- Claude CodeとMCPサーバーを用いたデスクトップアプリ開発
- CloudWatch Logsコスト最適化事例
- AIとギャル風プロンプトによるペアプロ体験記
- LINE Androidサブログイン機能によるトーク履歴消失問題
- ChatGPTとClaude 3.7 Sonnetの性能比較
- AI学習データの同意要件緩和に関する政府検討
- GitHub製品のライセンス条項とデータ利用ポリシー
- AmazonによるAlexaの音声データアップロード強行問題
- NVMe接続HDDの技術動向
- 日本のWordPressサイトのセキュリティ脆弱性調査結果
- PHP重大脆弱性悪用による暗号通貨マイニング攻撃の増加
- Vim向けAIエージェント「Aider」の紹介
- 日本版スターリンク計画の進捗状況
- GIMP 3.0リリースによる新機能と改善点
- キーケット2025の見どころ
- TypeScriptとESモジュールの連携に関する解説
- オープンソース動画ダウンロードツール「You-Get」の使い方
- 一休.comにおけるC#、PythonからRustへのシステム移行
- Notebook LMのマインドマップ機能紹介
- 東芝グループのメールアドレスドメイン変更
- AI時代のプログラミング教育
- Googleマップタイムラインデータ消失問題
- Xboxコントローラーによる文字入力機能
- AWS環境におけるTerraform導入時の注意点
- Windowsエクスプローラー左ペイン整理ツール「Shell Folder Disabler」の新機能
- 日本の光学地球観測衛星開発計画
- VSCodeのプロファイル機能の使い方
- Jupyter Notebook代替ツール「Marimo」の紹介
- 米国のクラウドサービスからの脱却
- 区分値設計のベストプラクティス
Claude CodeとMCPサーバーを用いたデスクトップアプリ開発
Anthropic社のClaude CodeをMulti-Call Protocol(MCP)サーバーとして設定し、デスクトップアプリ(Claude Desktop)から利用する方法を解説した記事です。設定ファイル記述やパス指定エラーの解決策、Claude Codeのツール群を活用したAI駆動開発、Reactベースのリアルタイムプレビューツール「CommandV」を使った開発手順と結果、そしてMCPサーバー利用時のAPI料金が無料であることと開発効率向上が確認された点を詳細に説明しています。
CloudWatch Logsコスト最適化事例
カミナシ社の認証基盤「カミナシID」のログ増加によりCloudWatch Logsのコストが5倍に膨れ上がったため、コスト削減策としてインメモリキャッシュの導入による49%削減と、RDS監査ログをLambda関数「log-archiver」を用いてS3へ直接保存することで48%削減を実現し、ピーク時コストを約27%に圧縮した事例が紹介されています。具体的には、インメモリキャッシュによってレスポンスタイムの改善も得られています。今後、APIログについてもErrorログのみCloudWatchへ送信し、InfoログはS3へ直接保存する計画です。
kaminashi-developer.hatenablog.jp
AIとギャル風プロンプトによるペアプロ体験記
この記事では、GitHub CopilotとVSCodeのカスタム指示機能を用いて、AIにギャル風プロンプトを設定し、コード生成やデザイン提案を依頼した体験が紹介されています。具体的な設定方法や、AIが生成したギャル風回答の例、そして複数環境での活用可能性についても触れられています。
LINE Androidサブログイン機能によるトーク履歴消失問題
LINEがAndroidサブ端末ログイン機能を提供開始しましたが、アプリを最新版(15.3.0)に更新しないとiPhoneのトーク履歴が消えるという問題が発生しました。実際には15.3.0の配信が一時停止されていたにも関わらず、LINEは告知せず、ユーザーに責任転嫁の懸念があるとして問題視されています。LINEのマルチログイン機能の改善が必要であると指摘されています。
ChatGPTとClaude 3.7 Sonnetの性能比較
この記事では、AIによる文章作成ツールであるChatGPTとClaude 3.7 Sonnetの性能比較を解説しており、Web検索や質問応答におけるClaude 3.7 Sonnetの高い性能、文書作成能力、検索機能、生成PDFの品質などを検証し、AIツール市場における競争激化と両ツールの強み・弱みを分析しています。 具体的には、既存ツールであるChatGPTと新興ツールであるClaude 3.7 Sonnetを比較し、Claude 3.7 SonnetがChatGPTを凌駕する可能性についても言及しています。
AI学習データの同意要件緩和に関する政府検討
日本政府は、AI開発促進と経済活性化のため、AI学習データの利用に関する法改正を検討しており、企業データのAI学習への活用促進に向け、本人同意を原則不要とする方向で検討を進めています。これは、2026年までにAI学習データが不足するとの懸念があるためで、今国会への改正案提出も視野に入れています。
GitHub製品のライセンス条項とデータ利用ポリシー
GitHub製品、特にGitHub Copilotのプレビュー版を含む全プランにおいて、利用者のプライベートデータはAIモデルの学習には使用されず、製品改善のための分析のみに利用されます。ただし、公開されているデータ(例えば、パブリックリポジトリのソースコード)はモデル学習に使用されます。詳細はGitHub Copilot Trust Centerで確認できます。
AmazonによるAlexaの音声データアップロード強行問題
Amazonが3月28日より全てのEchoデバイスの音声データをクラウドに送信するよう変更し、ユーザーはこれを拒否できません。AmazonはAI処理のためと説明していますが、批判では株価維持のための成長戦略との指摘や、デジタルミレニアム著作権法を利用してユーザーによる設定変更を不可能にしていること、米国の消費者プライバシー法の不備によりAmazonの行為が規制できないことなどが挙げられており、ユーザーのプライバシー侵害と監視資本主義の強化につながると懸念されています。
NVMe接続HDDの技術動向
Seagateが、SATA/SASインターフェースに替わるNVMeインターフェース接続のHDDの概念実証を発表しました。AI処理などに向け、従来のHDDより高速で低コストなストレージを目指しており、NVMe接続によりSSDと共通のドライバを使用することで遅延を削減し、システムを簡素化できます。概念実証では、SSDと比べて大幅なコスト削減、省電力化、環境負荷軽減を確認しており、今後は大容量NVMe HDDの開発や、NVMe-oFを活用した拡張性の向上を目指します。
日本のWordPressサイトのセキュリティ脆弱性調査結果
プライム・ストラテジーによる調査で、日本のWordPressサイト約15%がユーザーIDを、4割がログイン画面をむき出しにしていることが判明しました。Web担当者Forumでは、Looker StudioとGA4、サーチコンソールを用いた効率的なレポート作成術、Canvaを使ったSNS広告デザイン、SEO対策、転職後の職場への馴染み方などを解説するセミナー開催情報や、Web担当者Forum主催イベントのセミナー満足度ランキングTop20、WordPress脆弱性情報無料配信開始、ダークパターン対策などの情報を掲載しています。
PHP重大脆弱性悪用による暗号通貨マイニング攻撃の増加
PHPの深刻な脆弱性CVE-2024-4577が悪用され、暗号通貨マイニングやリモートアクセスツール(RAT)による攻撃が世界的に増加しており、日本でも被害が確認されています。特に台湾、香港、ブラジルで被害が集中しており、攻撃者はこの脆弱性を突いて任意のコードを実行し、XMRigやNicehashなどのマイナー、Quasar RATなどを利用して被害者のシステムを乗っ取っています。そのため、PHPを利用しているシステムは速やかに最新バージョンへの更新など、適切な対策を行うことが強く推奨されます。
Vim向けAIエージェント「Aider」の紹介
AIコーディングツール「Aider」を紹介する記事で、Vimユーザーが様々なAIツールを試した経験に基づき、ターミナル上で動作しNeovim等と連携してコード生成やファイル操作などを指示できるAiderの利便性、エディタを選ばない柔軟性、OpenAI/Claude API対応による安定性と柔軟な設定、コスト効率の高さ、モデル選択の自由度などを解説しており、CursorやClineといったVS Codeベースのツールとの比較を通してAiderの優位性を示しています。
日本版スターリンク計画の進捗状況
NTTグループが宇宙ビジネスブランド「NTT C89」を立ち上げ、GEO、LEO、HAPSの3種類の衛星を用いたインターネット接続サービスを提供開始に向け準備を進めています。LEO衛星はStarlink等との連携も予定しており、2026年にはHAPS衛星の商用化を目指しています。さらに、取得した衛星データを用いたデジタルツインの作成により、災害対策などへの活用も期待されています。
GIMP 3.0リリースによる新機能と改善点
7年ぶりのメジャーアップデートとなるGIMP 3.0がリリースされました。GTK3への対応によるWayland環境や高DPI環境での動作改善、編集内容のあとからの変更が可能な非破壊フィルターの実装、PSDエクスポートの改善とレイヤー機能強化など、多くの新機能が追加されています。さらに、新しい公式ロゴも採用されました。
キーケット2025の見どころ
2024年3月22日に開始された1000万円規模のキーボード向けクラウドファンディングプロジェクトの概要と、2025年開催予定のキーボードイベント「キーケット2025」の情報です。本プロジェクトは、既存製品であるPFUのHHKB等との差別化を課題に、独自の技術を用いた革新的なキーボードの開発を目指しており、2025年の製品化とWeb上での販売を予定しています。クラウドファンディングは目標額1000万円を達成する見込みで、さらなる資金調達増加も期待されています。「キーケット2025」は前回開催から規模が2倍となり、多様な出展物が予定されています。
TypeScriptとESモジュールの連携に関する解説
Node.js v22からTypeScriptを直接実行できるようになったことで、TypeScript開発におけるESモジュール(ESM)の運用が注目されていますが、依然TypeScriptコンパイラによる型チェックは必要です。Node.js v22ではESMは実在パス指定による「本来のESM運用」のみサポートしているため、TypeScript 5.0のallowImportingTsExtensions
オプションや5.7のrewriteRelativeImportExtensions
オプションを利用することで、より容易にESM運用が可能になります。さらに、VS CodeとESLintの設定を適切に行うことで、本来のESM運用を支援し、開発効率を向上させることができます。
オープンソース動画ダウンロードツール「You-Get」の使い方
オープンソースツール「You-Get」を用いて、YouTubeやXなどの様々なウェブサイトから動画、画像、音楽を無料でダウンロードする方法を紹介しています。PythonとFFmpegのインストールが前提となり、Windows環境での具体的な手順を解説。コマンドラインツールで「you-get [URL]」と入力するだけでダウンロードでき、解像度やコーデックの指定もオプションで可能です。YouTubeやX以外にも多数のサイトに対応している点が大きな特徴です。
一休.comにおけるC#、PythonからRustへのシステム移行
一休.comレストランのバックエンドシステムにおいて、C#とPythonで構築されていたシステムをRustへ移行する取り組みが進行中で、高速性、堅牢性、保守性の向上を目指しています。予約UIバックエンドとSolrインデクサーの移行は既に完了しており、現在は予約コアロジックの移行とテストの拡充が課題となっています。システムのモジュール化を促進するため、オニオンアーキテクチャを採用しています。
Notebook LMのマインドマップ機能紹介
GoogleのAIアシスタント「Notebook LM」にマインドマップ機能が追加されました。Notebook LMはファイルアップロードによるチャットボット作成も可能な無料ツールで、チャット欄の「マインドマップ」ボタンから簡単にマインドマップを生成し、ダウンロードできます。思考整理に役立つ機能として注目されています。
東芝グループのメールアドレスドメイン変更
東芝グループは2025年4月より、メールアドレスドメインをセキュリティ強化とブランドイメージ向上のため「@toshiba.co.jp」などから「mail.toshiba」に変更すると発表しました。これは東芝から始まり、関係会社や海外拠点へと順次拡大され、問い合わせ用メールアドレスも変更対象となります。
AI時代のプログラミング教育
2025年3月21日開催のプログラミング教育に関する講演資料で、AIの台頭によるプログラミング教育の変化、具体的にはAIによるコーディング能力向上に伴う教育内容の見直し、ノーコード/ローコードツール普及による中小IT企業の苦戦と内製化の加速、AIの自然言語指示可能性と同時に状態遷移やデータ構造理解の重要性、そしてAIと協調したプログラミングによるコンピューティング技術習得の必要性が解説されています。
Googleマップタイムラインデータ消失問題
Googleマップのタイムライン機能において、ユーザーの行動履歴データが勝手に削除され、復元できない不具合が発生しています。1200人以上のユーザーから同様の被害報告があり、機種を問わず発生しているようです。原因は2024年から導入されたデータ保存場所の変更と推測されており、データ消失を防ぐためには、タイムラインデータのバックアップ作成が重要です。仮にデータ消失が発生した場合でも、復元手順は複雑であり、注意深く対処する必要があります。
Xboxコントローラーによる文字入力機能
MicrosoftがWindows 11で、Xboxコントローラーを用いた新しいタッチキーボードレイアウトのテストを実施しており、十字キーで文字選択、Xボタンで削除など、コントローラーのボタンに機能を割り当て、入力候補や音声入力にも対応する機能を開発中です。このレイアウトは今後製品版Windows 11に搭載される予定です。
AWS環境におけるTerraform導入時の注意点
AWS環境でTerraformを導入する際に考慮すべき4つの重要なポイントとして、ソースコード管理(GitHubなど)の選定とブランチ戦略、PRマージ条件、静的チェックツールの導入、実行基盤(GitHub Actions、HCP Terraformなど)の選定とディレクトリ構成・バージョン管理の整備、認証(OIDC連携など)とState管理(S3バケットなど)によるセキュリティ確保、そしてベストプラクティスや各種ツールの活用による安全で効率的な運用方法が解説されています。
Windowsエクスプローラー左ペイン整理ツール「Shell Folder Disabler」の新機能
Windowsのエクスプローラーの左側にある、普段あまり使わないフォルダを非表示にするツール「Shell Folder Disabler」がアップデートされ、「いろいろ呼び出し」という新機能が追加されました。この機能を使うことで、Windowsの設定アプリ、システムツール、コントロールパネルなど、様々な設定UIに簡単にアクセスできるようになり、普段は使わないが、必要な時に便利な設定項目をツリー形式で表示できます。Windows 10/11(22H2以降)に対応したフリーソフトで、作者サイトからダウンロード可能です。
日本の光学地球観測衛星開発計画
日本の光学地球観測衛星開発において、NTTデータ傘下のMarble Visions、キヤノン電子、パスコによる新たな衛星群の開発が、宇宙戦略基金の支援を受けて進められています。これはJAXAの「だいち3号」の後継機となるもので、高分解能(0.4m)と広域観測(50km)を両立させ、高頻度観測も実現することを目指しています。キヤノン電子は衛星の製造、パスコは運用、NTTデータは開発とサービス提供を担当し、2027年度上期から順次、計8機の衛星打ち上げを計画しています。約14年ぶりの国産光学地球観測衛星の復活となります。
VSCodeのプロファイル機能の使い方
VSCodeのプロファイル機能の使い方を解説したQiitaの記事です。プロジェクトごとに異なる拡張機能や設定を簡単に切り替えられるようになり、開発環境の管理が効率化されます。既存設定のコピーや新規作成でプロファイルを作成し、エクスポート・インポート機能も備えているため、複数のプロジェクト間で設定を共有したり、環境をバックアップしたりできます。設定内容は拡張機能設定なども含みます。
Jupyter Notebook代替ツール「Marimo」の紹介
Qiitaの記事「jupyter notebookよりもMarimoが便利そう」では、Jupyter Notebookの再現性やバージョン管理、共有における課題を解決するPythonライブラリ「Marimo」を紹介しています。Marimoはセルの自動実行による再現性の向上、.pyファイル形式によるGitとの高い親和性、Webアプリとしての実行可能性、pandasやpolarsといったライブラリやLLMとの連携サポート、ブラウザ上での動作による開発体験の向上といった特徴を備えています。
米国のクラウドサービスからの脱却
オランダの開発者が、プライバシー懸念や米国の政治状況を理由に、Office 365、Bitwarden、GitHub、Google、Cloudflare、Docker Hubなどの米国の主要クラウドサービスから脱却を試みた経験が記述されています。具体的には、Office 365をProton、BitwardenをProton Passへ移行し、高い満足度を得た一方、Google検索はStartpageへ移行したもののGoogle依存が解消できず、Docker HubはScaleway Container Registryへ、Cloudflare/Google DNSはQuad9へ変更しています。GitHubとnpmについても移行準備中ですが、特にnpmの移行は困難を極めているとのことです。
区分値設計のベストプラクティス
システムにおける区分値の設計について解説しており、記号値と意味のある文字列値(セマンティック値)を比較し、セマンティック値の推奨、クライアント側とサーバー側の区分値管理の検討(責務分離が望ましい)、ソースコードでの区分値定義の推奨、およびフラグの扱い方における注意点(2値で完結しない場合がある)などを説明しています。