Engineer's Digest - 忙しいエンジニアのための技術情報ダイジェスト

忙しいエンジニアのための技術情報ダイジェスト。前日の話題をサクッと把握!

2025/06/30 #236 - 今日の技術情報ダイジェスト

AIアシスタント「Claude Code」をプロジェクトに活用する実践的Tips集

Claude Codeは、コマンド一つでMCPサーバを簡単に設定できるツールであり、Playwright、ArXiv、YouTube、Gemini連携検索、VOICEVOX連携といった様々なMCPサーバの利用を可能にします。この設定は、mcpコマンドを通じて行われ、設定スコープの選択や、mcp listmcp removeコマンドによる管理も可能です。さらに、Claude CodeはOpenAI APIのo3 modelと連携することで、ChatGPT (o3 model) がWeb検索に対応し、Claude Codeから直接検索結果に基づいた回答を得られるようになり、開発効率や自己解決能力の向上が期待できます。Claude Codeをプロジェクトに適用するTipsとしては、適切な設定と使い分けによるAIの破綻防止、設計・タスク整理・実装の分離、CLAUDE.mdやMCPによるグローバル設定・機能拡張、思考拡張機能の活用、そしてGit Worktreeやカスタムコマンドによる作業効率化が挙げられます。また、ObsidianとClaude Codeを連携させることで、過去の情報を自然言語で検索し、デイリーノートやthinoプラグイン、コマンドラインからのメモ記録で継続的な情報蓄積を図り、会議メモもGeminiで要約後Obsidianに保存することで、情報管理を効率化し、タスクの一元管理を実現できます。AIが設定したルールを忘れがちな問題に対しては、XML形式でルールを毎回出力させる再帰的な仕組みや、「AI運用5原則を毎回表示しろ」と指示する手法が有効です。BigQuery分析においては、AIにいきなりクエリを書かせず、データ探索方法を教え、テーブル情報を蓄積させることで分析精度が向上し、基本的な集計は問題なく行えますが、大量データへのクエリや妥当性確認は人間による確認が必要です。これらの機能は他のデータソースにも応用可能であり、今後の業務効率化が期待されます。特に、Claude Codeの機能拡張性の高さと、外部サービスとの連携による検索力と問題解決能力の飛躍的な向上が、エンジニアにとって強力な武器となるでしょう。

zenn.dev

zenn.dev

qiita.com

www.m3tech.blog

zenn.dev

www.m3tech.blog

AIツール「Gemini CLI」を使いこなす!インストールから活用術まで完全ガイド

Gemini CLIは、GoogleのAI「Gemini」をターミナルから利用できるオープンソースツールであり、AIとの対話、ファイル操作、シェルコマンド実行、Web検索など多様な機能を提供しますが、現時点では不具合が多く、Claude Codeの方が安定しているという報告もあり、コーディングよりも動画生成などに適している可能性が指摘されています。初心者でもPCにNode.jsをインストールし、Gemini CLIをインストールしてGoogleアカウントでログインすることで利用開始できますが、無料版は個人利用に限り寛大な利用枠があるものの、データ学習されるためクライアントワークは不可です。また、Gemini CLIはスマホから自宅PCに安全に接続し、プログラミング作業を行うための「Tailscale」や「OpenSSH」と組み合わせて利用することも可能で、低消費電力のミニPCとスマホやタブレットがあれば場所を選ばず気軽にプログラミングができるようになります。開発ワークフローを効率化する強力な開発支援ツールとして、設定ファイルや環境変数でのカスタマイズ、安全な実行も可能であり、AI開発の進化は速く、AIエージェント規格MCPの更新やAIによる開発における基礎学習の重要性も議論されており、AI活用が進む中、ソフトウェアエンジニアの仕事内容も変化していくと考えられます。

note.com

note.com

zenn.dev

qiita.com

AIの現状と可能性:私たちの生活や仕事にどう影響するか

AIは得意分野以外での情報提供に間違いが多く、検索エンジンと同様の使い方では真価を発揮せず、期待通りの性能を示さない可能性がある一方で、的確なプロンプトによる指示で能力を引き出すことで、計算やプログラミング、文章作成などの補助として人間の能力を拡張する可能性を秘めた「道具」として捉えるべきだという指摘があり、AIの過大評価や過度な期待は禁物です。

anond.hatelabo.jp

anond.hatelabo.jp

開発効率を高めるCLIツールの活用法

Rust製CLIツール「mise」は、開発に便利なタスクランナー機能でスクリプト登録やNode.js、Python等のバージョン管理、AIツールCLIパッケージ管理、環境変数管理を可能にし、仮想端末ソフト「byobu」はtmuxのラッパーとしてmacOSやLinuxで動作し、長時間作業、複数ウィンドウ管理、SSH接続での作業継続をファンクションキー操作で簡単に実現し、開発効率を向上させるでしょう。

zenn.dev

zenn.dev

データ圧縮・展開のお悩み解決:おすすめソフトと文字化け対策

【2025年】zip圧縮・展開 おすすめソフト12選まとめ+解説【Win・Mac対応、文字化けよさらば!】:zipファイルでファイル名が文字化けする問題は、macOSの仕様と古い文字コード「Shift JIS」が主な原因ですが、現在はUnicode (UTF-8) を使用するのが基本です。Windows 11はUTF-8に対応していますが、macOSの標準機能だけでは不十分な場合があります。macOSユーザーには「Keka」の使用が推奨され、古い「Shift JIS」対応ソフトは文字化けの原因となるため非推奨です。

qiita.com

ファイル転送の高速化:LANケーブル直結のススメと実用例

PC2台をLANケーブルで直結しIPアドレスを固定設定することで、SMBプロトコルを利用したワイヤレート近くが出る高速ファイル転送が可能になり、データ移行やOutlookの巨大ファイルの問題解決に役立つ方法が解説されています。最近の機器ではクロスケーブル・ストレートケーブルどちらでも接続できる場合が多く、ルーターやハブ経由での設定も紹介されており、有線接続の安定性と高速性が強調されています。

togetter.com

Googleの軽量AIモデル「Gemma 3n」が登場!その特徴と可能性

Googleが、わずか2GBのメモリ使用量でスマートフォンでも動作する軽量オープンウェイトモデル「Gemma 3n」を正式リリースしました。音声、動画、画像も扱えるマルチモーダルAIであり、オープンウェイトモデルのため開発者は自由に利用可能です。MatFormerアーキテクチャと省メモリ技術を採用し、一部ベンチマークでは商用モデルを上回る性能を発揮します。

gigazine.net

AI時代のエンジニアリング:未来予測とスキルの変化

生成AIの登場はエンジニアの役割を「作業者」から「判断者」へと変え、コード生成の自動化が進む中で「何を作るか」「なぜ作るか」といった判断がより重要になり、IT業界は製造業や農業など他の産業よりも速いスピードでこの構造転換を進めています。これにより、プロンプトエンジニアやテクニカルプロダクトマネージャーなど、判断や設計を行う職種が増えると予想される一方で、エンジニアとしての価値は最新技術を追うだけでなく、既存システムの課題解決能力や「文脈を読む力」、「改善提案力」といった、重要な変化と重要でない変化を見極め、普遍的な基礎も磨きつつ、潮流を変えるような技術ならキャッチすべき という考え方が示されています。最新技術は課題解決の選択肢の一つであり、安易な導入は負債になることもあり、採用側も「最新技術=優秀」と誤解せず、多角的な視点を持つべきです。

arclamp.hatenablog.com

togetter.com

キーボードの新定番:静音性と使い心地を追求した「Flow Lite JIS」

Lofreeから、日本語配列(JIS配列)と静音キースイッチを搭載したロープロファイルメカニカルキーボード「Flow Lite JIS」が登場し、予約販売が開始されました。このキーボードは、効率的なタイピングを可能にする分割スペースバーと、オフィス環境でも快適なタイピングを実現する新開発の静音スイッチ「Void」を特徴としています。予約は2025年6月28日より、ビックカメラ、ヨドバシ、Lofree Japanにて受付中です。

prtimes.jp

プレゼン動画を自動生成する「MulmoCast」の使い方

MulmoCastはAIネイティブなプレゼン作成プラットフォームであり、この記事ではAIと共創してプレゼン動画を自動生成する具体的な方法を解説しています。MulmoCastを活用することで、オリジナルのテンプレートを作成し、日本語での動画生成まで可能になります。具体的なステップとしては、まずレポジトリクローン、依存パッケージのインストール、環境変数設定といった開発環境の準備が必要です。その後、スクリプトを生成し、MulmoScriptを用いて台本をカスタマイズすることで、最終的な動画作成へと進みます。

zenn.dev

AI作曲サービスとDAWの融合:音楽制作の未来を探る

AI作曲サービスであるSunoがクラウドDAWのWavToolを買収し、Sunoの作曲機能とWavToolのブラウザ上でのVSTプラグイン対応、AIによるMIDI生成、詳細なオーディオ編集といった高度な編集機能が融合することで、ユーザーはより柔軟で高度な楽曲制作が可能になると期待されます。

www.techno-edge.net

大容量ストレージの進化:Seagateが40TB HDDを出荷開始

Seagateが1台で40TBという記録的な大容量を持つHDDの限定出荷を開始しました。これは、記録媒体を加熱して柔らかくするHAMR技術と、より高密度なMozaic技術によって実現されており、将来的にはディスクあたり5TB、HDDで100TBを目指すとのことです。主にデータセンター向けですが、AIによるデータ急増に対応するため、ストレージ容量の進化は今後ますます重要になるでしょう。

gigazine.net

AI生成コンテンツと著作権、クリエイターの権利保護に関する最新動向

インターネット上の二次創作作品を無断でAI学習に利用する行為に対し、海外のファンコミュニティから強い反対意見が上がっており、Hugging Faceプラットフォームにファンフィクションサイト「AO3」から約1260万件の作品が収集・アップロードされたことを受け、ファンはこれを「労働と創造性の搾取」「本質的な盗み」と強く批判し、データ削除申請を行っています。この問題は、AIの学習元データに関する著作権問題や、ファンコミュニティの「贈与経済」文化への侵害が議論されており、データ収集者は研究目的と主張していますが、一部の研究者はその主張に疑問を呈し、ファンコミュニティ側はAIとの対立姿勢を強めています。

gigazine.net

社内ドキュメント共有の自動化:AWSで構築するセキュアなパイプライン

本記事では、社内向けMarkdownドキュメントをAWS上でセキュアに自動公開するパイプライン構築方法について、静的サイトジェネレーターとしてHugoとMkDocsの選定、Markdown間のリンク設定の留意点、S3へのデプロイ方法(CodePipeline/CodeBuild、AWS CLI)、そしてIPアドレス制限やBasic認証によるセキュリティ対策までを網羅的に解説します。

zenn.dev

AWS Route 53:オンプレミスDNSサーバーからのサブドメイン委任設定

AWS Route 53 で、オンプレミスの DNS サーバーからプライベートホストゾーンへサブドメインを委任できるようになりました。従来、このサブドメイン委任には複雑な設定が必要でしたが、Route 53 インバウンドエンドポイントで「Delegation」を選択するだけで、オンプレミスと AWS VPC 間でサブドメインの一貫した名前解決が可能になり、特にガバメントクラウドなどでの利用が推奨される設定です。

qiita.com

VRChatをさらに楽しむための情報集:Wikiで基本から応用までマスター

VR空間SNS「VRChat」の総合的な情報を提供する「VRChat Japan wiki」は、PC版およびMeta Quest版のガイド、アバターの作り方、ワールド作成方法などを網羅した、初心者から上級者まで役立つ情報サイトです。特に、Unityを用いたアバター作成やワールド制作のチュートリアルが豊富に用意されており、ユーザーのスキルアップに貢献します。サイトは随時更新され、最新情報へのアクセスも容易です。

vrchatjp.playing.wiki

ソフトバンク孫正義氏が描くASI(超知能)の世界:OpenAIへの巨額投資とその戦略

ソフトバンクの孫正義氏は、人類の知能を超える「超知能(ASI)」の時代を見据え、その基盤となる「プラットフォーマー」を目指し、未上場のOpenAIに4.8兆円を投資するという歴史的な決断をしました。これは、17歳でマイクロチップに衝撃を受けて以来50年間抱き続けてきた「人間の知能を超える存在」への夢の実現に向けた一歩であり、ソフトバンクはチップ設計のArmと生成AIのOpenAIを二つの柱としてASI時代をリードしていく構えです。「早く使った者勝ち」のAI時代において、AIは自ら考えて行動する「エージェントAI」へと進化し、孫氏は最終的に単なる「超知能」ではなく、人間性や「慈愛」を持つ「超知性」の実現を最終目標としています。

type.jp

サイバー攻撃とAWS移行の教訓:ドワンゴ夏野社長が語るセキュリティ

ドワンゴ夏野社長が、ニコニコのAWS移行とサイバー攻撃の経験を振り返り、「セキュリティは他人事ではない」と強調。KADOKAWAはAWS Summit Tokyo 2019でも発表したサーバー負荷分散とデータ転送の課題に対し、2024年度はサーバー負荷の大幅削減を目指し、データ転送量の削減や一部サービスの見直しを進めることで、AWS利用コストの削減と安定運用を実現しようとしている。

www.itmedia.co.jp

Windows 11 25H2アップデート:イネーブルメントパッケージの仕組みと提供方法

Windows 11 バージョン 25H2は、イネーブルメントパッケージ(eKB)という仕組みで提供開始され、これは既にダウンロード済みの機能を有効化する更新プログラムであるため、24H2から25H2へのアップデートが容易になる、という内容です。

www.nichepcgamer.com