- セキュリティ資格取得とキャリアパス
- ChatGPTの高度なプロンプトエンジニアリング
- LLMと業務効率化ツール連携による論文インプット
- OSS活動から企業への参画
- AIエディタCursorとObsidianを用いた執筆環境構築
- 楽天証券のフィッシング詐欺への緊急注意喚起
- 自動運転車のセンサー技術に関する比較実験
- MastraとNext.jsを用いた製造業向けチャットボット開発
- 楽天証券における不正取引と対策
- Gemini Canvasによるコード生成とWeb開発
- Next.jsの脆弱性CVE-2025-29927
- レガシーシステム改善とソフトウェア考古学
- PostgreSQLのRow Level Securityリンター開発
- ソフトウェア開発におけるインターフェース設計
- LINEアプリの通知不具合と対応策
- 古いPCへのWindows11インストール
- Windowsコマンドラインヒストリ機能
- ブラウザベースのゲームボーイエミュレータ
- AI時代におけるエンジニアのマインドセット
- Geminiの画像生成機能とその他製品レビュー
- AWS Step FunctionsでのJSONataデータ変換
- Claudeの使用制限と回避策
- Second-Meを用いたAIクローン作成
- Second-Meを用いたAIクローン作成(続編)
- DeepSeek論文解説
- Next.jsミドルウェアの脆弱性(CVE-2025-29927)
- Next.jsミドルウェアの脆弱性(CVE-2025-29927)アドバイザリ
- VRChatにおけるタイムアウト対策
- Google PixelのアップデートによるGPU性能向上
- AWS Cedarによる高速スケーラブルな認可技術
セキュリティ資格取得とキャリアパス
セキュリティエンジニアが2年間で21個ものセキュリティ資格を取得した経験談です。資格取得によってセキュリティに関する知識の幅を広げ、概念の視覚化、経験不足の補完に役立った一方、資格取得が目的化したり、費用や時間がかかった点も反省として述べられています。多くの資格が実技形式だったため、ハンズオン学習を通して実践的なスキルを習得できたとあり、資格取得はあくまで手段であり、継続的な学習と成長の重要性を強調しています。今後は実務経験を積み、事業会社での専門性を高めていく予定とのことです。
ChatGPTの高度なプロンプトエンジニアリング
ジェイビープレスの記事では、ChatGPTの予測能力を向上させる新たなプロンプト「物語プロンプト」が紹介されています。これは、直接質問する代わりに、物語形式で未来を描かせることで、より詳細で精緻な予測結果を得られる手法で、ベイラー大学の研究者らが「未来の物語」戦略と名付けたものです。ChatGPTの基盤技術である大規模言語モデル(LLM)の特性を活かしたこの手法は、ロシアによるウクライナ戦争の帰趨予測など、複雑な未来予測においても効果を発揮することが示唆されています。
LLMと業務効率化ツール連携による論文インプット
neoAI社が開発したLLM Bot「neoSearcher」は、SlackとNotionと連携することで、論文からの情報収集と社内ナレッジ蓄積を効率化します。論文の要約作成、質問への回答生成、Notionへの自動保存といった機能を備え、AWS Lambda、Slack API、Notion APIなどを活用して構築されています。これにより、膨大な論文情報のアクセスと理解の困難さを解消し、論文理解の促進と情報共有の効率化、ひいては業務効率向上と堅牢な知識基盤の構築を実現しています。
OSS活動から企業への参画
Pythonの型チェッカー「pylyzer」をOSSとして公開していた大学院生が、Python開発者向けツールを開発するAstral社と契約し、同社の型チェッカー「red-knot」の開発に参画することになりました。Astral社はRuffやuvといったツールも開発しており、大学院生のOSS活動実績とpylyzer開発経験が評価されたことが採用の理由です。今後はAstral社での開発と大学院での研究を両立させる予定です。
AIエディタCursorとObsidianを用いた執筆環境構築
AIエディタ「Cursor」と情報管理ツール「Obsidian」を連携させ、Markdown形式で情報を一元管理することで、音声入力、AIによる修正・整理、自動ファイル探索などを活用した効率的な文章執筆環境を構築する方法を紹介しています。情報収集から執筆、編集までをシームレスに行えるようになり、特にMarkdownによる情報管理がAIを活用する上で重要であると解説しています。
楽天証券のフィッシング詐欺への緊急注意喚起
楽天証券が、フィッシング詐欺による被害の急増を受け、緊急の注意喚起を発表しました。ログイン時の追加認証(二要素認証)の設定を強く推奨しており、ID・パスワードの盗難や不審なメールによる不正取引被害の増加を受けて、顧客の資産保全のため、速やかな追加認証設定を呼びかけています。
自動運転車のセンサー技術に関する比較実験
YouTuber Mark Rober氏が実施した衝突回避実験で、テスラの車載カメラが偽の壁と認識し衝突した一方、LiDAR搭載車は回避に成功しました。この実験結果は、自動運転開発におけるカメラとLiDARの優劣を巡る議論を改めて浮き彫りにしました。カメラは高解像度の画像認識に優れますが、錯覚に騙される弱点があり、LiDARは高精度な3次元地図作成に役立つものの、悪天候に弱いという両者の特性が示されました。
MastraとNext.jsを用いた製造業向けチャットボット開発
TypeScriptベースのAIアプリケーションフレームワークMastraとVercel AI SDK、Next.jsを用いて、製造業の保全業務における過去のトラブル事例をテキスト・画像データからセマンティック検索できるチャットボットを開発した事例を紹介。MastraのAgentとWorkflow機能、Playground、Pineconeベクトルデータベースとコサイン類似度検索、そしてNext.jsによるUI構築、Mastra Playgroundによるテストと監視機能活用の詳細な開発過程が解説されています。
楽天証券における不正取引と対策
楽天証券で不正取引が多数発生し、その多くがフィッシング詐欺によるものと判明しました。偽サイトへの誘導やマルウェア感染により顧客情報が窃取され、不正取引が行われたと考えられています。楽天証券は、取引暗証番号入力の注意喚起や中国株買い注文の一時停止などの対策を実施しており、ログイン時の追加認証やリスクベース認証といったセキュリティ強化も進めています。被害補償については原則として行われないものの、個々のケースについて検討するとしています。
Gemini Canvasによるコード生成とWeb開発
Googleは、生成AI「Gemini」に連携した新機能「Canvas」を発表しました。Canvasは、文章作成や編集、そしてコーディングをGeminiとの対話を通して行える機能で、文章のトーン、長さ、フォーマットなどを容易に調整できます。HTMLコード生成にも対応しており、Web開発にも活用可能です。現在、Geminiユーザーを対象に全世界で提供されています。
Next.jsの脆弱性CVE-2025-29927
Next.jsのミドルウェアに認可バイパス脆弱性CVE-2025-29927が見つかり、攻撃者が改ざんされたHTTPヘッダーを用いて認証を回避し、本来アクセスできないリソースにアクセスできてしまうことが明らかになりました。Next.js 15.2.3以前、14.2.25以前などが影響を受け、対策としてリバースプロキシによるヘッダー除去や、最新バージョンへのアップデート、アクセスログ監視による攻撃検知体制の構築が推奨されています。
レガシーシステム改善とソフトウェア考古学
CARTA HOLDINGSの栗さんが新卒4年間で、20年もののWebサービス「ECナビ」の改善に携わった経験について述べています。Perl、PHP、Oracle、MySQLなど様々な技術が混在するレガシーシステムにおいて、「ソフトウェア考古学」という手法を用いて、鳥の目と虫の目の視点からシステム全体を分析し、メンタルモデルと実際のコードの乖離を埋めるためコードリーディングとリファクタリングを繰り返した過程、そしてレガシーシステム改善の重要性と具体的な方法、得られた知見について解説しています。
PostgreSQLのRow Level Securityリンター開発
PostgreSQLのRow Level Security (RLS)の設定忘れを防ぐためのGo言語製のリンター「postgrls」が開発されました。このリンターは、テーブル定義とRLSポリシー定義の不足を検出し、エラーを返します。pg-queryライブラリを使用し、ClineとClaude 3.7 sonnetによるAIアシストでコード生成が行われましたが、開発者は手動コーディングの価値を再認識したと述べています。
ソフトウェア開発におけるインターフェース設計
ソフトウェア開発における「インターフェイス」の概念を、GUI、CLI、Web API、関数など様々な種類を比較しながら解説したPHPerKaigi 2025の講演内容で、インターフェイスが使用者への提示であり、同時に契約でもあるという視点、インターフェイス設計とUXの密接な関係性、そして関数シグネチャやエラーメッセージ、データベーススキーマなどもインターフェイスとして捉えるべきという考え方が紹介されています。
LINEアプリの通知不具合と対応策
Android版LINEのバージョン15.3.0以降において、一部機種で通知が届かない不具合が発生しており、LINE公式は来週にかけて順次配布するアップデートで対応すると発表しています。原因はAndroidシステムの設定にある可能性が高く、LINEアプリ自体ではなく、Android側の通知設定に問題があると考えられています。対策として、アプリの通知設定の確認やQRコードを用いた再ログインが推奨されています。
古いPCへのWindows11インストール
古いPCへのWindows 11インストールに関する記事で、2025年3月時点での最新情報に基づき、動作要件を満たさないPCへのインストール方法を解説しています。従来の方法が利用できなくなったため、新たにWindows Serverモードを用いたインストール手順を詳細に説明しており、インストール失敗の可能性や再起動が必要となる場合についても触れられています。ただし、自己責任で実施する必要があり、リスクを理解した上での利用が求められます。
Windowsコマンドラインヒストリ機能
PowerShellのコマンド履歴機能について解説した記事で、組み込みヒストリとPSReadLineヒストリの2種類が存在し、特にPSReadLineヒストリはファイル保存、セッション間共有、カーソルキーやCtrl+Rによる操作、キー割り当てやSet-PSReadLineOption
コマンドによるカスタマイズといった高度な機能を持つことを説明しています。
ブラウザベースのゲームボーイエミュレータ
Rust言語で開発され、WebAssemblyを用いてブラウザ上で動作するゲームボーイのエミュレーター「Retro Boy」が公開されました。ROMデータは別途必要ですが、Web Audio API、HTML Canvas、ローカルストレージなどを活用し、ブラウザだけでゲームボーイのゲームをプレイできます。ソースコードはGitHubで公開されているため、誰でも閲覧・修正可能です。
AI時代におけるエンジニアのマインドセット
AI時代においてエンジニアが求められるマインドセットとして、AIの能力と限界の理解に基づいた期待値調整、技術力とAI活用力の両立による掛け算人材への成長、継続的な学習とアンラーニングによるAI進化への対応、そして精神的健康とワークライフバランスの重要性が解説されています。
Geminiの画像生成機能とその他製品レビュー
この記事では、Geminiによる画像生成機能の解説記事のほか、スマートウォッチやゲーミングPC、ノートPCなどの製品レビュー、NVIDIA AIワークステーション導入増加の背景、ダイエットサロン体験レポート、業務管理ツールBacklogの活用法、高速インターネットサービス、大画面ディスプレイ、高性能SSD、AI学習向けデータセンター、ゲーム向けPCパーツといった幅広いIT関連トピックを紹介しています。
AWS Step FunctionsでのJSONataデータ変換
AWS Step Functionsにおいて、JSONataを用いたデータ変換方法と具体的な例が紹介されています。Step FunctionsでJSONataが利用可能になったことで、Lambda関数を使用することなくJSONデータのクエリや変換が可能になり、文字列操作や日付変換といった様々な処理をJSONata式のみで記述できます。PassステートでJSONata式を直接記述することで、データ変換処理の可読性が向上し、Lambda関数の作成を削減することで開発効率の向上も期待できます。
Claudeの使用制限と回避策
Anthropic社のClaudeの無料版とPro版における1日、5時間ごとの使用回数制限への対処法として、新しい話題は新しいチャットで始める、関連する質問はまとめて会話の長さやファイル添付に注意する、大きな作業は分割して効率的な指示を出す、Pro版では会話の引継ぎ機能を活用するといった方法が紹介されています。
Second-Meを用いたAIクローン作成
Qiitaの記事「自分をAIでもう一人作る??Second-Meを試してみる①」では、個人情報を保護しつつAIで自分自身を表現できるオープンソースシステム「Second-Me」が紹介されています。Second-Meは階層型メモリを用いてユーザーの行動を学習し、強化学習によってユーザー理解度を高めていきます。ローカル環境で動作し、ユーザーの許可なくデータが共有されることはありません。また、分散型ネットワークを採用することで、個々のAIは独立性を保ちつつ相互作用します。ソースコードは公開されており誰でも利用可能ですが、現在も開発段階であることに留意が必要です。
Second-Meを用いたAIクローン作成(続編)
Qiitaの記事「自分をAIでもう一人作る??Second-Meを試してみる②」では、AIアシスタント「Windsurf」を用いて自身のAIクローン「Second Me」を作成する過程が解説されています。Macのストレージ不足を解消するため、AIに不要なファイルを削除させた後、Windsurfを用いてSecond Meのセットアップを行い、ローカル環境(http://localhost:3000/)での動作確認に成功したことが報告されています。
DeepSeek論文解説
AIモデルの進化をAlphaGoやChatGPTを例に解説し、教師データなしの強化学習で高度な推論能力を獲得したDeepSeek-R1、特にR1-Zeroの訓練手法と成果について、シンプルな報酬モデルと改良型アルゴリズム(GRPO)の採用、AIの自己進化と推論過程の可視化といった観点から詳しく紹介しています。
Next.jsミドルウェアの脆弱性(CVE-2025-29927)
Next.jsのミドルウェアに、CVE-2025-29927として登録された深刻な脆弱性が発見され、特定のHTTPヘッダー操作で認証・認可をバイパス、DoS攻撃が可能になることが判明しました。Next.js 11.1.4以降の全バージョンに影響し、15.2.3(15.x)、14.2.25(14.x)以降のバージョンで修正されています。それ以前のバージョンの利用者は、速やかにアップデートするか、適切な回避策を講じる必要があります。ミドルウェアを使用していない場合は影響を受けませんが、使用している場合は、セキュリティ上の重大なリスクとなるため注意が必要です。
Next.jsミドルウェアの脆弱性(CVE-2025-29927)アドバイザリ
CVE-2025-29927は、GitHub Advisory Databaseに掲載された深刻な脆弱性で、遠隔から、容易に、特別な権限やユーザー操作を必要とせずに攻撃が可能であり、データの漏洩、改ざん、利用不可といった深刻な影響を及ぼす可能性があります。
VRChatにおけるタイムアウト対策
VRChatでタイムアウトが頻発する場合の暫定対策として、Windowsのhostsファイルに特定の記述を追加することで、名前解決またはルーティング異常による国内インスタンスへの接続改善を試みる方法が紹介されています。海外インスタンスへの対応は今後の追記予定とのことです。
Google PixelのアップデートによるGPU性能向上
Google PixelシリーズのAndroid 15アップデートにより、Tensor G1~G4搭載機種のGPUドライバーが更新され、GPU性能が大幅に向上しました。Geekbench 6のVulkan APIテストでは性能が倍増するなど、顕著な改善が見られ、3DMarkのストレステストにおいても温度上昇が抑制され、安定性も向上しています。これにより、ゲームプレイ時のパフォーマンス改善が期待できます。
AWS Cedarによる高速スケーラブルな認可技術
AWSが発表した新しいポリシー言語Cedarは、RBACとABACの両方の機能を備え、動的なポリシー生成にも対応することで高速かつスケーラブルな認可を実現する技術です。IAMと同様にPolicy Decision Point(PDP)とPolicy Enforcement Point(PEP)を分離し、形式的意味論と定理証明支援系Leanを用いた検証によってセキュリティの信頼性を高めています。オープンソースとして公開され、AWSマネージド版であるAmazon Verified Permissionsも提供されます。