- 中小企業のサイバーセキュリティ対策の現状と課題
- AIエージェント開発
- クレジットカード決済における3-Dセキュア
- ドメイン移行後のセキュリティ問題
- CSSによる文字表示の重なり現象
- AIによる図表作成
- はてなブックマークのChrome拡張機能の更新
- AIを活用したコーディング
- はてなブックマーク旧拡張機能のサポート終了
- NTTコミュニケーションズの不正アクセスと情報流出の可能性
- AIエディタCursorを用いたUnity開発効率化
- IIJのプロキシサーバーとローカルブレイクアウト
- Firefox 136の新機能とセキュリティ修正
- 効果的なコードレビューの方法
- GitHub Copilotによるコードデバッグ
- ChatGPTを用いたユーザーインタビュー分析
- 高精度な光格子時計の開発と販売
- AIコーディングツールClineを用いた実験
- 高性能画像生成AI CogView4-6B
- GeForce RTX 5070の性能検証
- vibe coding
- Obsidianのタスク管理プラグインTimeRuler
- TypeScriptのBranded Types
- Tera Termのアップデートとリリース計画
- C++のセキュリティ問題と対策
- GeForce RTX 5070のベンチマークテスト
- ダイニー社におけるNotion AI活用
- 複数の技術系プレゼンテーション資料
- WSL環境でのClaude Codeの使い方
- ITセキュリティ情報発信者piyokango氏
中小企業のサイバーセキュリティ対策の現状と課題
中小企業におけるセキュリティ対策の現状と課題について解説しています。多くの企業がセキュリティ投資を怠っており、その理由として必要性や費用対効果への認識不足、コストの高さを挙げています。しかしながら、ランサムウェア被害の多くは中小企業が被っており、セキュリティ対策の重要性が改めて認識されるべきです。経営層はDX投資には積極的である一方、セキュリティ投資には消極的な傾向があり、そのギャップが問題視されています。
AIエージェント開発
PharmaX社が漢方薬局YOJO向けに開発したAIエージェントは、患者と薬剤師間のチャットシステムにAIを導入することで一次対応の自動化を実現しており、大規模言語モデル(LLM)とAgentic Workflowを用いた業務フロー設計、AIによるメッセージ作成や業務の分類・判断支援システム構築といった具体的な技術的取り組みが紹介されています。今後のトレンドとして、複数ツールをまたぐAIエージェント開発への期待も示唆されています。
クレジットカード決済における3-Dセキュア
JCB Tech Blogの記事では、クレジットカード決済における3-Dセキュア(本人認証サービス)の仕組みを、リスクベース認証とチャレンジ認証の2段階のフローに分け、システム間のデータやり取りの流れと共に解説しています。リスクベース認証のみで済む場合は利用者アクションが不要なフリクションレスフロー、パスワード入力などの利用者アクションが必要な場合はチャレンジフローとなり、それぞれ3DSS、DS、ACSといったシステム間の連携について詳細に説明しています。
ドメイン移行後のセキュリティ問題
新ドメインへの移行後、一部ユーザーで画像が表示されないという問題が発生しました。原因は、新ドメインが過去にマルウェアと関連付けられていたため、ファイアウォールでブロックされていたことでした。調査の結果、新規取得ドメインでも、過去に使用履歴があり、悪用されていた可能性があることが判明しました。そのため、パロアルト、Norton等のセキュリティサービスに判定変更を依頼し、問題を解決しました。この事例から、ドメイン取得後には、セキュリティソフト各社のマルウェア判定を確認する必要性が示唆されました。
CSSによる文字表示の重なり現象
テキスト入力フォームにおいて、カッコなどの記号が重なって表示される現象の原因を解説した記事です。この現象は、CSSプロパティ「text-spacing-trim」による文字詰め設定が原因で発生し、日本語の文字詰めの自然さやデザインの統一感、レイアウトの崩れ防止を目的としています。具体的には「text-spacing-trim: space-all」と設定することで、重なりを解消できる可能性がありますが、本記事では解決策ではなく、現象の原因解明に焦点を当てています。
AIによる図表作成
Anthropic社が発表した新しいAIモデル「Claude 3.7 Sonnet」を用いて、SVG、React、HTMLで様々な図表を作成できることを紹介しています。ハイブリッド推論による高速かつ高精度な処理で、簡単な指示から高品質な図表、イラスト、アニメーションを生成でき、桃太郎物語の図解や学術論文の要約図など、幅広い用途での活用とPowerPointやWordへの容易な編集・修正による業務効率化が期待できます。SVGによる図表作成が推奨されています。
はてなブックマークのChrome拡張機能の更新
はてなブックマークのChrome拡張機能が更新され、古い拡張機能が利用できなくなりました。新しい拡張機能への移行が必要で、Google Chromeウェブストアで検索する必要がありますが、検索結果の上位に古い拡張機能が表示される可能性があるため注意が必要です。
AIを活用したコーディング
AIコーディングにおける効率化と注意点について解説しており、Linterや静的型チェック、テストによる品質向上、AIへの的確な指示、プロジェクトルール設定、タスクの細分化、高速なフィードバックループ構築の重要性、高水準言語や型チェック機能を持つ言語の使用推奨、AIの限界と検索ツールや公式ドキュメントの活用などを詳細に説明しています。
はてなブックマーク旧拡張機能のサポート終了
Google Chromeの最新バージョン(134以降)では、はてなブックマークの旧拡張機能が2023年2月以降サポート終了に伴い強制的にオフになるため、新しい拡張機能「はてなブックマーク ブックマーク機能」への移行が求められています。新拡張機能はChromeウェブストアからインストール可能です。旧拡張機能をご利用の方は、新拡張機能への移行をお願いします。
NTTコミュニケーションズの不正アクセスと情報流出の可能性
NTTコミュニケーションズのウェブサイトへの不正アクセスによる情報流出の可能性について発表があり、社会・産業DX、事業共創、サービス・ソリューション、モバイル、導入事例・セミナー、中堅中小企業向けサービス、企業情報といったウェブサイトの各項目にアクセスできる可能性があったとされています。具体的にはOPEN HUBという事業共創の場や、Smart Worldという社会・産業DX推進の取り組みの情報、法人向けモバイルサービス、クラウド、セキュリティなどのソリューションに関する情報、中堅中小企業向けサービスの情報、そして採用情報などの企業情報へのアクセス可能性が懸念されています。
AIエディタCursorを用いたUnity開発効率化
非エンジニアがAIエディタ「Cursor」を用いてUnityゲーム開発の効率を劇的に向上させた事例が紹介されています。VS CodeベースのCursorはChatGPTやClaudeと連携し、Unityプロジェクトのスクリプトフォルダ全体を解析することで、コードの検索や理解を支援、コピペ作業の削減による開発スピード向上を実現しています。プログラミング初心者にもコード理解や改善に役立つツールとして活用できる点が示唆されています。
IIJのプロキシサーバーとローカルブレイクアウト
IIJが、企業のプロキシサーバー経由でもMicrosoft 365やGoogle WorkspaceなどのSaaSへのアクセスを拠点から直接行えるローカルブレイクアウト機能を「IIJクラウドプロキシサービス」と「IIJクラウドナビゲーションデータベース」の連携強化によって提供開始しました。自動更新されるPACファイルを提供することで設定の手間を削減し、社内ネットワークの負荷軽減とセキュリティの向上を両立しています。ローカルブレイクアウトは信頼できるSaaSに限定することでセキュリティリスクを抑えています。
Firefox 136の新機能とセキュリティ修正
Firefox 136が正式リリースされ、AIチャットボット搭載の新しいサイドバーと垂直タブレイアウトが追加されました。サイドバーにはブックマーク、タブ履歴、AI機能が統合され、垂直タブレイアウトは多くのタブを開く際に便利です。セキュリティ関連の修正も15件含まれており、早めのアップデートが推奨されています。Linux向けARM64版も追加されました。
効果的なコードレビューの方法
4月28日に翔泳社より刊行された書籍「伝わるコードレビュー 開発チームの生産性を高める「上手な伝え方」の教科書」を紹介する記事です。本書は、近年の軽量なコードレビュー(モダンコードレビュー)に焦点を当て、OSS開発のパッチレビューの影響を大きく受けたその手法や、従来のコードインスペクションとの違い、そして効果的なコミュニケーション方法を解説しています。モダンコードレビューにおいて重要なコミュニケーションスキル向上に役立つ内容となっています。
GitHub Copilotによるコードデバッグ
GitHub Copilotを用いたコードデバッグの効率化手法について解説します。IDE上でのトラブルシューティングやプルリクエストレビューといった場面で、Copilotがリアルタイムにコード提案やエラー修正、テストケース生成を行い、/fix
や/explain
といったスラッシュコマンドも活用することで、AIアシスタントによる迅速かつ高精度なデバッグを実現し、開発者の負担軽減とコード品質向上に貢献します。
ChatGPTを用いたユーザーインタビュー分析
ChatGPTなどの生成AIを活用し、ユーザーインタビューの分析を効率化する具体的な手法が解説されています。AIによる要約、事実の抽出、インサイトの発見を通して作業効率化を図り、KJ法やICEスコア算出、課題リスト作成といった作業をAIが支援します。さらに、「課題クリア版プロダクト」の仮想シミュレーションも可能にする一方、個人情報保護やAIの誤情報への注意喚起も行われています。
高精度な光格子時計の開発と販売
島津製作所が、100億年に1秒の誤差という驚異的な精度を誇る光格子時計を5億円で販売開始します。これは、2017年から開発が進められてきた「iQuartz」と呼ばれる超精密時計で、その精度の高さは100年間の誤差が1秒以内とされています。独自の技術「Aether clock OC 020」を用いて実現されたこの時計は、現在も更なる精度向上と実用化に向けた研究開発が続けられており、将来的にはJRなどのインフラにおける高精度な時刻同期システムへの応用が期待されています。
AIコーディングツールClineを用いた実験
AIコーディングツール「Cline」を用いて、タワーディフェンスゲームやマリオ風ゲームの開発、ネットワーク問題の解決など、様々なタスクを実行した実験結果が報告されています。Clineによるコードの自律的な改良や問題解決への取り組みの様子が詳細に記述されており、図表作成や文章作成への応用についても触れられています。文章作成においてはClineの能力に課題が見られた一方で、AIエージェントの将来的な発展可能性を示唆する内容となっています。
高性能画像生成AI CogView4-6B
清華大学が開発した高性能画像生成AI「CogView4-6B」は、Apache-2.0ライセンスで商用利用可能なSDXLに続く革新的なモデルで、TransformerベースのアーキテクチャによりSD3.5と同等の高画質を実現し、1536x1536の高解像度生成にも対応しています。VRAM消費量は大きめですが、工夫次第で一般GPUでも動作可能で、空間関係の理解や複雑な指示にも対応できるなど、最新技術を多数統合しています。
GeForce RTX 5070の性能検証
NVIDIAから新型GPU「GeForce RTX 5070」が約10万8800円で発売されました。RTX 4070 SUPERと比べてトランジスタ数やCUDAコア数は減少していますが、マルチフレーム生成技術により、上位モデルであるRTX 4090並みの性能を実現すると謳われています。アッパーミドルレンジ向けGPUとして、価格を抑えつつ高性能を求めるユーザーをターゲットにしています。本記事では、GeForce RTX 5070の仕様を旧世代のGPUと比較し、その性能や価格帯について詳しく解説します。
vibe coding
OpenAI共同創業者が提唱する「vibe coding」は、AIを活用し、指示に基づいてコードを生成、エラー修正を繰り返すことでプログラミングを行う新しい手法です。プログラミングスキルがなくてもアプリ開発が可能となり、ノーコードツールと同様に開発の高速化と簡略化に繋がることが期待されています。「雰囲気」や「感性」を重視した、直感的なコーディングスタイルとして注目を集めています。
Obsidianのタスク管理プラグインTimeRuler
Obsidianプラグイン「TimeRuler」は、カレンダー形式でタスク管理を可能にするツールで、ドラッグ&ドロップによる直感的な時間変更、DataviewやTasksなど様々なタスクデータ形式への対応、ネストしたタスクの扱い、時間指定タスク管理への最適化といった特徴を持ち、基本機能は充実していますが、開発中の部分もあることを留意すべきです。
TypeScriptのBranded Types
TypeScriptの構造的型システムによる意図しない型エラーを防ぐための手法として、Branded Types(ブランド型)が紹介されています。これは、構造が同じでも役割の異なる型を区別し、名前的型システムのようにコンパイル時に型の誤用を検出するものです。ユニークなプロパティの追加やSymbolの使用といった方法で実装され、単位付き数値、パス、ソート済み配列など、様々な場面での活用が期待できます。
Tera Termのアップデートとリリース計画
Tera Term v5.4.0がリリースされ、バージョン表記変更や設定ダイアログの統合、Windows 11のDPI関連不具合修正、Unicode対応改善などの改良が加えられました。 今後は定期リリースと安定版リリースの2種類の提供体制に移行し、Windows 7以降に対応するオープンソースのターミナルエミュレータとして継続的に開発されます。
C++のセキュリティ問題と対策
C++のセキュリティ問題の深刻化を受け、生みの親がより安全なプログラミング言語への転換を模索しているという記事です。2025年までにC++のセキュリティ強化が必須となり、TrapCやSafe C++といった安全なC++の利用、C++標準化委員会によるセキュリティ強化策「Profiles」の検討、Googleなどの企業によるセキュリティ強化への取り組みなどが紹介されています。
GeForce RTX 5070のベンチマークテスト
GeForce RTX 5070のベンチマーク結果を様々なゲームやアプリで検証したレビュー記事です。RTX 5070 Tiには劣るものの、RTX 4070 SUPERやRTX 3070を上回る性能を示し、特にDLSSによるフレームレート向上効果は顕著で上位モデルに匹敵する結果となっています。ただし、一部の高負荷テストではVRAM容量の制限により性能が制限される傾向があり、電力効率は高く、同価格帯のGPUと比較して優れたワットパフォーマンスを示すことも報告されています。
ダイニー社におけるNotion AI活用
ダイニー社はNotion AIを導入することで、Slack、Google Drive、GitHubといった複数のツールを横断的に検索し、過去の施策や仕様変更の確認、用語定義の確認などを容易に行えるようになり、情報検索・整理・要約の効率化を実現しました。これにより、新メンバーのオンボーディングコスト削減やチーム全体の生産性向上に貢献しており、ミーティング議事録作成、アイデア創出、コード理解など幅広い業務への活用事例が紹介されています。
複数の技術系プレゼンテーション資料
藤原俊一郎氏による複数の技術系プレゼンテーション資料が公開されており、「隙間家具OSS」「alecthomas/kong」「ISUCON対策」「AWS Lambda活用」など幅広い技術トピックを扱っています。資料の内容は技術的なハウツーや考察、経験談などを含み、閲覧数は数百から数十万とばらつきがあり、資料によって人気度に差が見られます。
WSL環境でのClaude Codeの使い方
Anthropic社が提供するAIコーディングツール「Claude Code」をWindows環境でWSL2とNode.jsを利用して導入、利用する方法を解説した記事です。Ubuntu上にインストールし、Anthropic Consoleでの認証、APIキーの取得、スラッシュコマンドを使ったプロンプト入力方法などを、公式ドキュメントに基づいて詳細に説明しています。ただし、Anthropic APIを使用するため、利用量に応じた課金が発生することに注意が必要です。
ITセキュリティ情報発信者piyokango氏
X(旧Twitter)で話題となったセキュリティーインコ「piyokango」氏を取り上げ、その情報収集能力と活動スタイル、2017年の総務大臣奨励賞受賞歴、三菱重工のウイルス感染事件がきっかけとなったサイバー攻撃情報発信の経緯、事実確認を重視したファクトベースをポリシーとする正確な情報提供について解説しています。