- サーマルカメラレビューと活用術
- AWS学習方法と効率化
- ChatGPT画像生成機能の全ユーザー開放
- モダンなtsconfig.jsonの設定方法
- RAID 5構成におけるシステム障害と復旧
- DockerとVSCode Remote-Containerのパーミッション問題解決策
- 中居正広氏のSMSデータ復元とデジタルフォレンジック調査
- REST API設計におけるセキュリティ対策
- OpenAI GPT-4.5のチューリングテスト合格とデジタル機器レビュー
- アプリケーションロジックの脆弱性対策とセキュリティ診断AI
- Go言語による高性能アプリケーション開発ガイド
- ドスパラに関する動画公開と営業妨害行為
- 江戸時代の言葉を話すAIチャット「からまる」
- MozillaのウェブメールサービスThundermailとThunderbird Pro発表
- AI生成論文を基にしたYouTube動画と情報リテラシー
- コード生成AIによる社会保障局システム移行計画の危険性
- Windows 11のMicrosoftアカウント必須化と回避方法
- GPU不要な超軽量TTSとLLMを使ったチャットWebサービス構築
- VivaldiブラウザへのProton VPN統合
- 削除できないファイルを強制削除するアプリ「Goodbye F**king Files」
- AI利用の実態調査と各業種での活用状況
- AWSリージョンとアベイラビリティゾーンの地理情報公開
- KEDAを用いたGoogle Cloud GKE環境のコスト削減
- SteamOSの他社製ゲーミングPC対応と性能向上
- 動画ストリーミングサービスの広告・イントロスキップと速度調整アドオン・拡張機能
- AIエージェントの過剰推論問題とReaRAGによる精度向上
- デスクトップPCでの高速高精度天気予報システムAardvark Weather
- iOS 18.4の新機能とApple Intelligenceの日本語対応
- Jw_cadとAviUtlの現状と建築業界におけるフリーソフトの課題
- AWS MCPサーバー群による開発ワークフロー改善
サーマルカメラレビューと活用術
小型軽量でUSB接続可能なサーマルカメラ「InfiRay P2 Pro」のレビュー記事です。約39,000円と比較的安価でありながら、スマートフォン(USB-C端子対応)に接続して高精細な熱画像撮影が可能で、使いやすいアプリも備えています。電源不要でマクロレンズも付属し、電気機器の故障診断や空調チェックなど、様々な用途で活用できます。
AWS学習方法と効率化
AWS学習に関する7年前の記事を改訂したもので、AWSイベント参加によるモチベーション向上、AWS認定資格取得による知識・実践力向上、無料利用枠を用いた実践演習、インフラ基礎知識習得による効率化、そしてWebサービス構築などを通じた学習内容のアウトプットによる深化といった、6つの効果的な学習方法を紹介しています。
ChatGPT画像生成機能の全ユーザー開放
OpenAIが、これまで利用制限されていたChatGPTの画像生成機能を全ユーザーに無料開放しました。ジブリ風画像生成などで話題となり、利用が殺到したため、無料プランでは1日3回までの利用制限が設けられていましたが、この制限が撤廃されたことで、より多くのユーザーが利用可能になります。これは、AI開発競争が激化する中、ChatGPTの普及戦略の一環と考えられ、画像生成による生産性向上やイノベーションの可能性を示唆する一方、著作権問題や電力消費、雇用への影響など、懸念材料も存在します。
モダンなtsconfig.jsonの設定方法
mizdra氏のブログ記事「4 ステップでモダンな tsconfig.json を作る」では、133個ものオプションを持つ複雑なtsconfig.jsonの設定を、Webアプリ、バックエンドサーバー、npmパッケージの3つの構成例を元に、雛形の生成、拡張構文の制限、プロジェクト構成に応じたオプション選択、厳格な型チェック設定という4つのステップで簡単に作成する方法を解説しており、tsconfig.json生成ツールも提供しています。
RAID 5構成におけるシステム障害と復旧
湖南市の住民情報システムが3月27日からハードディスク故障により停止しました。メインと予備のハードディスクが連続して故障し、RAID 5構成によるデータ移行中に予備ディスクも故障したことが原因です。このシステム障害は、RAID 5のデータ保護機能を正しく理解せず、冗長性の確保に失敗した典型的な事例であり、複数の専門家も同様の経験をツイートしています。システムは3月30日に復旧し、31日から通常業務を再開しました。
DockerとVSCode Remote-Containerのパーミッション問題解決策
DockerとVSCode Remote-Containerを用いた開発環境において、ホストとコンテナ間のユーザーIDとグループIDの不一致が原因となるパーミッション問題とその解決策について解説しています。Dockerはホストの権限をそのまま反映するため、コンテナ内でファイルへの書き込みやアクセスに問題が発生しやすいですが、Remote-Containerはuid/gidを強制的に一致させることでこれを解決します。しかし、この処理は時間とイメージサイズを増加させるため、devcontainer.json
、docker-compose.yml
、.env
を用いてホストとコンテナのuid/gidを事前に一致させることで、Remote-Containerの処理を回避し、ビルド時間とイメージサイズの削減を実現する方法が紹介されています。
中居正広氏のSMSデータ復元とデジタルフォレンジック調査
フジテレビの第三者委員会による調査で、中居正広氏から関係者へのSMSメッセージ「見たら削除して」がデジタルフォレンジックにより復元されたと報じられています。2022年5月9日から2023年1月10日までの期間、SMS、LINE、Microsoft Teamsといった複数アプリの業務利用状況が調査され、SMS437件、LINE86件、Teams1427件の利用が確認されました。20万件以上のデータが調査対象となり、業務効率化のためのアプリ利用状況と、その課題や今後の展望が示唆されています。
REST API設計におけるセキュリティ対策
REST APIのセキュリティ対策を解説した3部作の最終回で、サービス事業者がセキュリティインシデント発生時に加害者扱いされる可能性と、適切な対策の重要性、アクセスログ解析、権限棚卸し、レート制限、入力検証、サニタイズ、エラーハンドリングといった具体的な対策、OSSライブラリの利用におけるMagecart攻撃やサプライチェーン攻撃への対策としてSBOMの活用やプライベートレポジトリの利用、そしてAPIバージョンアップにおけるURLやHTTPヘッダーによる互換性維持の方法などが詳述されています。
OpenAI GPT-4.5のチューリングテスト合格とデジタル機器レビュー
カリフォルニア大学のある研究チームが、OpenAIのGPT-4.5がチューリングテストに合格したと発表したというニュースと、サイバーセキュリティ対策サービス、スマートバンド、ゲーミングモニター等の製品レビュー、高速光回線「ビッグローブ光10ギガタイプ」の広告、ゲーミングPC、ノートPC、外付けSSD等のPC関連製品セール情報、その他デジタル機器やサービスのレビューや広告、そしてチームワークマネジメントや効率化に関する記事などが掲載されています。
アプリケーションロジックの脆弱性対策とセキュリティ診断AI
GMO Flatt Securityが、セキュリティ診断AI「Takumi」と、アプリケーションロジック固有の脆弱性を防ぐための対策をまとめた59ページのスライドを無償公開しました。このスライドは、1000件以上の脆弱性診断データに基づき作成されており、認証認可、クライアント信頼、パラメータ値、エラーメッセージなど、機能ごとの具体的な対策を解説しています。ロジック脆弱性は、サービス仕様外の動作によって問題を引き起こすものであり、本スライドは開発者がそうした脆弱性を防ぐ上で役立つ情報を提供します。スライドはSpeakerdeckで公開されており、誰でも無料で閲覧可能です。
Go言語による高性能アプリケーション開発ガイド
Go言語を用いた高性能アプリケーション開発のためのガイド記事シリーズで、メモリ効率、構造体レイアウト、効率的なエラー処理といった具体的な手法と、高スループットなネットワークサービス構築のためのノウハウを、ベンチマークやコード例付きで実践的に解説しており、Go言語によるパフォーマンスチューニングに関心のある開発者にとって有用な情報が提供されています。
ドスパラに関する動画公開と営業妨害行為
サードウェーブが、同業他社から「ドスパラの闇」と題された不適切な動画を公開されたとして、営業妨害行為だと発表しました。また、Hibis社はPC向けソフトウェア開発におけるデータ処理とアルゴリズムの課題解決策として、独自の技術による処理速度と効率性の向上、PC性能最大化を実現した技術を発表し、Webサービスへの応用も計画しています。
江戸時代の言葉を話すAIチャット「からまる」
Sakana AIが開発した、江戸時代の言葉を話すAIチャット「からまる」は、Hugging FaceのLlama 3をベースとした日本語モデルで、古文書約2500万文字を学習しており、高い文章生成能力を備えています。OCR機能を活用したデータ作成などの工夫も施され、多様な用途に利用可能な汎用的なAIモデルとして公開されています。
MozillaのウェブメールサービスThundermailとThunderbird Pro発表
Mozillaが、ウェブブラウザから利用できるオープンソースベースのメールサービス「Thundermail」と、AIアシスタントやスケジューラーなどの機能を備えた有料サブスクリプションサービス「Thunderbird Pro」を発表しました。ThundermailはGmailのようなウェブメールインターフェースで、オープンソースプロジェクトStalwartを基盤として構築されています。Thunderbird Proは、生産性向上のための追加機能を提供し、当初はコミュニティ貢献ユーザーは無料で利用できます。Mozillaは、これらのサービスを通して、既存の大手メールプロバイダーに対抗し、プライバシーを重視したオープンソースの代替手段を提供することを目指しています。
AI生成論文を基にしたYouTube動画と情報リテラシー
日本の研究者Nawata氏が、自身の名前が著者として記載された架空の論文を引用したYouTube解説動画を発見しました。この動画はAIによって生成された偽の論文を出典としており、他にも複数の研究者の名前が不正に使用されています。動画は出典の真偽を確認せずに視聴する人が多く、虚偽情報の拡散につながっています。この事例は、AIを用いた情報生成における信頼性と、情報に対する識別能力の重要性を改めて浮き彫りにし、AIの悪用による情報操作の危険性を示しています。
コード生成AIによる社会保障局システム移行計画の危険性
イーロン・マスク率いる企業が、アメリカ社会保障局の6000万行にも及ぶCOBOLコードを、コード生成AIを用いて数ヶ月で現代的なシステムに移行しようとしており、その計画の危険性について懸念が示されています。この大規模なシステム移行は、AIによる自動化ゆえにシステムの安定性やデータの安全性、特に社会保障番号などの重要データの流出リスクが極めて高く、十分なテストや再設計なしに実行されることへの危惧が専門家の間で広がっています。COBOLから他のプログラミング言語への移行は複雑な作業であり、AIによる自動化は、潜在的なバグやセキュリティホールを生み出す可能性があるため、慎重な対応が求められています。
Windows 11のMicrosoftアカウント必須化と回避方法
Windows 11の2025年秋リリース予定のバージョン25H2では、新規インストール時にMicrosoftアカウントの入力が必要になります。従来の回避策として知られていた「OOBE/bypassnro」コマンドは今後使用できなくなる見込みですが、「start ms-cxh:localonly」コマンドを使用することで、ProおよびHomeエディションではMicrosoftアカウントなしでのインストールが可能になります。他のエディションではレジストリ編集が必要となるため、より高度な知識と操作が必要になります。
GPU不要な超軽量TTSとLLMを使ったチャットWebサービス構築
エイプリルフール企画として、歌声合成ツールUTAUの音声データを用いた、会話機能付きWebサイトが構築されました。ユーザーの音声データとGoogleのLLM Gemini API、Tone.jsによるTTSを組み合わせることで、クローン音声による会話を実現しており、フロントエンドにはReact対応のSci-Fi UIであるarwes、バックエンドにはNext.jsが使用されています。サーバーレス環境(render.com)とレート制限(upstash)により、低負荷かつ安全な運用が確保されています。UTAUの音声データからTone.jsを用いて簡素なTTSシステムが構築されている点が特徴です。
VivaldiブラウザへのProton VPN統合
Vivaldiブラウザに、プライバシー重視でログ非保存、検閲対策機能を持つProton VPNが統合されました。Vivaldiから直接VPN接続できるため、簡単に利用でき、無料版はデータ無制限で利用可能です(一部制限あり)。有料版ではサーバー選択や機能拡張など、より高度な利用が可能です。
削除できないファイルを強制削除するアプリ「Goodbye F**king Files」
GitHubで公開されている「Goodbye F**king Files」は、Windows上で削除できないファイル(プロセスが使用中、アクセス拒否、TrustedInstaller所有など)を強制削除するアプリケーションです。プロセス強制終了、UACバイパス、特権昇格といった高度な機能を備えていますが、誤操作によるシステム破壊のリスクがあるため、熟練者以外には使用を推奨しません。自己責任で使用し、悪用は法律違反となる可能性がある点に注意が必要です。
AI利用の実態調査と各業種での活用状況
Anthropic社による400万件以上のユーザー会話を分析したAI利用実態調査の結果では、AI利用の57%が人間の仕事の補完である「拡張・増強型」であることが判明し、AI利用が多い業務トップ6はプログラミング、テクニカルライティング、アート・デザインなどで、肉体労働は少ないとされています。また、AIは特定タスクで活用される傾向にあり、全タスクの75%以上でAIを使う職種は4%のみで、高収入層と低収入層でAI活用率に差はなかったという結果も示されています。
AWSリージョンとアベイラビリティゾーンの地理情報公開
AWSが、これまでコードでしか確認できなかった全リージョンとアベイラビリティゾーンの地理情報を、国名レベルで明示的に公開しました。例えば「apne1-az1」が日本にあることが明確になり、利用者はより容易にリージョンとアベイラビリティゾーンの位置を把握できるようになります。今後、新たに開設されるリージョンやアベイラビリティゾーンについても同様の情報公開が予定されており、位置情報の透明性向上と利用者の利便性向上に繋がる取り組みです。
KEDAを用いたGoogle Cloud GKE環境のコスト削減
ZOZOテクノロジーズが、Google CloudのGKE環境でKubernetes Event-driven Autoscaling(KEDA)を導入し、開発・検証・テスト環境のPodを夜間・休日に停止することでインフラコストを約30%削減した事例を紹介しています。Kubernetes標準のHPAでは夜間・休日のPod停止が困難だったためKEDAを採用し、Compute EngineとDatadogのコスト削減にも成功しており、今後は本番環境でもトラフィックに応じたスケールインによる更なるコスト削減を目指しています。
SteamOSの他社製ゲーミングPC対応と性能向上
SteamOS 3.8が、Asus ROG AllyやLenovo Legion Go Sなどの他社製携帯型ゲーミングPCにも対応し、Steam Deckを上回る処理性能を示す場合もあることが発表されました。これは、SteamOSがValve製のデバイスのみに限定されなくなことを意味し、Windows版よりもSteamOS版の方がパフォーマンスが良いケースも存在するようです。この展開は、携帯ゲーム機市場に大きな影響を与える可能性があります。
動画ストリーミングサービスの広告・イントロスキップと速度調整アドオン・拡張機能
Netflix、Prime Video、Disney+などの動画配信サービスで、広告やイントロ、不要な要素を自動スキップしたり、再生速度を調整したりできるFirefoxアドオンとChrome拡張「Streaming enhanced」が公開されています。Pythonで記述されたオープンソースのツールで、GitHubリポジトリからソースコードを入手でき、カスタマイズも可能です。スマホでも動作します。
AIエージェントの過剰推論問題とReaRAGによる精度向上
AIエージェントが、検索を何度も繰り返すなど非効率な動作(過剰推論)を起こす問題に対し、ツール使用手順と効率的な回答導出方法を学習することで、精度向上と検索回数削減を実現するReaRAGという手法が提案されています。少ないステップで回答を得られるデータを用いた学習により、既存手法と比較して精度が約15%向上し、検索回数は2~4割削減されたとのことです。
デスクトップPCでの高速高精度天気予報システムAardvark Weather
英ケンブリッジ大学などの研究チームが、デスクトップPC上で約1秒で高精度な天気予報を実現するAIシステム「Aardvark Weather」を開発しました。このシステムは、機械学習を用いたEnd-to-endデータ駆動型の予測モデルで、既存の気象モデル(ECMWF、IFS、NCEP、GFS)のデータも活用することで、NVIDIA A100 GPUによる大規模計算を可能にし、高解像度の2mと10m高度における気象予測の精度向上に貢献しています。
iOS 18.4の新機能とApple Intelligenceの日本語対応
iOS 18.4、iPadOS 18.4、macOS Sequoia 15.4のリリースにより、Apple Intelligenceが日本語に対応し、iPhone 16シリーズを含む一部機種で文章作成支援、校正、要約、ChatGPT連携などのAI機能がテキスト入力箇所で利用可能になります。メールアプリでは返信作成や要約機能による効率化、Siriでは自然な会話と文脈理解が実現し、写真編集では不要な部分の削除機能が追加されました。さらに、カメラによる対象物認識・情報取得機能、オリジナル絵文字作成機能、画像生成AIツールも利用可能となり、様々な機能強化が図られています。
Jw_cadとAviUtlの現状と建築業界におけるフリーソフトの課題
長年愛されているフリーソフト「AviUtl」と「Jw_cad」を取り上げ、その脆弱な状態にも関わらず広く利用されている現状と、開発の停滞、代替ソフトの不足といった問題点を解説しています。特に、開発者による64bit化への対応放棄やオープンソース化の必要性、代替ソフト開発の遅れなどが課題として指摘されており、建築業界におけるJw_cadの利用状況を例に、これらのソフトウェアが抱える共通の問題点を分析しています。
AWS MCPサーバー群による開発ワークフロー改善
AWS Labsが公開したmcpは、AWSのベストプラクティスを開発ワークフローに直接取り込むための特殊なMCPサーバー群で、Coreサーバー、Amazon Bedrock、AWS CDK、コスト分析、Amazon Nova Canvasの5種類の主要サーバーから構成されています。各サーバーはAWSサービスへのアクセスやデータ分析などを支援し、AstralからのインストールやAWS認証設定が必要です。各サーバーの詳細なドキュメントも提供されています。