利用にはApple IDの国設定が日本である必要があります。

gigazine.net

テキストエディタMeryが「QuickJS」搭載でJavaScriptマクロに対応!新機能も満載

フリーの高機能テキストエディター「Mery」の最新ベータ版v3.8.0が公開され、マクロエンジンとしてJavaScript互換の高速な「QuickJS」が採用されました。これはMicrosoftのVBScript廃止に伴う変更で、マクロファイル先頭に「#language javascript」と記述することで利用可能になります。また、新たにバイナリビューワー機能が追加されています。

forest.watch.impress.co.jp

賃貸でも安心!LIXILから後付けできるスマートロック「Ohea Lock」が登場

LIXILが、既存の室内ドアの見た目を損なわずにスマートロック化できる後付け型スマートロック「Ohea Lock」を発売しました。この製品は、ドライバー1本で約15分という短時間での設置が可能で、賃貸住宅でも原状回復が容易な点が特徴です。外から鍵が見えないデザインのため、ドアの外観を損なうことなくスマート化を実現できます。スマートフォンアプリを通じて施錠・解錠、利用履歴の確認が可能となり、鍵を持ち歩く必要がなくなります。これにより、在宅ワーク時のプライベート空間保護、子供の安全管理、訪問者への対応など、様々なシーンでの利便性向上が期待されます。

pc.watch.impress.co.jp