Engineer's Digest - 忙しいエンジニアのための技術情報ダイジェスト

忙しいエンジニアのための技術情報ダイジェスト。前日の話題をサクッと把握!

2025/07/09 #245 - 今日の技術情報ダイジェスト

エクスプローラーとWindhawkでフォルダサイズを分かりやすく表示する方法

Windowsのエクスプローラーでフォルダサイズを一覧表示可能にする方法として、超高速ファイル検索ツール「Everything」とシステムカスタマイズツール「Windhawk」の組み合わせを紹介します。「Everything」をインストール後、オプションでフォルダサイズ表示を有効にし、次に「Windhawk」をインストールして「Better file sizes in Explorer details」というModを有効化することで、エクスプローラーのリストビューでフォルダサイズが表示できるようになります。

forest.watch.impress.co.jp

AIスキルは「コンテキスト・エンジニアリング」へ進化!今後のAI活用戦略

AIスキルは「プロンプト」から「コンテキスト・エンジニアリング」へと進化しており、パナソニックはAI活用に向けた組織体制を構築し、Sakana AIは複数LLM連携技術「AB-MCTS」で高精度推論を実現、慶應大はAIレポート対策に「プロンプトインジェクション」の教育利用を検討、そしてGoogleスプレッドシートにGeminiが搭載されデータ集計・資料作成が容易になったことが報じられています。

ledge.ai

Pythonと生成AIで株式投資のスクリーニング結果を自動通知するBot開発

Pythonを用いて、仕事終わりでも株式投資を諦めないためのBotを作成する記事(中編)では、銘柄スクリーニング結果を自動で画像化し、X(旧Twitter)に投稿する方法が解説されています。生成AIの活用によりスクリーニング速度を100倍に向上させる技術や、相場状況を数値化し最適な銘柄選抜パターンを自動で選択する仕組みが導入されており、選定銘柄リストや個別銘柄のチャートを画像生成して投稿する具体的な手順が示されています。今後は自動実行やデータ蓄積など、Botの運用効率化も予定されています。

qiita.com

Claude CodeでHTMLとTailwind CSSを使ったモックアップを簡単に作成

Claude Codeを活用することで、HTMLとTailwind CSS(CDN版)を用いたモックアップ開発が驚くほど容易になります。特にCSSの知識に自信がないエンジニアでも、日本語での指示だけで意図したデザインを再現可能です。さらに、生成されたコードはReactへの書き出しや自動生成にも対応しており、開発プロセス全体の効率化に貢献します。Figmaなどでのデザイン作業と比較しても、Claude Codeはコード生成の迅速さ、デザイン修正の容易さ、そして最終的な開発スピードの大幅な向上といった点で、エンジニアの生産性を飛躍的に高める強力なツールと言えるでしょう。

voluntas.ghost.io

実務でClaude Codeを使いこなすための開発環境設定と工夫

実務でClaude Codeを複数プロダクト開発で活用するため、複数のプロジェクトリポジトリを一つのディレクトリにまとめ、Claude Codeに横断的に参照させる方法や、CLAUDE.mdでプロジェクト構成やルールを明記してClaude Codeの理解を助けること、長文プロンプトはファイル管理し、簡潔な指示で実行できるようにすること、settings.jsonでコマンド実行権限を適切に設定してセキュリティを確保すること、そしてGitHub CLI, jq, Ripgrepといった必須ツールを事前にインストールしてスムーズな動作を促す方法について解説しています。

zenn.dev

シェルで入力中のコマンドを一時保存して後から実行する便利な小技

シェルで長いコマンドを入力中に、一時的にそのコマンドを保存し、後から再実行する方法について解説します。入力中のコマンドの先頭に「#」を付与してEnterキーを押すことで、そのコマンドは実行されずにコメントとしてシェル履歴に保存されます。これにより、一時的に別のコマンドを実行する必要が生じた際でも、入力中のコマンドを失うことなく作業を中断できます。作業完了後、シェルの履歴機能を活用し、保存されたコマンドの先頭に付けた「#」を削除してから再度実行することで、元のコマンドを簡単に再開・実行することが可能です。これはシェルの特別な機能ではなく、基本的な履歴機能を利用したテクニックであり、コマンド入力ミスを防ぎ、作業効率を向上させるのに役立ちます。

zenn.dev

開発チームがClaude Codeを効果的に活用するための条件

AIコーディングエージェントの活用は、開発チームの成熟度とコードの品質に大きく左右され、品質と成熟度が低いチームではAIの活用範囲は限定的となるため、最新機能開発にAIを活用するには、まずコードのモダン化とチーム成熟度向上といった地道な改善が近道となります。

note.com

Bun v1.2がリリース!高速JavaScript実行環境と開発ツールキットの進化

Bun v1.2 は、PostgreSQL、S3、WebSocket 等のネイティブサポート強化、ReadableStream からのテキスト・JSON 読み取り機能追加、依存関係脆弱性スキャン機能 bun audit の導入、そして Node.js 互換性の向上を実現した、高速な JavaScript 実行環境であり、パッケージマネージャー、テストランナー、バンドラーも内蔵した開発ツールキットです。

bun.sh

パスキーの安全性は多要素認証と同等?フィッシング耐性についても解説

パスキーの安全性に関する考察として、多要素認証と同等と見なせる場合があること、特にスマートフォンでの生体認証は「所有」と「生体」の要素を満たす一方、PCでは生体認証がない場合にパスキー単体では「所有」のみになる可能性に言及しています。また、UVフラグが真の場合、パスキーは多要素認証と同等の安全性を有するという技術的な側面や、パスキーがフィッシング耐性を持ち、パスワードとTOTP(ワンタイムパスワード)の組み合わせよりも安全性が高いと考えられる点について解説しています。

cockscomb.hatenablog.com

IT社長が自治会会長に!情報共有基盤整備からAI活用まで10の改革

IT企業の社長が自治会会長に就任した際に実施した10の取り組みとして、全役員へのGoogleアカウント付与による情報共有基盤整備、事前情報共有による会議時間短縮、Googleサイトを用いたホームページ刷新による住民への情報発信強化、行政との連携デジタル化による業務負担軽減と迅速な情報共有、時代に合わせたイベントの見直しと地域課題への注力、若い世代の参加促進に向けた仕組みづくり、情報の透明化による役員負担軽減と住民の不安解消、防災のためのLINE公式アカウント活用検討、会費徴収のキャッシュレス化検討による利便性向上、そして生成AIを活用した議事録作成や情報整理の効率化が紹介されています。

dev.classmethod.jp

充電の手間から解放!有線接続に戻したマウスとイヤホン体験談

有線イヤホンは充電不要で紛失や接続切れの心配がない一方、無線マウスは置き場所を選ばないものの動きが不安定になることがあります。有線マウスは安定した操作感を提供しますが配置に工夫が必要であり、充電の手間や電池切れを避けたい場合は有線接続が好まれる傾向があり、一部ユーザーはPCとの接続安定性から有線を選んでいます。

posfie.com

NotionとAIエディタCursor連携でチームのナレッジを「集合知AI」に変える方法

NotionとAIエディタCursorを連携させ、チームの生産性を劇的に向上させる方法を紹介します。AIがNotion上のナレッジを学習し「超優秀な同僚」として機能する「Notion MCP」により、議事録分析や資料作成を自動化できます。さらに、Cursorの「Rules」機能で商談分析や業務フロー作成といった複雑な作業も定型化・自動化可能となり、これはAIとの協業スタイルを変革するパラダイムシフトをもたらします。

note.com

生成AIの個人利用率は日本は26%!企業利用やリスク、通信基盤の懸念も

日本の個人における生成AIの利用率は26.7%と、米国や中国に比べて低い水準にあり、その主な理由として「必要ない」「使い方が分からない」といった回答が多く見られました。世代別では若い世代の利用率が高い一方で、高齢になるほど利用率は低下する傾向が確認されています。企業においても、生成AIの利用率は海外と比較して低く、活用方針も消極的な企業が多い状況です。さらに、生成AIの普及に伴うリスクや、通信基盤における外国依存への懸念も指摘されており、今後の普及に向けた課題が浮き彫りになっています。

www.nikkei.com

動画編集ソフト「AviUtl ExEdit2」テスト版公開!拡張編集ごと作り直し

定番の無料動画編集ツールである「AviUtl」の開発が約6年ぶりに再始動し、「AviUtl ExEdit2」のversion2 beta1がテスト版として公開されました。この新バージョンは、従来の「AviUtl」と「拡張編集プラグイン」を統合し、ゼロから再構築されたもので、Windows 10以降に対応しています。基本的な編集機能は従来のバージョンとの互換性も確保されていますが、テスト版のため一部機能に制限があったり、特定のPC環境が必要となる場合があります。

forest.watch.impress.co.jp

AWS Strands Agents Meetup開催!Pythonコード3行でAIエージェント構築

JAWS-UG東京 Strands Agents Meetupでは、AWS発のAIエージェント構築フレームワーク「Strands」を学びます。このフレームワークを使えば、わずか3行のPythonコードでAIエージェントを作成可能であり、話題のMCP対応アプリも開発できます。勉強会は1時間以内で終了し、参加にはJAWS-UGのルール・マナー遵守が求められます。

jawsug.connpass.com

動画編集ソフト「AviUtl」の次期バージョンExEdit2 beta1公開!64bit対応で高画質・高速化

動画編集ソフト「AviUtl」の拡張編集プラグイン「ExEdit2 beta1」が公開され、編集画面の刷新や64bit対応を実現、Windows 10以降でDirectX 11.3やAVX2などの技術を活用して高画質化・高速化を目指しており、開発者はバグ修正や機能追加を継続する意向で、AviUtlのKEN製作所にて公開されています。

www.itmedia.co.jp

経費精算の差し戻しゼロへ!バクラク、AIエージェント「AI申請レビュー」リリース

LayerX社は、経費精算システム「バクラク経費精算」にAIエージェント「AI申請レビュー」をリリースしました。この新機能は、AIが社内規定やルールに基づき、経費申請の内容と添付ファイルをリアルタイムで自動レビューし、差し戻しや修正といったノンコア業務を削減することで、申請者および承認者の生産性向上と負担軽減を目指します。

bakuraku.jp

社内AI推進担当者が抱える「つらさ」とは?PoCの無限ループ、情熱が伝わらない壁など

社内AI推進担当者が直面する、PoCの無限ループ、情熱が伝わらない壁、孤独な戦い、目的化するPoCといった「つらさ」をまとめた記事。社外のイベント参加など、AI仲間との情報交換が精神的な支えになることにも触れています。

note.com

SlackからCRM顧客情報を横断検索!MCPとAIエージェント活用術

Findy Tech Blogの記事では、MCPとAIエージェントを活用して複数のCRM顧客情報をSlack上で簡単に検索できるようにした事例が紹介されています。このシステムは、データサイロ化を解消し、Google Cloud統合やADKを用いた開発効率化、オーケストレーション設計やSlack連携による利便性向上を実現しました。その結果、利用者の40%が活用し、社内連携の迅速化に貢献しています。

tech.findy.co.jp

「この表示」でマルウェア感染?Windows・MacユーザーはClickFix攻撃に注意

Forbes JAPANの記事では、ジョン・ハモンド氏が発見した、ユーザーが意図せずハッキングを許可してしまう新しいサイバー攻撃である「ClickFix攻撃」に似たマルウェアについて解説されています。被害に遭う可能性があるため、セキュリティ対策の重要性が強調されています。

news.yahoo.co.jp

AI機能満載のChromebook Plus登場!Windows・Macを超える性能

Googleとレノボが共同開発した新型Chromebook「Chromebook Plus Gen 10」は、AIタスク処理に優れた高性能モデルで、AI機能の進化としてテキスト選択からのAI画像生成やタブ・ドキュメントの自動整理機能を搭載、さらにMediaTekの最新チップ「Kompanio Ultra 910」を初搭載し高いAI処理性能と長時間バッテリー駆動を実現、ChromeOSのアップデートで「選択して検索」や画像内のテキスト抽出機能を追加、有料AIサービス「AI Proプラン」の1年間無料利用権も付属し、手頃な価格で最新AIを活用できる点が紹介されています。

japan.cnet.com

開発効率を上げるMakefile活用術!タスク整理、自動ドキュメント化、認知負荷軽減

職場のプロジェクトにMakefileを配置し、タスクランナーとして整理・改善する過程で、コメントからの自動ドキュメント化やawkスクリプトを用いたグルーピングと色付けによる大量タスクの認知負荷軽減策が紹介されており、これはPlatform Engineeringの視点と、ログラスにおける開発環境改善文化の促進に通じるものである。

zenn.dev

バイブコーディングを加速!AIが理解しやすいログ作成ライブラリ「Vibe Logger」入門

AIが理解しやすいログを作成するPythonライブラリ「VibeLogger」を紹介。従来のログは人間向けだったが、VibeLoggerは「なぜ」「どこで」「どうすべきか」をAIに伝えることで、Claude CodeなどのAI助手がデバッグを効率的に支援し、相関IDで処理を紐付け、エラーやパフォーマンス分析、ユーザー行動分析に活用可能。AIとの連携でコーディング効率が向上し、デバッグ作業が楽になる。

note.com

解凍・圧縮ソフト「7-Zip」v25.00リリース!64コア活用改善と圧縮パフォーマンス向上

人気の無料圧縮・解凍ソフト「7-Zip」の最新版v25.00がリリースされ、64CPUスレッド以上の利用や圧縮速度の向上が図られています。具体的には、bzip2圧縮は15~40%、deflate圧縮は1~3%速度が向上し、zip、cpio、fatアーカイブのサポートも改善、不具合や脆弱性も修正されています。Windows 2000以降に対応し、公式サイトや窓の杜から無料でダウンロード可能です。

forest.watch.impress.co.jp

Adobe CCプラン改定!生成AI無制限のProと制限付きStandard、値上げに注意

Adobeは、既存のCreative Cloudコンプリートプランを廃止し、2025年8月1日から「Creative Cloud Pro」と「Creative Cloud Standard」の2つの新プランに変更します。既存ユーザーは特別な手続きなしで「Creative Cloud Pro」に自動移行しますが、このプランでは従来のコンプリートプランと同等の生成AI機能が無制限で利用できる代わりに月額料金が値上げされます。一方、「Creative Cloud Standard」は生成AI機能が月25クレジットに制限される代わりに月額料金が値下げされるため、ユーザーは契約更新前にどちらのプランが自身の利用状況に適しているかを検討する必要があります。

www.gizmodo.jp

Windows 10サポート延長、Microsoftアカウントが必要に!最大10台まで利用可能

Windows 10のサポート期間延長プログラム(ESU)は、2023年10月以降もサポートを継続したいユーザー向けの有料サービスであり、利用にはMicrosoftアカウントでのサインインが必須となります。このプログラムはWindows 10バージョン22H2の特定の家庭向けエディションを対象としており、ライセンスはMicrosoftアカウントと紐づくため、管理者権限を持つアカウントでの利用が推奨されます。プログラムの無料取得方法としては、「Windowsバックアップ」設定のクラウド同期機能を利用するか、「Microsoft Rewards」ポイントを活用する方法があります。本プログラムは7月より一般提供が開始され、最大10台のデバイスまで利用可能です。

forest.watch.impress.co.jp

Playwright MCPとAIでe2eテストを効率化!実践と課題、そして未来への展望

Microsoftが公開したPlaywright MCPとAIコードエディタCursorを活用し、e2eテストの効率化を目指す試みを詳述。初期はAIの指示解釈やツール不足に課題があったものの、ExecuteAutomationのMCP Server導入により改善。テストの安定化には、英語での指示や要素の対照表作成が有効であると発見した。複雑なUI操作の難しさは残るものの、対話的な実行やスクリーンショットによる動画化が可能であり、e2eテストのボトルネック解消と品質維持の両立に向けた新たな可能性を示唆している。

zenn.dev

Windows 11シェアがWindows 10を超える!延長サポートは2026年10月まで

StatCounterの調査によると、「Windows 11」のシェアが「Windows 10」を上回ったことが報告されています。MicrosoftはWindows 10の延長サポート(ESU)を2026年10月13日まで有料で提供し、セキュリティ更新プログラムを受け取れるようにしますが、Windows 11への移行を強く推奨しています。Windows 11では機能アップデートも提供されており、現在Microsoft Rewardsでは1000ポイントを獲得できるキャンペーンも実施中です。この情報はITmedia NEWSからのものです。

www.itmedia.co.jp

最新PC新製品からAI・スマートウォッチまで!注目のテクノロジー情報

本記事では、注目のPC新製品としてバッテリー交換可能なノートPCや高性能ゲーミングPCを紹介するとともに、最新のAI技術、スマートウォッチ、PC周辺機器のレビュー記事、ランサムウェア対策や業務自動化といったビジネス向けセキュリティ・効率化ノウハウ、キャンペーン情報、PC選びのコツ、パーツ比較まで、読者の疑問や悩みに答える幅広いテクノロジー情報を網羅的に提供しています。さらに、画像生成AI「Midjourney」の動画生成方法についても、非常に簡単な手順で解説しています。

ascii.jp

AWS Organizations推奨OU構成ベストプラクティス2025年度版!SCPの継承概念廃止に注意

AWS Organizationsの推奨OU構成が2025年度版として更新され、SCP(サービスコントロールポリシー)が各エンティティに直接アタッチされるよう変更されたことで「継承」の概念が廃止され、より明瞭になりました。この改訂では、既存OUを統合するための4つの新しい親OUが追加され、合計16のOU構成が推奨されていますが、OUのネスト数上限(5)には注意が必要です。既存環境への新OU追加は、作業負荷を考慮して慎重に検討することが求められます。

blog.serverworks.co.jp