- AI搭載エディタCursorによる要件定義効率化
- AIコーディングツール活用と開発者スキル向上
- AIによる図作成ツールvscode-mermAId
- GoogleのAIノートアプリNotebookLMアプリ版リリース
- 飲食店におけるLINE友達追加強制問題
- LayerXバクラク勤怠開発チームの爆速開発手法
- AI時代におけるゲームクリエイター育成プログラム
- AIによるソフトウェア開発(vibe coding)の検証実験
- DeepWikiのOSS版Open DeepWikiを試してみた
- アジアにおけるAI技術の進化とビジネスモデル
- Reactにおける副作用の2種類
- Microsoft、DeepSeek-R1 AIチップ発表とAIチップ開発競争
- GoogleのAIアシスタントNotebookLM解説
- Excel上でLinuxを実行するプロジェクトLinux In Excel
- 証券会社のオンライン口座の不正取引とパスワードマネージャーのリスク
- ノーコードAIアプリ開発ツールDifyの紹介
- GitHub Copilotにおけるセキュリティのベストプラクティス
- Windows 11の簡単インストール方法
- YAMLによるプロンプト管理とAIエージェント制御
- note社のElasticsearch更新システムアーキテクチャ
- 電気通信大学2025年度入試問題解説
- VS Code拡張機能Console Ninjaの紹介
- 完全自動運転トラックの商用運行開始
- AIによるコミットメッセージ自動生成
- Mac mini (2024)用トラベルケースHagibis Electronics オーガナイザー発売開始
- FirefoxのGoogle検索契約解消と存続の危機
- LangChainを使ったAI開発入門
- 2025年日本の主要証券会社における大規模アカウント乗っ取り事件
- Claude大型アップデートと新機能Integrations、Advanced Research
- Microsoftの軽量AIモデルPhi-4シリーズ発表
AI搭載エディタCursorによる要件定義効率化
Qiitaの記事「Cursorで要件定義がエラいスムーズになった話」では、AI搭載エディタCursorを用いた要件定義の効率化について紹介しています。具体的には、プロジェクトルールを設定することでAIが要件の妥当性判断を支援し、影響範囲の特定、ヒアリング項目、設計方針案などを自動生成する様子が記述されています。さらに、レビュー資料作成やドキュメント生成においてもAIによる支援を受け、作業精度の向上を実現したと報告されています。これにより、エンジニアはより高度な業務に集中できるようになると結論付けています。
AIコーディングツール活用と開発者スキル向上
AIコーディングツール(Cline、Roo Codeなど)の普及に伴い、それらを利用した開発における課題と、開発者自身の成長について考察した記事です。記事では、AIが単純なタスクはこなせるものの、複雑なタスクやバグ修正には人間による詳細な指示や軌道修正が必要不可欠であり、AIを活用するには高度なマネジメント能力が求められることを指摘しています。 さらに、AIへの指示や修正を通じて開発者自身のマネジメントスキル向上に繋がるという点も述べられています。
AIによる図作成ツールvscode-mermAId
VS Code拡張機能「vscode-mermAId」は、GitHub Copilotユーザーにとって強力なツールです。自然言語で記述した内容から、フローチャートやシーケンス図といったMermaid記法の図を自動生成し、既存図の修正・編集も可能です。VS Code Marketplaceから簡単にインストールでき、要件定義書や設計資料の作成における作業効率の大幅な向上に繋がります。
GoogleのAIノートアプリNotebookLMアプリ版リリース
GoogleがAIノートアプリ「NotebookLM」のアプリ版をリリースします。Android版は数週間以内にベータ版が提供開始され、事前登録を受け付けています。iOS版は5月20日に提供予定です。Geminiを搭載し、文書やメモの要約、質問への回答などの機能を提供、タブレットにも対応し、音声概要機能は日本語にも対応しています。
飲食店におけるLINE友達追加強制問題
飲食店でLINE友だち追加が注文必須となっているQRコード注文システムについて、多くのユーザーが不満を訴えている現状が報告されています。しかし、設定で友だち追加をスキップできることが判明し、その方法が紹介されています。ユーザーからはLINE登録を強制されることへの抵抗、個人情報保護への懸念、アプリの使い勝手の悪さといった問題点が指摘されており、Webブラウザでの注文システムなど、代替手段への要望も高まっています。
LayerXバクラク勤怠開発チームの爆速開発手法
LayerXのバクラク勤怠開発チームの爆速開発手法を紹介しており、「とりあえず作る」というアプローチで、動くプロトタイプを迅速に作成し、毎週のレビューでフィードバックを得ながら開発を進めている点、社内での試用(ドッグフーディング)でユーザー体験を向上させている点、そしてその結果、顧客信頼の獲得とチーム士気向上に繋がっている点を解説しています。
AI時代におけるゲームクリエイター育成プログラム
コンピュータエンターテインメント協会(CESA)と文化庁が連携し、若手ゲームクリエイター育成プログラム「Top Game Creators Academy(TGCA)」をスタートしました。10組の育成クリエイターと35名の現役クリエイターによる伴走支援アドバイザーを選抜し、個別指導やビジネスアドバイザーによる講義、CEDECや東京ゲームショウへの参加などの多様な支援を提供します。AIがゲームプログラムの8~9割を作成する時代において、クリエイターに必要な「審美眼」の育成にも力を入れており、育成クリエイターは4つのグループに分かれてオリジナルゲーム開発に取り組みます。
AIによるソフトウェア開発(vibe coding)の検証実験
Thoughtworksによる3つの実験で、AIによるソフトウェア開発(「vibe coding」)の可能性と限界が検証されました。手放し型、明確な指示、対話型の3つのアプローチでシステム更新プランナー作成を試みた結果、手放し型では迅速な開発が可能でしたが修正が困難、明確な指示では品質が向上したもののAIの限界も露呈、対話型ではAIが設計上の問題点を指摘するなど、人間とAIの協調的な開発が可能であることが示されました。
DeepWikiのOSS版Open DeepWikiを試してみた
話題のAI搭載WikiであるDeepWikiのオープンソース版「Open DeepWiki」が公開されました。GitHubリポジトリを元に自動でWikiを作成するこのシステムは、OpenAIとGeminiのAPIキーが必要で、セルフホスト環境での利用となります。React、Next.jsなどのフロントエンド技術と、Python、FastAPIなどのバックエンド技術を用いて開発されており、プライベートリポジトリやGitLabリポジトリにも対応しているため、コストを抑えつつ利用することが可能です。現時点では機能が限定的ですが、コミュニティによる発展に期待が高まります。
アジアにおけるAI技術の進化とビジネスモデル
アジア某国滞在中の著者が、AI技術の急速な進化、特に中国における最先端技術と、小型パソコンでの高性能AIモデル動作の実現について報告しています。 高性能AIの運用コストやビジネスモデルの課題にも触れつつ、将来のAIに必要な能力として「知識と直感を運用する能力」と「他者の望みを言語化し解決策を示す能力」を予想しています。
Reactにおける副作用の2種類
Reactにおける「副作用」は、コンポーネントのレンダリング以外の追加作用と、純粋関数でない関数による外部への影響の2つの意味で用いられており、useEffect
フックは主に前者の処理のために設計されていますが、後者の処理には最終手段として用いるべきであるという内容です。
Microsoft、DeepSeek-R1 AIチップ発表とAIチップ開発競争
マイクロソフトが新たなAIチップDeepSeek-R1を発表し、Azure AI、GitHub Copilot+ PCへの搭載を予定している一方、イーロン・マスク氏率いるxAIとの協議でAIモデル「Grok」導入の可能性も報じられています。この開発にはNVIDIAのH100 GPUが大きく貢献し、性能を20倍向上させたとのことです。AIチップ開発競争は激化しており、Sohuなどの企業も参入、Cursor社なども独自開発を進めており、2025年までに更なる進化が予想されています。さらに、ELYZA社もOpenAIと競合する独自のAIモデルを開発しています。
GoogleのAIアシスタントNotebookLM解説
GoogleのAIアシスタント「NotebookLM」は、アップロードしたPDF、Googleドキュメントなどの様々なファイル形式の資料から、情報整理、要約、質疑応答を支援するツールです。回答の根拠となる資料箇所が提示されるため、情報源が明確で信頼性が高く、個人データは学習に使われないため安心して利用できます(法人利用は企業ポリシーを確認)。Web検索機能に加え、マインドマップ機能や音声概要機能といった情報理解を促進する機能も搭載されています。
Excel上でLinuxを実行するプロジェクトLinux In Excel
18歳のNSG650氏が、ExcelのVBAマクロとRISC-Vエミュレーターを用いて、Excel上でLinuxを実行するプロジェクト「Linux In Excel」を発表しました。これは、Linuxカーネルを直接実装したのではなく、RISC-Vエミュレーターを用いてLinuxの起動ログや基本コマンド(ls、cdなど)をExcelシート上で表示させるもので、作者自身も「チート行為」と表現する、非常に高度な技術的挑戦です。
証券会社のオンライン口座の不正取引とパスワードマネージャーのリスク
最近発生した証券会社におけるオンライン口座の不正取引で用いられたインフォスティーラーが、Google Chromeのパスワードマネージャーの同期機能を悪用していることが問題視されています。本記事では、このインフォスティーラーによる攻撃と、ブラウザ標準のパスワードマネージャーと1Passwordなどの専用パスワードマネージャーのセキュリティ上の違いについて考察しています。ブラウザ標準のパスワードマネージャーは、保存されたパスワードだけでなく、入力中のパスワードやCookieも盗まれるリスクがあるのに対し、専用パスワードマネージャーはフィッシング耐性が高いとされています。また、二段階認証の重要性や、基本的なセキュリティ対策とパスワードマネージャーの併用によるマルウェア対策の有効性についても触れられています。
ノーコードAIアプリ開発ツールDifyの紹介
ノーコードでAIアプリ開発ができるツール「Dify」は、業務自動化に特化したツールで、顧客対応やレポート作成などの自動化を実現します。定期レポート作成やAIシステムのプロトタイプ作成にも最適であり、エンジニア不足のチームでも容易にAIアプリを作成できます。ChatGPTでは実現できない複雑なワークフローにも対応可能です。
GitHub Copilotにおけるセキュリティのベストプラクティス
GitHub Copilotは便利なコード補完ツールですが、SQLインジェクションなどの脆弱性を含むコードを生成する可能性があるため、出力されたコードは常にセキュリティの検証が必要です。本記事では、GitHubが初学者向けに公開したGitHub Copilotにおけるセキュリティのベストプラクティスについて解説しており、Copilot Chatによる脆弱性チェックや、@workspace等の変数名への注意、攻撃対象範囲を意識したコーディングの重要性、そして最終的なコードの安全性を確認する責任は開発者にあることを説明しています。
Windows 11の簡単インストール方法
Windows 11のインストールを簡素化する方法として、Rufusを使った簡単な方法と、Autounattend.xmlを使った高度なカスタマイズ方法が紹介されています。Rufusを使うことで、MSアカウントの回避も容易に行えます。Autounattend.xmlはWindows ADKを使用して作成し、サンプルファイルを用いることで自動インストールを実現できます。
YAMLによるプロンプト管理とAIエージェント制御
生成AI時代の到来により、YAMLがプロンプト管理やAIエージェント制御において重要な役割を果たしていることが解説されています。YAMLは人間とAI双方にとって可読性が高く、特にLLMにおいてJSONよりも扱いやすいという利点があり、LangChainやAutoGenといったツールでもYAMLが前提として用いられています。これにより、プロンプトのバージョン管理や構造化が容易になり、YAMLは設定ファイル以上の役割を担い、AI開発における共通言語になりつつあると結論づけています。
note社のElasticsearch更新システムアーキテクチャ
note社がElasticsearchの更新システムを2年間運用した結果と、そこで用いられた技術を解説した記事です。データソースと検索インデックスの同期ズレ、コンバート失敗、全件インデックス更新といった課題に対し、ジョブキューと定期更新による最大5分の遅延許容、Protocol Buffersを用いたデータ形式の厳格化、全件インデックス後も最新データに追随する仕組みの構築といった解決策が採られました。さらに、運用上の課題と反省点も共有されています。
電気通信大学2025年度入試問題解説
電気通信大学2025年度入試問題の大問3を解説した記事で、通常の数式とは異なる「記法A」を用いた計算方法、記憶領域Mへのデータの出し入れ操作、関数の理解、記法Aと記憶領域Mを組み合わせたプログラムの実装と動作の考察、そして「記法B」(記法Aの逆順版)を用いた複雑な数式の処理方法を解説しています。
VS Code拡張機能Console Ninjaの紹介
VS Code拡張機能のConsole Ninjaは、ブラウザのDevToolsを使わずにエディタ上でJavaScriptのログをリアルタイムに確認できるツールで、変数の履歴確認、実行時間の計測、エラー表示などが可能です。React、Vue、Next.jsなど多くのフレームワークに対応し、Docker環境でも使用できます。Pro版ではログポイントのハイライト、コードカバレッジの可視化、AI連携機能(MCP)などが追加され、特にAIによるコード生成後のデバッグ効率化に役立ち、開発スピード向上に貢献します。
完全自動運転トラックの商用運行開始
アメリカのAurora社が開発した完全自動運転トラックが、テキサス州でダラスとヒューストン間の貨物輸送を開始しました。既に1900kmの走行実績があり、複数LiDARを搭載したAurora Driverシステムにより、無人運転での商用配送を実現しています。これは米国初の完全自動運転トラックによる商用運行となります。
AIによるコミットメッセージ自動生成
開発におけるコミットメッセージ作成の手間を削減するIntelliJ IDEAのAIアシスタント機能を紹介。AIにコミットメッセージの生成を依頼し、プロンプトのカスタマイズで日本語化やプレフィックス付与も可能。ツールウィンドウからAIアシスタントを起動し、生成されたメッセージを確認、コミットするだけで、業務効率化とカスタマイズ性の向上が実現します。
Mac mini (2024)用トラベルケースHagibis Electronics オーガナイザー発売開始
Hagibis Electronics社が、Mac mini (2024)と電源ケーブル、キーボード、マウスなどの周辺機器をまとめて収納・持ち運びできるトラベルケース「Hagibis Electronics オーガナイザー for Mac mini M4」を日本で発売開始しました。本ケースは、Mac mini本体に加え、電源アダプター、キーボード、マウスなどを収納できる設計で、耐衝撃性と撥水性に優れた素材を使用し、機器を安全に保護します。内部には機器を固定するための仕切りや、小物収納用のポケットも備えています。現在Amazonにて販売中で、期間限定の割引も実施中です。
FirefoxのGoogle検索契約解消と存続の危機
Yahoo!ニュースの記事「Firefox消滅の危機」では、Googleとの検索契約がない場合、Firefoxが存続の危機に瀕している状況が解説されています。Firefoxの収益の約85%がGoogleからの契約によるものであり、この契約を失うと経営危機に陥ると指摘しています。代替の検索エンジンとの契約では収益が少なく、ユーザー離れも懸念されるため、収入減による開発投資縮小は悪循環を生み、Firefoxの廃業につながる可能性があると警告しています。さらに、Firefoxの消滅はブラウザ市場の多様性を損ない、GoogleとAppleの支配を強めるという懸念も示されています。
LangChainを使ったAI開発入門
LangChainを使ったAI開発入門記事で、初心者向けにLangChainの基本から応用までを解説しています。プロンプトエンジニアリング、モデル構築、Chain構築方法といった実践的な内容に加え、効率的な使い方や非推奨な方法、LLMアプリケーション実装に必要な基礎技術なども網羅した2025年最新版です。
2025年日本の主要証券会社における大規模アカウント乗っ取り事件
2025年に日本の主要証券会社8社で、約954億円規模の顧客アカウント乗っ取り事件が発生しました。フィッシング詐欺、AIによる標的型攻撃(AiTM)、情報窃取マルウェア(インフォスティーラー)など高度な手口が用いられ、二要素認証であっても被害が発生したことから、SMS認証の脆弱性が明らかになりました。投資家への対策としては、強固なパスワード設定、二要素認証の利用、取引通知の確認が重要です。証券会社には、多要素認証の義務化など、より強固なセキュリティ対策の強化が求められます。
Claude大型アップデートと新機能Integrations、Advanced Research
Anthropic社がAIアシスタント「Claude」の大型アップデートを発表しました。今回のアップデートでは、外部ツールとの連携を可能にする「Integrations」機能と、複数エージェントによる高度な調査を可能にする強化された検索機能「Advanced Research」が追加されました。「Advanced Research」はChatGPTのDeep Researchに匹敵する機能とされており、新機能は上位プラン限定のベータ版として提供され、今後Proプランにも展開される予定です。
Microsoftの軽量AIモデルPhi-4シリーズ発表
マイクロソフトが、推論に特化した軽量AIモデル「Phi-4」シリーズ(「Phi-4-reasoning」「Phi-4-reasoning-plus」「Phi-4-mini-reasoning」の3種類)を発表しました。このシリーズは、大規模モデル並みの推論性能を小型モデルで実現し、リソースが少ないデバイスでも複雑な推論を可能にします。Hugging Faceで公開され、一部モデルはCopilot+ PCでも実行予定です。