- MCPとLLM連携によるツール開発
- インターネット回線速度改善とプロバイダー選択
- 組織における内部脅威対策とSplunk活用
- 生成AIと大学教育の現状と課題
- ChatGPTを用いた効率的な図解生成手法
- 複数PCを効率的に運用するためのKVMドック活用
- 生成AIとウェブサイトの情報取得に関する問題点
- GitHubリポジトリからのドキュメント自動生成AIツール「DeepWiki」
- エンジニアのキャリアにおける技術力維持と方向転換
- Webフロントエンドのパフォーマンスチューニング実践テクニック
- 機械学習学習における線形代数の重要性と学習方法
- サイゼリヤのセルフオーダーシステム導入とその評価
- 三菱商事におけるAI資格の管理職昇格要件化
- 2025年確定申告におけるWindows 11推奨環境
- Open Super Whisperによる高精度音声文字起こし
- Burp SuiteとMCPを用いた脆弱性診断自動化
- AIによる模擬会社運営実験とその結果
- PyCon APAC 2023登壇者採択に関する調査結果報告
- 4chanの大規模DoS攻撃とサービス停止原因
- Gemini Deep Researchを用いた効率的な研究計画立案
- AI検索とSEOマーケティングの変化
- 慶應義塾大学による高速プラスチック光ファイバー開発
- Effective TypeScriptに関する書評
- 中国製Android端末へのマルウェアプリインストール問題
- Looker Studioを用いたデータ可視化とGA4データ分析
- 4chanの大規模ハッキングとサービス停止原因
- PKSHA TechnologyによるAIエージェント社会実装とエンジニアの未来
- 偽携帯電話基地局出没とセキュリティ対策
- Claude Code削除要請とAI時代の著作権問題
- Vertex AIを用いた機械学習基盤構築事例
MCPとLLM連携によるツール開発
Rubyを用いて、Model Context Protocol(MCP)のHost、Client、Serverをスクラッチで実装した記事です。JSON-RPCとstdio(標準入出力)を用いたシンプルな実装で、ユーザー入力を受け付けLLMと連携するHost、JSON-RPCに従いServerと通信するClient、そしてシンプルなサイコロツールを実装したServerが紹介されています。学習目的のためエラー処理などは簡略化されています。
インターネット回線速度改善とプロバイダー選択
フレッツ光クロス10Gbps回線が1.3Gbpsと低速だったため、プロバイダー(VNE)の変更を試みた事例が紹介されています。家庭内LAN環境とNTT東日本の設備に問題はなく、プロバイダーがボトルネックであると特定し、ASAHIネットに変更することで早朝に6Gbpsを超える速度を実現しました。IPv6 IPoE環境下での効果的な改善策として、VNE事業者の選択が重要であることが示唆されており、今後他のプロバイダーも試す予定です。
組織における内部脅威対策とSplunk活用
海外では恨み、日本では金銭的な理由が内部脅威の主な動機であり、IT部門の関与が難しい点が特徴です。早朝・深夜勤務などの特徴を持つ社員に注意が必要で、増加傾向にある内部脅威への対策として、SplunkはNITTFとINSAフレームワークを組み合わせた13ステップの対策と、UBA/UEBAと機械学習を用いた誤検知が少ない検知システムを提案しています。
生成AIと大学教育の現状と課題
生成AIが大学教育に与える影響について考察しており、生成AIの利用禁止は非現実的で不正利用を招く可能性、従来のレポート課題の評価方法の見直しが必要性、生成AIのハルシネーション問題は最新モデルではほぼ解消されている点、大学教育における生成AI活用法のカリキュラム導入の必要性と、学生の能力向上を阻害しないための工夫、そして生成AIの有効活用は個人の学び方と社会全体の課題である点を論じています。
ChatGPTを用いた効率的な図解生成手法
ChatGPTのo3モデルを用いた、PowerPoint風の図解自動生成手法が紹介されています。5行のプロンプトで効率的に大量の図解を作成できる方法と、日本語の文字化け対策(プロンプト工夫や複数生成、Canva等での修正)が解説されており、具体的な手順とプロンプト例も掲載されています。
複数PCを効率的に運用するためのKVMドック活用
KVMドックはKVMスイッチとドッキングステーションを融合したデバイスで、複数のPCを1つのキーボード、マウス、モニターで操作できるため、PCの切り替えが容易になり作業効率が向上します。USBポート増設によるPC機能拡張も可能です。ただし、モニターの性能を最大限に活かすには、解像度、リフレッシュレート、EDIDエミュレーション機能を確認する必要があります。TESmartのHDC202-P23-JPBKはノートPCとデスクトップPCの併用で高い利便性を提供し、既存モニターの継続利用も可能なので、モニター選びの選択肢が広がりコスト削減にも繋がります。
生成AIとウェブサイトの情報取得に関する問題点
生成AIがウェブサイトから情報を取得する際に、robots.txtによるアクセス制限が増加しており、その影響でAIの情報源が減少、情報の偏りや不正確さが懸念されているという現状と、健全な情報流通とAI活用の両立が課題となっていることを解説しています。具体的には、メディアサイトがAIからのアクセスをブロックする理由として、AIが記事内容を全て提示することで、元サイトへのアクセスが減ることを挙げています。
GitHubリポジトリからのドキュメント自動生成AIツール「DeepWiki」
GitHubのリポジトリのコードを解析し、自然言語による説明や図解などを含むドキュメントを自動生成するAIツール「DeepWiki」が公開されました。ログイン不要、無料で利用可能であり、3万以上のリポジトリ、40億行以上のコードを既に処理済みという実績を持ちます。AIアシスタント機能による質問対応にも対応しています。
エンジニアのキャリアにおける技術力維持と方向転換
バックエンド・インフラエンジニアとしてキャリアを積んできた著者が、VPoEとしてフロントエンド技術(TypeScript、React)の習得に挑むも、実践機会の不足から技術力の衰えを感じ、今後のキャリアにおける自身の強みとVPoEの立場を活かした新たな価値の創造を模索している様子が記されています。記事内では、カミナシ社のシニアエンジニア(フロントエンド、バックエンド)の募集も紹介されています。
Webフロントエンドのパフォーマンスチューニング実践テクニック
Webフロントエンドのパフォーマンスチューニングに関する説明会の内容で、画像圧縮(WEBP推奨)、テキスト圧縮(minifyとbrotli)、フォント軽量化(Webセーフフォント推奨)といった具体的な手法、JavaScriptの圧縮・軽量化(Tree shaking、遅延ロード)と効率的なライブラリ利用、キャッシュ制御(Cache-Controlヘッダ)とETag/304 Not Modifiedの活用方法などが解説されています。 これらの一般的なテクニックに加え、アプリケーション固有のチューニングの必要性も指摘されています。
機械学習学習における線形代数の重要性と学習方法
機械学習を始めるにあたって重要な数学の基礎である線形代数の学習モチベーションについて解説しています。線形代数は機械学習における多くの式を簡潔に記述・操作するための言語として機能し、関連文献の理解を容易にするため、最初に学ぶべき数学分野であると主張しています。微分積分や確率統計も重要ですが、線形代数の理解後に学ぶことも可能であると説明し、線形代数を「ツール」として捉え、機械学習への応用を意識した学習方法が効率的であると提案しています。
サイゼリヤのセルフオーダーシステム導入とその評価
サイゼリヤが新しい注文システムを導入しました。これは、従来の紙の注文書とモバイルオーダーを併用する方式で、高額なタブレット端末導入を回避しコスト削減を実現しています。モバイルオーダーは紙の注文書に商品番号を入力する簡素なシステムで、スマホを使えない顧客への配慮やシステム移行期間の対策として紙の注文書は残されています。しかし、システムの使いやすさやセキュリティ、カスタマイズ性に関して、改善の余地も指摘されています。
三菱商事におけるAI資格の管理職昇格要件化
三菱商事が2027年度から管理職昇格の要件にAI資格の取得を必須化し、全社員5000人超への資格取得義務化も目指すことを発表しました。これはAI活用による労働生産性向上と人材育成を目的としており、AI研修実施企業の増加やAIスキル需要の高まりを背景に、日本企業におけるAI人材育成が本格化していることを示しています。
2025年確定申告におけるWindows 11推奨環境
国税庁は、2025年10月以降の確定申告において、推奨環境からWindows 10を削除し、Windows 11への移行を推奨する方針を発表しました。これは、MicrosoftによるWindows 10サポート終了に伴うもので、Windows 10で確定申告を行うと問題が発生する可能性があるためです。そのため、今後の確定申告ではWindows 11の使用が望ましいとされています。
Open Super Whisperによる高精度音声文字起こし
AI音声認識市場の急成長を背景に、高速でプライバシー重視のローカル音声認識アプリ「Super Whisper」とそのオープンソース版「Open Super Whisper」が紹介されています。Open Super WhisperはOpenAI APIキーを使用し、モデルの更新やOSへの対応が柔軟に行える点が特徴です。ワンクリック録音、多言語対応、カスタム語彙設定など、利便性の高い機能も備えています。GitHubからダウンロード可能で、OpenAI APIキーを入力すればすぐに利用できます。
Burp SuiteとMCPを用いた脆弱性診断自動化
Qiitaの記事では、Burp Suiteを自然言語で操作する手法として、Burp MCP ServerとAIエージェントを組み合わせた脆弱性診断の自動化について紹介されています。Roo-Codeとの連携により、Scope設定の自動化や設定のダブルチェック、設定ミス検出といった作業をAIで実現し、Repeaterを使った連続リクエスト送信による効率化も検討されています。 記事では、MCPによる自動化のPoC(概念実証)を行い、その効果を確認した上で本格的なシステム化を目指す流れが示されています。
AIによる模擬会社運営実験とその結果
カーネギーメロン大学が、GoogleやOpenAI等の最先端AIを用いて模擬会社を運営する実験を行い、AIがソフトウェアエンジニアや財務アナリストなどの業務を担当しましたが、成功率は平均24%と低く、AIの常識の欠如、弱い社会的スキル、インターネットナビゲーションの理解不足といった致命的な欠陥が明らかになりました。また、1タスクあたり6ドル以上の高コストと30ステップ以上の低効率性も問題視されており、この結果からAIは現時点では人間の仕事を奪う段階にはないと結論付けられています。
PyCon APAC 2023登壇者採択に関する調査結果報告
PyCon APAC 2023の登壇者選考に関する内部調査委員会による調査結果が報告されました。調査結果の報告が遅れたことについて謝罪があり、詳細はPDFファイルで公開されています。PyCon JP Associationは、コミュニティ運営の改善に努めると表明しています。
4chanの大規模DoS攻撃とサービス停止原因
匿名掲示板「4chan」が4月14日頃から26日にかけて、大量アクセスによるサービス妨害攻撃(DoS攻撃)を受け、サービスがダウンした。攻撃は、Tumblr等のプラットフォームを悪用した可能性があり、ユーザーは投稿や閲覧に支障をきたした。4chan側は、攻撃元特定や対策のためISPとの連携など、様々な対応を実施しているとのこと。攻撃の原因は資金難による旧式サーバーへの依存にあると説明しており、その脆弱性が攻撃を招いたと推測される。
Gemini Deep Researchを用いた効率的な研究計画立案
上司から漠然とした研究テーマを与えられた際に、AIツール「Gemini」のDeep Research機能を活用して効率的に研究計画を立て、先行研究の調査、未解明部分(ナレッジギャップ)、評価項目を特定する方法を紹介しています。Geminiのクエリ作成支援GPTも併用することで、類似研究の重複や重要な評価項目の漏れを防ぎ、質の高い研究計画を短時間で作成可能になるため、若手研究者のサポートにも繋がります。
AI検索とSEOマーケティングの変化
AIによる検索アルゴリズムの進化が、SEOを中心とした従来のデジタルマーケティング戦略に大きな影響を与えていることを解説しています。AI検索の普及により、SEO対策を重視した記事作成依頼が減少し、AIプロトコル作成依頼が増加している現状、ウェブサイトへの流入減少による広告モデルへの影響、AIの有料化に伴う新しいマーケティング戦略の必要性、そして質の高い情報提供への回帰といった課題と可能性が示されています。SEOが手段に過ぎず、目的ではないという本質的な問題点も改めて浮き彫りになっています。
慶應義塾大学による高速プラスチック光ファイバー開発
慶應義塾大学が、次世代AIデータセンター向けに、押出成形による低コスト大量生産が可能な多芯構造プラスチック光ファイバーを開発しました。従来のガラス製光ファイバーと比べ、コストは1/10~1/100に削減され、1芯あたり最大106.25Gbpsの高速伝送を実現、高品質な信号伝送と高い製造再現性を確認しています。ガラス製に比べ信号伝送特性が大幅に向上し、ビットエラーレートの大幅な低減、コネクタやDSPによる信号補正が不要となることで、コスト、レイテンシ、消費電力の削減に貢献します。
Effective TypeScriptに関する書評
TypeScript入門書「Effective TypeScript(第2版)」の書評記事で、同書の概要と著者の感想が述べられています。TypeScriptの基礎を学ぶのに最適と評価しつつも、戻り値の型アノテーション省略推奨には異論があり、上級者にはtype-challenges等の更なる学習を勧めています。また、TypeScriptに対する批判が多い点に触れつつ、代替手段での問題解決可能性にも言及し、TypeScriptのベストプラクティスを学ぶことの重要性を強調しています。
中国製Android端末へのマルウェアプリインストール問題
中国製の安価なAndroid端末に、暗号資産を盗むマルウェアがプリインストールされていたことがDoctor Webの調査で判明しました。このマルウェアはWhatsAppを偽装したアプリで、ユーザーの仮想通貨ウォレットアドレスを乗っ取ります。多くのユーザーが中国製スマホのセキュリティリスクを懸念していますが、実際には中国メーカーを装った端末が問題であり、必ずしも全ての中国製端末が危険というわけではありません。安価なAndroid端末を購入する際には、セキュリティ対策を十分に講じる必要があります。
Looker Studioを用いたデータ可視化とGA4データ分析
この記事では、はてな社員がGoogleアナリティクス4(GA4)などのデータをLooker Studioで可視化する方法を、具体的な表やグラフの種類(棒グラフ、円グラフ、マップ、折れ線グラフなど)と使用例を交えて解説しています。オウンドメディアの分析に役立つスコアカードやファネルグラフ、スプレッドシートなどとの連携についても触れており、Looker Studioを活用したオウンドメディア運用支援サービスについても紹介しています。
4chanの大規模ハッキングとサービス停止原因
匿名掲示板サイト4chanが、大規模ハッキングにより約2週間サービスを停止していましたが、ようやく復旧しました。攻撃者は偽のPDFファイルを用いてサーバーに侵入し、データやソースコードを盗んだとされています。この事件の背景には、長年続く4chanの資金難と人材不足によるセキュリティ対策の遅れがあり、古いサーバーとOS、コードのアップデートが遅れていたことが原因とされています。復旧作業ではサーバー交換、OSとコードのアップデートが行われました。
PKSHA TechnologyによるAIエージェント社会実装とエンジニアの未来
AIベンチャーPKSHAが7000体のAIエージェントを社会実装したと発表し、それらが様々な業務の自動化に貢献していることを紹介しています。AIエージェントは「行動するAI」として位置付けられ、企業導入の課題や導入コスト(平均年収の半分程度)、そしてAI開発エンジニアが自身の仕事の将来について抱く不安についても触れられています。
偽携帯電話基地局出没とセキュリティ対策
都内で偽携帯電話基地局が出没しており、総務大臣も関係機関と連携して対応に乗り出しています。特定機種の不具合とみられる事象が4月19日に発生し、550件以上の報告が寄せられています。この不具合は特定のUIバージョンが原因の可能性があり、GSM通信に問題があるとの報告もあります。AndroidやiOSなど複数のOSに影響している可能性も示唆されており、2G接続不可モードの実装といったセキュリティアップデートも検討されています。
Claude Code削除要請とAI時代の著作権問題
AI企業Anthropicが、自社AI「Claude」を活用したプロンプト集を公開したオープンソースプロジェクト「Claude Code」に対し、著作権侵害を理由に削除要請を出した事件についてです。プロジェクトはClaudeのコードではなく、効果的なプロンプト集の公開でしたが、著作権の対象となるか議論を呼び、開発者コミュニティからはリバースエンジニアリングの正当性やAI研究への悪影響を懸念する声が上がっています。Anthropicの対応は、競合のOpenAIとは対照的に閉鎖的であると批判されており、AI開発における知的財産権の扱い、オープンソース文化との共存という重要な課題を浮き彫りにしています。
Vertex AIを用いた機械学習基盤構築事例
Google CloudのVertex AIを活用した機械学習基盤構築事例を9社が紹介する記事で、パイプライン自動化による効率化、特にレコメンド機能構築における効果、Google Cloudサービスとの連携によるリソースの柔軟な割り当てや並列処理の容易さ、データ処理時間短縮、新規パイプライン構築の高速化、問題の早期発見、コスト削減、開発効率向上、チーム連携強化といった導入効果が詳細に解説されています。