- Google GeminiとCanvasの新機能紹介とインターネットスラングクイズ
- 生成AIアプリケーション拡張機能MCPのセキュリティ対策
- AWS講座の再収録と公開
- NotionからObsidianへのノートアプリ移行
- マルチクラウドプロキシ(MCP)セキュリティ対策
- dアカウントに対する懸念とNTTとSBIのデジタルID連携
- AIの回答精度向上のためのRAG手法
- 東京都のガバメントクラウド移行による経費増加
- 富士通のATM事業撤退と銀行DX支援へのシフト
- AIスタートアップBuilder.aiの破産申請とAIウォッシング
- ヒト型ロボットの進化と工場における労働力減少
- AIスタートアップBuilder.aiの破産と不正会計
- システム内部IDの発行権限管理
- 10型モニター搭載メカニカルキーボード
- AIエージェント活用における疲労とその対策
- AIによるホワイトカラー初級職の雇用減少と失業率上昇予測
- Windows搭載モバイルPCのUSB Type-Cポート要件更新
- AI暴走防止のための「正義のAI」開発
- ヤクルト本社のCIマニュアル改訂とAdobe Creative Cloud Proエディション導入
- TypeScriptコンパイラのGo言語ネイティブ化と高速化
- LLMモデルのツール呼び出しエラー率低減
- JetBrainsとSpring Frameworkの戦略的提携とKotlin言語によるバックエンド開発強化
- AI懐疑論者への反論とLLMの有用性
- Windows上のDevContainerでClaude Codeを利用する方法
- 初代Macintosh風デザインのMac Mini向けドック
- バイブコーディングを超えるプログラミングの未来
- 個人開発による綿100%素材検索サービス
- Visual Studio CodeとOllamaを用いたローカルAI活用
- エンジニアリング統括責任者の手引きに関する書籍レビュー
- ビジネスメタデータ入力のためのプラクティス
Google GeminiとCanvasの新機能紹介とインターネットスラングクイズ
GoogleのチャットAI「Gemini」の新機能「Canvas」は文書作成やコーディングを支援する機能で、Googleが公開した「インターネット古参会入会資格審査」クイズは過去のインターネットスラングに関する問題から構成されており、記事の著者はクイズが簡単すぎると感じ、自身の年齢を感じたという内容です。
生成AIアプリケーション拡張機能MCPのセキュリティ対策
GMO Flatt Security Blogの記事「MCPにおけるセキュリティ考慮事項と実装における観点(後編)」では、生成AIアプリケーション拡張機能「MCP」のセキュリティ対策について、攻撃者視点からの脅威と対策を詳細に解説しています。具体的には、MCPサーバ、クライアント、実行環境への攻撃手法(悪意あるMCP実行、外部リソース汚染など)の分析、URI操作、外部通信、コマンド実行といった基本的な脆弱性対策、プロンプトインジェクション対策、ネットワークレベルのセキュリティ対策(誤公開防止、DNS Rebinding攻撃対策、CORS設定など)、そしてリモート公開時のセキュリティ対策(HTTPS化、ネットワーク制御、OAuth2.1準拠の認可導入など)が説明されています。
AWS講座の再収録と公開
Udemyにて、AWS入門から応用までを網羅した講座「手を動かしながら2週間で学ぶ AWS 基本から応用まで」がアップデートされ公開されました。ハンズオン形式でEC2、S3、CloudFrontなどの主要サービスとCI/CDを14日間で学習でき、初心者から中級者まで幅広いレベルに対応しています。22種類のAWSサービスを網羅しており、体系的にAWSの知識を習得できます。期間限定の割引クーポンも提供されており、受講しやすい価格設定となっています。8ヶ月で1万人以上の受講実績があります。
NotionからObsidianへのノートアプリ移行
ライフハッカー・ジャパンの記事では、筆者がNotionからObsidianへ「思考メモ」アプリを切り替えた理由を7点解説しています。Obsidianを選んだ理由は、オフラインで使用可能でデータの所有権とプライバシーを重視できる点、Notionより高速で応答性に優れ作業効率が良い点、Markdownに対応しメモの編集が容易な点、フォルダベースでファイル管理がしやすい点などです。
マルチクラウドプロキシ(MCP)セキュリティ対策
マルチクラウドプロキシ(MCP)のセキュリティリスクと対策について解説した記事です。MCPの脆弱性、脅威、そしてそれらが及ぼす影響について、分かりやすい「家の鍵」の例えを用いて説明しており、ローカル環境とリモート環境それぞれのMCPサーバーに対する具体的なセキュリティ対策も提示しています。さらに、プロンプトやリモートサーバーのセキュリティ確認の重要性を指摘し、MCPセキュリティ関連ツールやフレームワークも複数紹介しています。
dアカウントに対する懸念とNTTとSBIのデジタルID連携
NTTとSBIによるデジタルID連携の提携発表を受け、dアカウントに対するユーザーの懸念と、住信SBIネット銀行買収における不安の声が高まっている状況について解説しています。SBIのデジタルIDをNTTのサービスに連携させることで顧客利便性向上とデジタル化促進を目指す、2029年完了予定の大規模な取り組みであり、今後のデジタル社会におけるID連携の重要性を示唆する一方、dアカウントへの不信感や懸念が背景にあることを示しています。
AIの回答精度向上のためのRAG手法
ナレッジセンス社が、エンタープライズ向け生成AI製品で用いるRetrieval Augmented Generation (RAG)システムの精度向上に効果的な新手法「DTA」を発表しました。DTAは、大規模言語モデル(LLM)が「分からない」と正直に回答するよう設計されており、LLMの内部知識と外部知識の両方を考慮することで、既存データセットの分類とファインチューニングを通して、「分からない」という回答をAIに学習させます。これにより、AIによるハルシネーション(幻覚)を抑制し、医療や金融など、高い信頼性が求められる場面でもRAGを安全に活用できるようになります。
東京都のガバメントクラウド移行による経費増加
東京都が2025年までに基幹システムを刷新する計画で、既存システムの脆弱性と保守性の低さが課題となっています。AI活用機能導入を検討し、AWSやOracleなどのクラウドサービスを用いた開発を予定しており、1.6億円規模の予算が計上されていますが、ガバメントクラウドへの移行後、経費が1.6倍に増加したため、国に具体的な試算根拠などを要請しています。
富士通のATM事業撤退と銀行DX支援へのシフト
富士通は2028年3月末をもってATM事業から撤退し、銀行のDX支援事業へ本格的にシフトすることを発表しました。キャッシュレス化の進展によるATM需要の減少が撤退の背景です。今後は、銀行向けクラウドサービスの提供、特に勘定系システムのクラウドサービス「クロスバンク」の展開に注力します。ATM事業に関わっていた人材は、リスキリングを行い、ソフト開発などの部署へ配置転換される予定です。
AIスタートアップBuilder.aiの破産申請とAIウォッシング
ロンドンのAIスタートアップ企業Builder.aiが、4億5000万ドル以上の資金調達を受けていたにも関わらず、破産申請を行いました。同社はAI開発を謳っていましたが、実際には700人以上のエンジニアによる手作業による開発が行われており、新CEOが財務記録の虚偽記載を発見したことが破産の引き金となりました。Microsoftやカタール政府系ファンドなどから多額の資金調達を受けていた点が注目され、「AIウォッシング」への警鐘を鳴らす事例となっています。
ヒト型ロボットの進化と工場における労働力減少
日本経済新聞の記事「ヒト型ロボット100億台の未来 車工場から消える労働者」では、AIの発達によるヒト型ロボットの工場活用と、それによる人手不足解消の可能性が論じられています。中国のスタートアップ企業が開発した高効率な二足歩行ロボット「KUAVO」や、将来的に290万円を切る価格になる見込みのテスラ製ロボットなどが紹介され、8月に開催予定の「ロボット五輪」についても触れられています。記事全体を通して、AIとロボット技術の進化が社会に与える影響について考察されています。
AIスタートアップBuilder.aiの破産と不正会計
ロンドンのAIスタートアップBuilder.aiが破産しました。同社は「AIアシスタント搭載」と宣伝していましたが、実際には700人ものインド人エンジニアが手作業で開発を行っていたことが判明しました。Microsoftなどから4億4500万ドルもの巨額資金調達を受け、ユニコーン企業として注目を集めていましたが、売上水増しの不正会計が発覚し、売上予測の75%減、約300%の水増しという事態に陥り、債権者からの差し押さえにより破産に至りました。この事件は、AI業界における「偽装AI」と企業不正の問題を浮き彫りにした重要な事例です。
システム内部IDの発行権限管理
システムの内部IDの設計と管理に関する記事です。外部サービスのIDやユーザーが変更可能な値を内部IDとして使用することの危険性、内部IDが一意で永続的な識別子である必要性、そして個人情報漏洩リスクへの対策について解説しています。具体的には、外部サービスのIDを使用した場合のサービス変更によるシステムへの影響や、ユーザーが変更可能な値をIDとした場合のデータ整合性の問題点が指摘されています。適切な内部ID管理の重要性が強調されています。
10型モニター搭載メカニカルキーボード
サンコーから、横幅が長く10インチモニターを搭載したメカニカルキーボードが発売されました。価格は6万9800円です。1920×720ドットのタッチ対応モニターを搭載し、コンパクトで折りたたみも可能です。青軸メカニカルキーボードを採用しており、キーキャップは交換できます。Windowsに対応し、USB-C接続で給電も可能です。
AIエージェント活用における疲労とその対策
機械学習エンジニアが、ClineやGeminiなどのAIエージェント活用による業務効率化の中で「AIエージェント疲れ」を経験した事例が紹介されています。生産性向上効果は認めつつも、複雑なタスク増加やマルチタスク化による集中力低下、AI出力の検証作業などによる疲労が問題視されており、優先タスクへの集中、こまめな休憩、タスク管理ツールの活用、AIへの期待値調整などを対策として提案しています。AIエージェント疲れは技術進化に伴う一時的な課題と捉え、適切な対処法と心身の健康維持の重要性が強調されています。
AIによるホワイトカラー初級職の雇用減少と失業率上昇予測
Anthropic社のCEOは、AIの急速な発展により、今後5年以内にホワイトカラーの初級職の約半分が失われ、失業率が10~20%に上昇する可能性を予測しており、金融、コンサルティング、テクノロジー分野への影響も懸念しています。AIによる雇用への影響を抑制するため、AI企業への「トークン税」導入を提案し、アメリカ政府の対応不足も批判しています。
Windows搭載モバイルPCのUSB Type-Cポート要件更新
マイクロソフトがWindows搭載モバイルPCのUSB Type-Cポートに関する要件を更新し、Windows 11 バージョン24H2に合わせてWHCP(Windowsハードウェア互換性プログラム)の要件が改定されました。これは、ユーザーの混乱を解消し、使い勝手を向上させることを目的としており、全てのUSB Type-Cポートでデータ転送、充電、映像出力が必須となります。さらに、40Gbps以上のポートでは高速データ転送や外部GPU対応なども必須要件に含まれています。これにより、USB Type-Cポートの機能に関するユーザーの不安や、機器間の互換性の問題が軽減されることが期待されます。
AI暴走防止のための「正義のAI」開発
AIの急速な進化と、それに伴うリスクへの懸念から、AIの第一人者であるヨシュア・ベンジオ教授が、AIの暴走を防ぐための「正義のAI」開発に乗り出しました。世界的な規制がAIの進化に追いついていない現状を危惧し、危険なAIの動作を予測・防止するAIの開発を目指し、安全性の研究に特化したNPOを設立しました。日本経済新聞のオンライン取材で明らかになったこの取り組みは、AI技術の倫理的な側面への関心の高さを示すものです。
ヤクルト本社のCIマニュアル改訂とAdobe Creative Cloud Proエディション導入
株式会社ヤクルト本社が、18年ぶりに改訂したCIマニュアル作成において、Adobe Creative Cloud Proエディションを導入し、Adobe Stockの無制限利用とAdobe Fireflyの生成AIを活用することで、内製化を実現、IllustratorとPhotoshopを用いた効率的な制作により、数千万のコスト削減に成功した事例を紹介しています。従来の使い勝手の悪さとコスト高を解消し、AIツールを活用した業務効率向上とイノベーション促進を目指した取り組みが詳細に解説されています。
TypeScriptコンパイラのGo言語ネイティブ化と高速化
マイクロソフトがTypeScriptコンパイラの高速化プロジェクト「Project Corsa」で、Go言語を用いたネイティブコンパイラ「TypeScript Native Previews」を公開しました。従来比約10倍の処理速度を実現し、npmとVS Code拡張機能で利用可能です。TypeScript 7.0での正式リリースを目指しています。
LLMモデルのツール呼び出しエラー率低減
Mastraフレームワークにおいて、OpenAI、Anthropic、Google Geminiを含む12種類のLLMモデルのツール呼び出しエラー率を15%から3%に低減する互換性レイヤーが開発されました。これは、30種類のプロパティと制約条件をテストし、LLMモデル間のツール呼び出しの互換性を向上させることで実現されました。各LLMモデルのツール呼び出しにおける挙動の違い(エラー発生、無視、成功)を分析し、スキーマ制約をLLMプロンプトに直接追加することで、エラー率の大幅な減少を達成しました。Mastra v0.9.4以降でこの互換性レイヤーが利用可能となり、モデルの切り替えが容易になります。
JetBrainsとSpring Frameworkの戦略的提携とKotlin言語によるバックエンド開発強化
JetBrainsとSpring Framework開発チームが戦略的提携し、Kotlin言語を用いたバックエンド開発の強化を進めます。具体的には、KotlinのNull安全性の強化、公式学習教材のKotlin対応、kotlinx.reflectによる性能向上、新しいBean定義DSLの提供といったSpring FrameworkにおけるKotlin開発環境の改善が行われます。また、Kotlinのマルチプラットフォーム対応拡大も促進される予定です。これにより、Kotlinを用いたSpringベースのバックエンド開発がより容易で効率的になります。
AI懐疑論者への反論とLLMの有用性
ソフトウェア開発者のプタチェク氏が、大規模言語モデル(LLM)がソフトウェア開発の効率化に貢献すると主張するブログ記事を公開し、LLMは退屈なコーディング作業を代替し、開発効率を向上させると述べています。記事では、LLMが出力するコードは修正が必要であるものの、その修正作業自体が開発者にとって有益であると解説しており、LLMのハルシネーション問題やコードの信頼性、開発者への依存性といった懐疑論への反論も展開しています。最終的に、LLMはソフトウェア開発の質を向上させるという結論を導き出しています。
Windows上のDevContainerでClaude Codeを利用する方法
Windows環境でClaude Codeを利用するための、DevContainerを用いた設定方法について解説しています。VS CodeとDocker Desktopのインストールを前提に、devcontainer.json
ファイルの作成を通してUbuntuベースのDevContainer環境を構築し、Claude Code CLIによるプロジェクト初期化とブラウザ認証の手順を説明します。さらに、devcontainer.json
への機能追加による、開発に必要な言語環境の設定方法にも触れています。
初代Macintosh風デザインのMac Mini向けドック
初代Macintosh風のデザインを採用したMac mini M4/M4 Pro対応のドッキングステーションがクラウドファンディングで予約受付を開始しました。価格は40Gbps版が199ドル、10Gbps版が99ドルで、5型液晶ディスプレイ、M.2 NVMeスロット(最大8TB)、USB、HDMI、SDカードスロットなどの豊富なインターフェースを搭載し、Mac mini本体を収納して使用可能です。
バイブコーディングを超えるプログラミングの未来
オライリーから出版予定だったAddy Osmani氏による「Vibe Coding」関連書籍のタイトルが、「Beyond Vibe Coding: AIアシスタントコーディング時代にあなたの経験を活かす」に変更されました。当初の「Vibe Coding」から内容が変更され、AIアシストコーディングの未来に焦点が当てられるようになっています。
個人開発による綿100%素材検索サービス
収入不安定な多人数家族の著者が、綿100%素材の商品を検索できるWebサービス「綿1000%」を個人開発しました。Next.js、Supabase、Tailwind CSSなどの技術を用い、ClaudeやGeminiといったAIを開発に活用し、約2ヶ月で開発を完了させました。AIは設計ドキュメントの作成にも利用され、アフィリエイトによる収益化を目指し、敏感肌やアトピーなど綿100%素材を必要とするユーザーをターゲットとしています。2025年6月1日にサービスを公開しましたが、現時点ではアクセスがありません。
Visual Studio CodeとOllamaを用いたローカルAI活用
DeepCoderという140億パラメータの大規模言語モデル(LLM)を用いたAIコード生成ツールが公開されました。OpenAIのモデルやCodeforcesなどのベンチマークで高い性能を示し、16GB RAMのPCでも動作可能な点が特徴です。MITライセンスで公開されており、Visual Studio CodeのAI拡張機能として利用でき、OllamaなどのLLM管理ツールとも統合可能です。VS Code拡張機能では、Ask、Edit、Agentの3つのAIアシスタント機能が提供されます。
エンジニアリング統括責任者の手引きに関する書籍レビュー
Will Larson氏による「The Engineering Executive's Primer」の邦訳レビュー記事です。CTOやVPoE、エンジニア組織リーダーを対象に、エンジニアリング戦略、組織運営、評価基準といった幅広いトピックを、著者の豊富な経験に基づいた実践的な視点から解説しています。エンジニアリング組織のリーダーシップや組織運営に課題を感じている方におすすめです。
ビジネスメタデータ入力のためのプラクティス
yasuhisa's blogの記事「ビジネスメタデータを入力するための私的プラクティス」では、ビジネスメタデータ(データの意味など)の効率的な入力と持続可能な管理方法について解説しています。データ参照回数、問い合わせ頻度、ビジネスへの影響度を考慮した優先順位付け、自動化、自動伝播、手動の3段階による入力方法の段階的導入、問い合わせをメタデータ拡充の機会とする考え方、そしてLLM活用における正確性確認と責任明確化の重要性を主張しています。