- Popover APIからsearch要素まで、最新HTML標準の新機能まとめ
- AppleのクローズドなAI戦略、オープンソース化断念の背景と人材流出
- PlaudとLimitlessを徹底比較!AIペンダントは日常をどう変えるか
- cheero製モバイルバッテリーの発火問題、山手線での事故からリコールまでを解説
- AWSがAIエージェント開発を加速させる新サービス群「Bedrock AgentCore」を発表
- AIエージェントの性能を最大限に引き出す「コンテキストエンジニアリング」入門
- トラックボール一体型キーボード「MDR Dasher」がギークの心をくすぐる
- 発火リスクを抑え長寿命化を実現する「準固体電池」搭載モバイルバッテリーが登場
- ITインフラ運用のオンコール負担を減らすための効果的な監視分類術
- ソニーグループが通信用半導体事業の売却を検討、その狙いとは
- 最大25Wの高速充電へ、新ワイヤレス充電規格「Qi2 25W」登場
- マイクロソフト製品の脆弱性を突くサイバー攻撃、被害拡大で米中間の新たな火種に
- Appleが採用する新UI「Liquid Glass」をCSSやReactで簡単に実装する方法
- AIコーディングを効率化する「Claude Code」の便利なカスタムコマンド活用術
- 青空文庫に特化したAIチャット「Humanitext Aozora」で文豪と対話する
- GMOの「ConoHa VPS」がAI対話操作に対応、サーバー管理の未来が変わるか
- GMOペパボCTO栗林健太郎氏が語る、はてな時代から現在までのキャリアと学び
- OSSコントリビューター必見!Gitのコミット履歴からメールアドレスが漏れる問題と対策
- Chromeに続きFirefoxも正式対応、次世代WebグラフィックスAPI「WebGPU」とは
- わずか4人のプログラマーで大規模ゲーム開発を実現した「Blueprint」活用術
- なぜ20年以上も「Ubuntu」を使い続けるのか?ベテランユーザーが語るその魅力
- AI時代のエンジニア生存戦略、マイクロソフト牛尾氏が提唱する「ディープコードリーディング」
- Androidユーザー待望、Google ウォレットでSuica・PASMOの移行・利用が可能に
- GoogleのAI「Gemini」が人間の思考プロセスで数学オリンピックの難問を解く
- Microsoft 365の情報を横断検索、AIアシスタント「Copilot Search」が一般提供開始
- AIエージェントの協調開発を実現する次世代VCS「Jujutsu」の革新性
- Linuxカーネル開発入門:コードの入手からビルドまでの基本手順
- AI生成コードの品質を保つ、仕様書とコードの整合性検証ツール「Semcheck」
Popover APIからsearch要素まで、最新HTML標準の新機能まとめ
HTMLは「HTML Living Standard」として継続的に進化しており、2019年以降、宣言的UI構築やブラウザネイティブ最適化が進んでいます。特に、要素をブラウザのトップレイヤーに配置しHTML属性でポップアップを簡単に制御できるPopover API、モーダルダイアログを簡単に実装できform要素との連携も強化されたDialog要素、アコーディオンのような排他制御をブラウザネイティブで可能にするdetails要素のname属性、要素とその子孫をまとめて無効化しアクセシビリティにも配慮したinert属性、UI構築やパフォーマンス、SEOを向上させるsearch要素、loading属性、fetchpriority属性、blocking属性、inputmode属性、enterkeyhint属性、rel属性のSEO対応値といった新機能が注目されています。
AppleのクローズドなAI戦略、オープンソース化断念の背景と人材流出
AppleはAIモデルのオープンソース化を検討していたものの、世間の批判や技術的な懸念を理由に断念し、AIをクローズドな状態でデバイスに統合する戦略を採用しています。この決定は、AI開発チームの士気を低下させ、主要人材がMetaへ流出する一因となり、プライバシー重視とAI分野での競争力維持というジレンマに直面するAppleの状況を示しています。
PlaudとLimitlessを徹底比較!AIペンダントは日常をどう変えるか
3ヶ月間AIペンダントを実際に使用した比較レビューとして、Plaud AI Note PinとLimitless Pendantに焦点を当て、それぞれの特徴、長所・短所、そしてどちらのデバイスがどのようなユーザーに適しているかを解説しています。AIペンダントは、24時間録音してAIが文字起こし・要約を行うウェアラブルデバイスであり、思考や会話の記録・整理に役立ちます。Plaud AI Note Pinは、録音開始・停止ボタンやプロファイル機能を持つものの、ファイル転送や文字起こしに時間がかかる点が指摘されています。一方、Limitless Pendantは、ボタンがなく会話のハイライト機能が特徴で、音声ファイルの自動転送、Type-C充電、API公開によるカスタマイズ性といった利便性の高さが強調されています。著者は、手軽さとAPIの開放性からLimitless Pendantを推奨しており、AIペンダントは「記録する生活」という新しいライフスタイルへの入り口となると結論づけています。
cheero製モバイルバッテリーの発火問題、山手線での事故からリコールまでを解説
山手線でのモバイルバッテリー発火事故は、cheero製モバイルバッテリー「cheero Flat 10000mAh」が原因と特定され、同社は23年からリコール対象品であったことを謝罪しました。この製品は2023年1月24日に発売され、旧モデルより約3000円安価で、最大2.4A出力に対応しiPhoneやAndroid端末の充電に最適です。一方、国民生活センターはモバイルバッテリーをカバンの中など熱がこもる場所に置かないよう注意喚起しており、cheeroは安全基準を満たさないと判断した充電器2機種の販売停止を発表し、ankerのような信頼できるメーカーの製品が推奨されています。
AWSがAIエージェント開発を加速させる新サービス群「Bedrock AgentCore」を発表
AWSがAIエージェント開発の「実験→本番」への難題を解決する新サービス群「Amazon Bedrock AgentCore」をリリースしました。AgentCoreは、AIエージェントの実行環境、記憶、認証、Web操作、コード実行、API連携、監視といった7つの機能を提供する部品集であり、これにより開発者はセキュリティやスケーラビリティ、記憶能力といった従来AIエージェントが抱えていた課題を解決し、より迅速かつ安全に実用的なAIエージェントを構築することが可能になります。特に、S3 Vectorsによる記憶装置コスト削減や、Nova ActによるWebサイト操作の自動化なども発表されており、AIエージェントは「面白い実験」から「必須のビジネスツール」へと進化し、導入が容易になりました。
AIエージェントの性能を最大限に引き出す「コンテキストエンジニアリング」入門
AI(エージェント)が指示や情報を効率的に処理できるよう、適切な情報(コンテキスト)を管理・提供するコンテキストエンジニアリングは、AIの性能を最大限に引き出し、複雑な指示でも迷わず正しく実行させるために必要不可欠な技術です。AIには一度に処理できる情報量や、複数の指示を正確に把握する能力に限界(Lost in the Middleなど)があるため、外部への情報保存・再利用、必要な情報だけの選別、情報の圧縮、問題分割といった手法でその限界を克服します。これにより、AIに「小さな指示」と「必要十分な情報」および「実行可能な手段」を提供し、問題解決能力を高めることが目的となります。
トラックボール一体型キーボード「MDR Dasher」がギークの心をくすぐる
米Atomic Keyboardが、トラックボール一体型キーボード「MDR Dasher Keyboard」を発表し、8月中旬からKickstarterでの支援募集を予定しています。このキーボードは、大型トラックボールと交換可能なキー配列が特徴で、「神秘的かつ重要」な仕事向けに設計されています。レトロな「Innie」や現代的な「Outie」といった複数のキー配列が用意されており、7kgの堅牢な筐体や、Webでのキーカスタマイズ機能も搭載されています。
発火リスクを抑え長寿命化を実現する「準固体電池」搭載モバイルバッテリーが登場
株式会社磁気研究所が、発火リスクが低く充放電回数が従来品の約4倍(約2,000回)に向上した「準固体リチウムイオン電池」を搭載したモバイルバッテリーを発売します。この製品は、30W PD急速充電と15Wワイヤレス充電に対応しており、バッテリー残量表示やスマホスタンドも内蔵しています。価格は5,500円で、8月上旬に発売予定です。
ITインフラ運用のオンコール負担を減らすための効果的な監視分類術
ITインフラ運用におけるオンコール対応を削減するため、監視項目の「ユーザーへの影響度」や「対応の緊急度」による分類が重要であると論じる記事です。外形監視はオンコール対象になりやすいものの、誤報対策が不可欠であり、50Xエラーや死活監視などは自動復旧の可能性を考慮し、影響度を慎重に判断する必要があるとのことです。成功には、監視分類の継続的な見直しと関係者との合意形成が鍵となります。
ソニーグループが通信用半導体事業の売却を検討、その狙いとは
ソニーグループが、ネットワーク機器向け半導体を製造するイスラエルの子会社である通信用半導体事業の売却を検討しており、これはエンターテインメント事業への注力を強化するためであり、売却額は3億ドル程度と見込まれ、早期売却の可能性も示唆されています。
最大25Wの高速充電へ、新ワイヤレス充電規格「Qi2 25W」登場
無接点充電規格「Qi」の次世代版である「Qi2 25W」が発表され、最大25Wの高速充電が可能になりました。この規格は、iPhoneだけでなく主要Androidデバイスもサポートし、消費者が最も重視する高速充電性能を大幅に向上させます。現在、数百台のデバイスが認証待ちであり、今後の普及が加速すると期待されています。
マイクロソフト製品の脆弱性を突くサイバー攻撃、被害拡大で米中間の新たな火種に
マイクロソフトの文書管理ソフト「シェアポイント」を標的としたサイバー攻撃が拡大しており、約400件の企業・団体が被害を受け、米国政府機関も標的となったことが判明しました。マイクロソフトは中国のハッカー集団による犯行と非難しており、米中間の緊張が高まる火種となっています。実際の被害件数は今後も増加する懸念があります。
Appleが採用する新UI「Liquid Glass」をCSSやReactで簡単に実装する方法
Appleの2025年秋リリースiOS 26に採用される新UIデザイン「Liquid Glass」は、ガラスのような透明感と流動性を持ち、コンテンツに合わせて変化する美しいデザインが特徴であり、従来のグラスモーフィズムとは異なり、リアルな動きと奥行き、レスポンシブ対応を実現しており、「Liquid Glassifier」というツールを用いることで、HTML、React、Vueなどでテキスト、形状、色、角の丸みなどをカスタマイズし、コードを生成して簡単に実装することが可能です。
AIコーディングを効率化する「Claude Code」の便利なカスタムコマンド活用術
Claude Code Cookbookは、Claude Codeをより便利に使うための設定集であり、カスタムコマンド、専門家役割設定、自動実行スクリプトの3機能で開発効率を向上させます。カスタムコマンドでは、「Commands:」を通じてCI監視、PR自動作成、コミット自動分割などが可能になり、「Roles:」では専門家同士の議論を俯瞰し最適な設計を検討、さらに「Hooks:」で開発作業を自動化し、自身のワークフローに合わせてカスタマイズもできます。
青空文庫に特化したAIチャット「Humanitext Aozora」で文豪と対話する
AI文章生成サービス「Humanitext Aozora」が公開され、青空文庫の作品に特化して7000文字までのAI文章を生成できます。Gemini Pro、GPT-4 Turbo、GPT-4o mini、Claude 3 Opusの4種類のAIモデルが利用可能で、AI文章生成のためのプロンプト作成支援機能も提供されています。
GMOの「ConoHa VPS」がAI対話操作に対応、サーバー管理の未来が変わるか
GMOインターネットが提供する「ConoHa VPS byGMO」が、国内クラウド事業者として初めてAI連携技術「MCP」に対応し、AIと自然言語で対話しながらサーバー構築・運用が可能になりました。これにより、専門知識がないユーザーでも直感的なサーバー操作が実現し、この技術はGitHubでオープンソースとして公開されています。
GMOペパボCTO栗林健太郎氏が語る、はてな時代から現在までのキャリアと学び
GMOペパボCTOの栗林健太郎氏(antipop氏)が、はてな時代の経験と現在のCTO業務、新規事業開発について語ります。特に、CTOとしてAIを活用したDXソリューション開発に注力する中で、エンジニア視点と事業責任者視点の両立の難しさや、顧客に響くプロダクト作りの重要性を強調。また、子育てから得た新しい視点や、はてな時代が学びの基礎となったこと、そしてはてなの事業構造変化への評価も交えて語られています。
OSSコントリビューター必見!Gitのコミット履歴からメールアドレスが漏れる問題と対策
GitでOSSを公開する際に、コミット履歴に登録されたメールアドレスが公開される問題について、GitHub提供の秘匿アドレスへの設定変更で今後のコミットでの個人アドレス記録を防げること、過去のコミット履歴の個人アドレス書き換えにはフォースプッシュという危険な履歴改変作業が必要だが、フォークされたリポジトリには反映されないためメールアドレスが残る可能性があることを解説しています。
Chromeに続きFirefoxも正式対応、次世代WebグラフィックスAPI「WebGPU」とは
Firefox 141でWebGPUが正式対応し、WebGLの後継としてGPUの高速描画とGPGPUを可能にしたことで、Babylon.jsやThree.jsといったライブラリも対応が進み、主要ブラウザでの利用が期待されます。
わずか4人のプログラマーで大規模ゲーム開発を実現した「Blueprint」活用術
『Clair Obscur: Expedition 33』は、わずか4人のプログラマーという少数精鋭チームで、Unreal Engineの「Blueprint」を95%活用し、コードを極力書かずに大規模ゲームを開発した事例です。このアプローチにより、プログラマー以外のメンバーも開発に貢献し、効率化を図りつつ、再利用可能なスクリプトと「Game Action Executor」を駆使して高品質なゲームを完成させました。ただし、デバッグの困難さといったデメリットも存在します。
なぜ20年以上も「Ubuntu」を使い続けるのか?ベテランユーザーが語るその魅力
20年以上Linuxを愛用し、現在はUbuntuベースのディストリビューションを使い続けるユーザーが、Ubuntuの6つの魅力を紹介しています。その魅力とは、信頼性が高く、ほとんど失敗しないアップデート、初心者にも優しい美しく使いやすいインストーラー、充実したハードウェア認識とサポート、そして企業がLinux向けドライバー開発でUbuntuを優先する傾向にある点です。
AI時代のエンジニア生存戦略、マイクロソフト牛尾氏が提唱する「ディープコードリーディング」
マイクロソフトの牛尾剛氏は、AI時代においてエンジニアの成長には「読む力」、特に「ディープコードリーディング」が不可欠であると提唱しています。これはAIツールなどを活用し、コードを100%理解するまで徹底的に読み込む学習法であり、システムの構造や開発プロセス全体への理解を深め、自信にも繋がります。トップエンジニアの速さや質の高いコードは、知識の記憶ではなく、コードを即座に読み解く「高速な理解力」に支えられており、今後は「書く」前に「読む」ことを重視し、AIを「理解」や「判断」を助けるパートナーとして活用することが重要です。
Androidユーザー待望、Google ウォレットでSuica・PASMOの移行・利用が可能に
GoogleウォレットアプリでSuicaおよびPASMOの移行が可能になり、Androidスマートフォンユーザーは公共交通機関の利用や買い物がさらに便利になります。Google Payアプリから直接、SuicaのチャージやPASMOのチャージ・定期券購入が行えるようになり、これまでiPhoneユーザーに限られていた機能がAndroidでも利用可能になりました。
GoogleのAI「Gemini」が人間の思考プロセスで数学オリンピックの難問を解く
GoogleのAI「Gemini Deep Think」が、人間と同じ4時間30分の制限時間内に自然言語で数学オリンピックの問題に挑戦し、6問中5問正解、35ポイント獲得という金メダル級の成績を収めました。このAIはGoogle AI Ultra加入者向けに提供予定で、Googleは公平性を考慮しOpenAIの同様の発表よりも遅れてこの成果を公表しました。
Microsoft 365の情報を横断検索、AIアシスタント「Copilot Search」が一般提供開始
Microsoft 365 Copilot Searchの一般提供が開始され、Microsoft 365 Copilotライセンスの一部として追加費用なしで利用可能になりました。この機能により、AIがMicrosoft 365内の情報を文脈を理解して横断検索できるようになり、さらにカスタムコネクターを使えばMicrosoft以外のサービスも検索対象に含めることができます。デスクトップ、Web、モバイルの各プラットフォームで利用でき、セキュリティも強化されています。
AIエージェントの協調開発を実現する次世代VCS「Jujutsu」の革新性
AI開発の効率を劇的に向上させる次世代バージョン管理システム「Jujutsu」は、複数のAI(Gemini CLI)が同時に開発してもコンフリクトなくスムーズに連携できる画期的なシステムです。コンフリクトをデータとして扱い、そのままコミットできるため、開発が中断されることなく、Googleの経験に基づき大規模開発におけるバージョン管理の課題を解決し、AI開発における生産性を大幅に向上させ、未来の共同開発を可能にします。
Linuxカーネル開発入門:コードの入手からビルドまでの基本手順
Linuxカーネルのコード解析の第一歩として、kernel.orgからのコード入手方法、DocumentationディレクトリやDocumentation/内の参照方法、そしてmake oldconfigやmake localmodconfigによる.configファイル作成、make -jによる並列ビルド、make modules_installとmake installによるビルド・インストールの基本手順を解説しています。
AI生成コードの品質を保つ、仕様書とコードの整合性検証ツール「Semcheck」
AIが生成したコードの正確性を向上させるために、仕様書(Markdown)とコードの要求事項が合致しているかを検証するGo言語製ツール「Semcheck」が紹介されており、OpenAI、Anthropicなどの複数のLLMに対応し、CI/CDへの統合も可能であること、そしてFastAPIで実装したユーザー管理APIに意図的に仕様違反を埋め込みLLMの検出精度を検証した結果、ローカルLLMよりもGPT-4などのフロンティアモデルの方が検出精度が高い傾向があったことが詳細に説明されています。
