- VibeCodingとLLM活用
- Node.jsパフォーマンス改善
- 40代WebエンジニアのキャリアとAI時代
- Linuxカーネル開発とオープンソースコミュニティ
- ナイアンティックの事業転換と空間AI
- クロムハウンズのオンライン復活
- AWS CDK Conference Japan 2025
- NotebookLMによる社内勉強会内容共有
- AIを用いたコードマイグレーションの再現性向上
- 次世代ブラウザー「Arc」の開発停止
- ssmonline #48
- 新型レッツノートSCとFC
- RooCodeとClaude 4によるコードリファクタリング
- Coding Agentの比較と導入検討
- ワイルドカードDNS「nip.io」のセルフホスト
- Windows 11の管理者保護機能
- 帳票 UDPゴシックフォント
- 大人のやる気ペンとウェブサイトサービス終了
- Google Chromeの危険な偽サイト
- HTMLとCSSによるMinecraft再現
- TypeScriptのNarrowing
- AIコーディングアシスタントのプロンプトエンジニアリング
- DX化とAI業務利用のワークフロー変革
- 量子コンピューターによる暗号解読
- Microsoft Storeの個人開発者登録無料化
- 庁舎時計のRaspberry Piによる再現
- OllamaとGitHub Copilotの連携
- TSKaigi 2025 async/await自作発表
- LLMを用いたiOSアプリ開発
- Claude Code 4によるLINE Flex Message Simulator作成
VibeCodingとLLM活用
repomix
は、LLM(大規模言語モデル)にコードコンテキストを1つのファイルにまとめて提供するツールで、VibeCodingのような開発環境での実装計画作成を効率化します。コマンド一つでコード情報を集約し、LLMに渡して実装計画を作成できるため、LLMのコンテキストウィンドウ制限を回避し、モデル本来の性能を引き出すことが可能です。 最新モデルへの迅速な対応や、複数リポジトリからのコンテキスト提供にも対応しています。
Node.jsパフォーマンス改善
飲食店向けクラウドPOSレジの月締伝票発行APIのレスポンス時間が、Date#toLocaleString
メソッドの遅さと独自groupBy
関数のO(n2)計算量によって200秒以上かかってエラーが発生していた問題に対し、ロケール情報読み込みのキャッシュによる高速化とgroupBy
関数のループ最適化を実施することで、レスポンス時間を200秒から20秒に短縮した事例を紹介しています。toLocaleString
の高速化は40倍の改善をもたらし、groupBy
関数の改善は実行時間を数ミリ秒に短縮しました。
40代WebエンジニアのキャリアとAI時代
40代Webエンジニアの年収1000万円、貯蓄6900万円という現状と、AIによる業務効率化による将来への不安、AI時代におけるエンジニアの生き残り方について考察した記事です。AIによって仕事が容易になる一方で、専門性の活かせる機会は減少し、AI活用スキルと良好な人間関係構築の両立が重要だと述べられています。AI時代におけるエンジニアの役割の変化と、将来への展望についても論じられています。
Linuxカーネル開発とオープンソースコミュニティ
ルネサスエレクトロニクスの森本國文さんが、15年以上に渡りLinuxカーネルに貢献し、日本人で最多の貢献数を誇るに至った経緯を紹介する記事です。組み込みLinuxのSoC開発における品質向上に貢献してきた経験や、就職活動の失敗から医療機器メーカーを経てLinux開発へと至った過程、オープンソースコミュニティでの厳しいレビューを経験し成長を遂げた過程、そしてサウンドフレームワーク開発の中心人物として世界トップレベルの貢献を果たしたまでの道のりが詳細に綴られています。
ナイアンティックの事業転換と空間AI
ナイアンティックが、主力タイトルである『ポケモンGO』の開発から撤退し、約4970億円でゲーム部門をスコープリーに売却、約400人のゲーム開発者を同社へ移籍させました。これは、現実世界をAIで分析する空間コンピューティング市場に注力するためで、同社は241兆円規模と予測されるこの市場において先行投資を行うと発表しています。
クロムハウンズのオンライン復活
フロムソフトウェアが開発したXbox 360用ロボット対戦ゲーム「クロムハウンズ」が、サービス終了から15年ぶりにエミュレーター「Xenia」を用いてオンライン対戦が復活しました。熱心なファンとモッダーの努力によって実現したもので、改造コミュニティの協力が成功の鍵となり、重要なゲームモード「ネーロイムス戦争」も復活予定です。 開発に没頭したモッダーは会社を辞め、クロムハウンズの復活に専念したという裏話も語られています。
AWS CDK Conference Japan 2025
AWS CDK Conference Japan 2025は、JAWS-UGが2025年7月12日12:00より開催するAWS CDKに関するカンファレンスです。CDKの最新情報やベストプラクティスが共有され、初心者から上級者まで楽しめる内容となっています。登壇者の募集も行われ、ワークショップや懇親会(事前決済)も予定されています。参加にはルール・マナーの遵守が必須です。
https://jawsug-cdk.connpass.com/event/356357/jawsug-cdk.connpass.com
NotebookLMによる社内勉強会内容共有
Google Workspaceを用いた社内勉強会で、Meetによる録画と自動文字起こし、生成AIを用いた清書を行い、登壇資料と清書済み文字起こしをNotebookLMにアップロードして社内メンバーと共有するという事例を紹介しています。NotebookLMの共有機能により、メンバーは内容を確認し、質問を行うことが可能になります。ただし、NotebookLM Proが必要であり、共有範囲に注意が必要である点も指摘しています。
AIを用いたコードマイグレーションの再現性向上
AIを用いたコードマイグレーションにおける再現性向上のための取り組みが紹介されており、Material-UIのmakeStyles
関数からSxPropsへの変換を例に、AIにコード生成コードを作成させ、ts-morph
を用いてマイグレーション手順をAIに提案させ、段階的にコード生成を進めています。AI生成コードはテストケースで検証・修正され、型システムによるエラーチェックも活用することで、AIと人間の協調作業による再現性のあるマイグレーションを実現しています。
次世代ブラウザー「Arc」の開発停止
次世代ブラウザとして注目を集めていたChromiumベースの「Arc」が、開発元によるAIブラウザ「Dia」発表に伴い、わずか3年で開発停止となりました。Arcは、革新的なサイドバーやタブ管理機能を備えていましたが、開発元はマニアック化への懸念とセキュリティ向上の観点から開発停止を決断したと発表しており、今後は新機能の追加は行われず、既存機能は維持される予定です。
ssmonline #48
6月10日19時より、オンラインイベント「ssmonline #48」が開催されます。テーマは「ヤマサキ春のサメ祭り」で、AWS関連やその他の話題についてのLT(ライトニングトーク)が予定されています。山崎奈緒美さん、みのるんさんなど豪華講師陣による発表が聴けるほか、参加には事前登録不要で、当日に公開されるURLからZoomまたはYouTubeライブ配信で視聴可能です。ただし、YouTubeでの後日視聴は不可のため、リアルタイムでの参加が推奨されます。
https://ssmjp.connpass.com/event/355719/ssmjp.connpass.com
新型レッツノートSCとFC
パナソニックが、12.4型「レッツノートSC」と14型「レッツノートFC」を発表しました。レッツノートSCは、Arrow Lakeプロセッサ搭載で、米国国防総省規格MIL-STD-810Hに準拠した堅牢性を持ちます。交換可能なバッテリーや耐久性向上したキーボードなど、ユーザー負担軽減設計も特徴です。バッテリー駆動時間は約12時間と大幅に向上し、急速充電にも対応します。レッツノートSCは個人・法人向け、レッツノートFCは法人向けで、9月受注開始予定です。
RooCodeとClaude 4によるコードリファクタリング
Deno、Claude 4、RooCodeを用いてダイクストラ法を実装し、ハイラムの法則と単一責任原則に基づいたESLintによる積極的なリファクタリング、Claude 4とESLintを用いたデッドコード削除、Roo Orchestratorによるタスク分析・分割の効率化、そしてClaude 4の性能向上による正確で効率的なコード生成を実現した事例を紹介しています。
Coding Agentの比較と導入検討
Google CloudのVertex AIとClaude Code Actionを用いたGitHub Actionsでのコード生成・レビューに関する検証結果を紹介しており、Google Cloudを選択した理由、GitHub Copilot Coding Agent、Claude Code Action、Devinとの比較検証結果、各ツールの機能評価、そしてコスト効率の良いAI導入方法について解説しています。
ワイルドカードDNS「nip.io」のセルフホスト
記事では、ローカルネットワーク内でワイルドカードDNS「nip.io」をセルフホストする方法を解説しています。nip.ioは複数の仮想ホストやコンテナを簡単に管理できる便利なサービスで、オープンソースのためLAN内でも利用可能です。記事では、自社ドメインでnip.ioを構築し、Unboundと連携することで、ローカル環境での名前解決を容易にする方法を詳細に説明しており、VMやコンテナ環境での開発効率向上に役立ちます。
Windows 11の管理者保護機能
Windows 11の次期セキュリティ機能「管理者保護」について解説します。この機能は、ジャストインタイムの管理者権限付与により権限昇格リスクを軽減し、Windows Helloとの連携で認証の手間を省きつつ、従来のUACを刷新するものです。システム管理者アカウントのプロファイル分離によるセキュリティ強化も図られており、Windows 11 バージョン 24H2以降で利用可能となります。ユーザーと開発者は、この新たなセキュリティ機構による動作変更への対応が必要となる点に注意すべきです。
帳票 UDPゴシックフォント
プログラミング生放送が、数字の幅を全て等幅にした新フォント「帳票 UDPゴシック」を公開しました。これは、読みやすいと評判の「BIZ UDPゴシック」をベースに開発されており、BIZ UDPゴシックとほぼ同一ながら、数字の幅が揃えられているため、帳票や表の作成において数字の長さが揃わず困る問題を解決します。GitHubから無料でダウンロード可能です。
大人のやる気ペンとウェブサイトサービス終了
1990年代から続くウェブサイトの会員制サービスが、会員数減少と運営コストの高騰のため終了します。サービス終了に伴い、会員は代替サービスの利用を検討する必要があり、データのバックアップ方法などの案内が提供されます。
Google Chromeの危険な偽サイト
Forbes JAPANの記事では、Google Chromeでアクセスすべきではない危険なウェブサイトが100以上確認されたと報告しています。これらのサイトは、DeepSeekやYouTube、VPNなど有名サービスを偽装し、マルウェアを含む拡張機能のインストールを促すことで、ユーザーのアクセス権限を不正に利用し、データを盗もうとします。「Chrome拡張機能を追加」ボタンが目印となっているため、注意が必要です。
HTMLとCSSによるMinecraft再現
HTMLとCSSのみを用いて、マインクラフト風ゲームが再現されました。7種類のブロックで構成される9×9×9マスの空間を操作でき、ブロックの設置や削除、視点変更といった基本的な機能が実装されています。コードは、約4万6千行のHTMLと480行のCSSで構成されており、本家マインクラフトとの比較記事も公開されています。
TypeScriptのNarrowing
TypeScriptにおけるNarrowing(型の絞り込み)について解説しています。型は値の集合であり、プリミティブ型はリテラル型の集合、ユニオン型は複数の型の和集合と捉えます。Narrowingは、if文などによる条件判定でユニオン型から具体的な型へ範囲を絞り込む処理であり、これを行うことで、ユニオン型では利用できないメソッドの利用によるエラーを回避できます。特にオブジェクト型のユニオン型では、判別可能なユニオン型(タグ付きユニオン型)を用いることでNarrowingが容易になります。
AIコーディングアシスタントのプロンプトエンジニアリング
AIコーディングアシスタントを効果的に活用するためのプロンプトエンジニアリングの手法を紹介する記事です。プログラミング言語、フレームワーク、エラーメッセージなど詳細なコンテキスト情報を提供すること、複雑なタスクを小さなタスクに分割して段階的にプロンプトを改良すること、期待される動作や入出力例を示すこと、そして「シニア開発者としてコードレビューをしてください」といったロールプレイングも有効であると解説しています。
DX化とAI業務利用のワークフロー変革
ラクス エンジニアブログの記事では、AIツールの導入による個人の生産性向上は容易でも、組織全体の効率化は難しい現状と、その原因が業務フロー(ワークフロー)の変革不足にあると分析しています。DX化とAI活用を成功させるには、ワークフローの最適化が不可欠であり、そのためにはプロダクトマネジメントの視点からの業務理解、情報の統合・可視化が重要であると結論付けています。
量子コンピューターによる暗号解読
Googleの研究者が、量子コンピューターを用いた暗号解読に関する新たな知見を発表しました。従来の予測よりも大幅に少ないリソースで、RSA暗号やビットコインで使用されている楕円曲線暗号(ECC)を解読できる可能性が示唆され、100万量子ビット以下の量子コンピューターでRSA暗号を1週間以内に解読できると推定されています。現状の量子コンピューターでは解読は不可能ですが、研究の急速な進展を踏まえ、将来的な暗号資産への影響が懸念されています。 Project Elevenなど、量子コンピューターによる暗号解読の研究は継続されており、今後の動向に注目が必要です。
Microsoft Storeの個人開発者登録無料化
マイクロソフトは、6月下旬から個人開発者向けのMicrosoft Store登録を無料化します。これに伴い、クレジットカード登録も不要となり、アプリの公開が容易になります。企業向けには無料サポートプログラム「Microsoft Store Fast Track」が提供され、プライバシー規約の無料ホスティング機能も追加されます。さらに、Windows検索への統合によりアプリの発見・インストールが容易になり、「Intune」の対応強化やヘルスレポートの改善なども行われます。
庁舎時計のRaspberry Piによる再現
某庁舎の現業室にある時計を、Raspberry Pi Zero 2 Wと小型液晶モニターを用いて再現した事例を紹介しています。PILとnumpyライブラリを使ってセグメント表示を再現し、分と秒を0パディングした上下2段表示を実現しています。Raspberry Pi ImagerによるOS書き込み、画面の横向き設定、systemdによる自動起動設定、OverlayfsによるSDカード保護といった、具体的な実装方法についても解説されています。
OllamaとGitHub Copilotの連携
ローカル環境にLLMであるOllamaを導入し、GitHub Copilotと連携させる方法を解説した記事です。Copilotの有料化への対策や、技術的な興味を満たす目的で、Qwen3 4BモデルをOllamaで実行し、VS CodeのCopilotに接続する方法を具体的に説明しています。Ollamaでモデルを選択し、Qwen3を有効化することで利用可能になり、軽量モデルでも十分実用的ですが、大規模モデルを使う場合は速度とのトレードオフになる点も触れられています。
TSKaigi 2025 async/await自作発表
TSKaigi 2025でsusisu氏が行った「君だけのオリジナルasync/awaitを作ろう」という発表の内容をまとめた記事です。JavaScriptのジェネレータを用いたasync/awaitの自作方法、TypeScriptでの型付け、Promise以外のデータ型(Result型など)への応用、そしてAlgebraic EffectsというパラダイムをTypeScriptで実現する試みなどが解説されており、発表で使用された自作ライブラリや参考文献も公開されています。
LLMを用いたiOSアプリ開発
akippa社のiOSアプリ開発エンジニアが、ClaudeなどのLLMとXcodeBuildMCPなどのツールを活用し、iOSアプリ開発におけるLLM活用事例を紹介しています。Multipeer Connectivityを用いたP2P機能の実装やUI/UX改善、ビルドプロセス改善といった具体的な事例を通して、LLMを用いた開発における課題解決の過程を詳細に解説しています。
Claude Code 4によるLINE Flex Message Simulator作成
Qiitaの記事では、Claude 4を用いて約2時間でLINE Flex MessageのWYSWYGエディタを作成した事例を紹介しています。公式よりもデザイン性の高いエディタとなり、コンポーネントの追加・編集・削除、JSONエディタとの連動が可能です。Claude 4のウェブ検索機能と対話機能を活用することで、仕様策定から実装までを効率化しましたが、予想外のビルドエラーにより一部機能は実装されませんでした。Claude 4の利用コストは約17ドル(約2,300円)と低コストだったと報告されています。