- 高速Webサイト構築
- マイクロソフトの量子チップ「マヨラナ1」発表
- 開放閉鎖原則に関する議論
- PayPayにおけるRustの活用
- ゆめみ社の原則出社宣言と社内反応
- draw.ioを用いたAWS構成図作成
- 複数CPUでのモンハンワイルズベンチマークテスト
- PC-98風デザインのSilverStone製PCケース「FLP01」
- SSDのWindowsアップデート中断によるデータ消失事例
- AIの倫理的な成長に関する研究
- ビープラウドの見積もりと計画手法
- ぼっち参加からのイベント攻略法
- Sakana AIによるAI CUDAエンジニア募集
- Colimaを用いたmacOSでの開発環境構築
- エンジニアリングマネージャーの現場への関与度
- OSSへのコントリビューション体験談
- Geminiを用いたGmailのサブスクリプション解約検出
- RAG導入における課題と東京ガスの事例
- AIデバイス「Ai Pin」の発表と終了
- Speee内定者研修でのsedコマンド解説
- AIエンジニア「Devin」を用いたOSSライブラリ開発体験
- サンワサプライの宙に浮かせて使うマウスレビュー
- DeepSeek Androidアプリのデータ収集と中国への送信問題
- GeForce RTX 5070 Tiのベンチマークテスト
- 開発組織向けセキュアコーディング研修の始め方
- PDFファイルの文字コピーを可能にする変換方法
- Perplexityによる大規模言語モデル「R1 1776」のオープンソース発表
- SQLのCOUNT関数における違い
- Amazon Bedrock Knowledge BasesとAurora Serverless v2の連携
- Figmaを用いたUI/UX改善プロジェクト
高速Webサイト構築
本記事では、ウェブサイト高速化、Vue.js、CSS、HTML/CSS、Swift、Android、インフラ構築、Platform Engineering、Git、セキュリティ、バックエンド/フロントエンド開発、AI、UX/UIデザイン、ゲーム開発(スーパーマリオRPGリメイク、エルデンリング)、開発者キャリア論など、幅広い技術トピックに関するプレゼンテーション資料や解説記事が多数紹介されており、著名な開発者による資料も含まれています。具体的には、にしはら氏によるスーパーマリオRPGリメイク版のUX解説、chriscoyier氏、chrislema氏、bkeepers氏などの資料、StorybookのUIテスト、Practical Orchestrator、Rails Girls Zürichの基調講演、地方拠点でのエンジニアリングマネージャーのあり方、OutlookのAI、AIエージェント、AndroidでのFTPサーバー構築、セキュリティ研修の始め方、バックエンドエンジニア向けのフロントエンド入門記事なども掲載されています。
マイクロソフトの量子チップ「マヨラナ1」発表
マイクロソフトが、マヨラナ準粒子を用いた初の量子コンピューティング用チップ「マヨラナ1」を発表しました。付箋サイズで8量子ビットを搭載し、将来は100万量子ビット規模のシステムを目指しています。同社はエラー訂正機能に優れたマヨラナ準粒子を利用した独自の技術を採用しており、他の企業とは異なるアプローチで量子コンピューター開発を進めています。この発表は、量子コンピューターの実用化に向けた大きな進歩を示唆するものです。
開放閉鎖原則に関する議論
きしだのHatenaの記事「開放閉鎖原則(open-closed-principal)ってもはや意味ない」では、SOLID原則の一つである開放閉鎖原則が、現代の開発環境においては必ずしも重要ではなく、ソースコードの修正が容易になったことや、拡張ポイントの設計が複雑化を招く可能性などを理由に、メンテナンスしやすいコードを書くことを優先すべきだと主張しています。
PayPayにおけるRustの活用
PayPayは急激な成長によるサーバーコスト増加などの課題を解決するため、パフォーマンス向上と安定性確保を目的にRust言語の導入を検討しました。APIゲートウェイをRustで開発した概念実証(PoC)では、CPUとメモリ使用量の削減に成功し、その結果を受けて他のサービスへのRust導入を拡大、安定稼働を確認しています。今後は社内でのRust利用促進とエコシステム構築を目指します。
ゆめみ社の原則出社宣言と社内反応
ゆめみ社がリモートワークから原則出社へ転換した背景として、顧客企業の出社化の流れと将来を見据えた組織最適化が挙げられており、独自の「原則」と「メタ原則」による意思決定モデルも導入されました。この決定に対し社内では活発な議論が巻き起こったものの、AIを活用したFAQシステムで対応しているとのことです。 さらに、同社はAIフレンドリーな組織への転換を宣言し、今後の展望を示しています。
draw.ioを用いたAWS構成図作成
draw.ioでAWS構成図を作成する際に、レイヤー機能を活用することで、図形の階層的な配置が可能になり、AWS、VPC、サブネットといった階層を分けて整理することで、図形の選択や編集が容易になり、作業効率が向上するという内容です。具体的には、レイヤーの表示/非表示や、図形のレイヤーへの移動が容易になるため、複雑な構成図でも効率的に編集できます。
複数CPUでのモンハンワイルズベンチマークテスト
「モンスターハンターライズ」PC版において、RTX 4080と6種類のCPU(Core Ultra 9 285K、Ryzen 9 9800X3D等)を用いたCPU性能テストの結果が掲載されています。最高画質設定でのテストではCore Ultra 9 285Kが最も高いフレームレートを達成し、Ryzen 9 9800X3Dを上回る性能を示しました。一方で、6コアCPUではフレームレートが低く、8コア以上のCPUが推奨されることも明らかになっています。
PC-98風デザインのSilverStone製PCケース「FLP01」
SilverStoneから、PC-98風のレトロデザインを採用したPCケース「FLP01」が2024年2月28日に発売されます。価格は21,780円です。SSI-CEB、ATX、microATX、Mini-ITXマザーボードに対応し、フロッピーディスク型光学ドライブベイカバー、5.25インチ、3.5インチ、2.5インチドライブベイを備えています。正圧設計により、冷却性能、静音性、防塵性に優れています。
SSDのWindowsアップデート中断によるデータ消失事例
神戸市のPC修理業者「kobefs」が、Windowsアップデート中に何度も電源を切られたことでSSD搭載PCが起動しなくなった事例を報告しています。SSDはHDDと異なり、電源断によるデータ破損リスクが非常に高く、今回のケースではデータ復旧を試みるものの成功は保証できません。ユーザーは節電や時間がないことを理由にアップデート中に電源を切るケースが多いようですが、SSDの特性を理解し、アップデート中は電源を切らないよう注意喚起しています。データ復旧は困難で、高額な費用が発生する可能性もあるため、注意が必要です。
AIの倫理的な成長に関する研究
急速に進化するAIの倫理的問題、特に超知能(ASI)による人類滅亡リスクへの懸念から、AIの倫理的な成長を促すための新しい学習フレームワークが提案されています。この研究では、「知能」と「倫理」は別物という仮説に基づき、AIに倫理観を育むための垂直的成長モデルを提案、成人発達理論を応用した体験学習と道徳性発達段階測定モデルを用いて、自己保存よりも人類との共存を優先するAIの開発に成功したと報告しています。
ビープラウドの見積もりと計画手法
株式会社ビープラウドのシステム開発における見積もりと計画手法について解説しており、多段階見積もり(不確実性コーン、2-4-2-3の法則を考慮)、要件定義後見積もりへのRDRAの活用、CCPM(Critical Chain Project Management)を用いた計画とバッファ管理、そして複数点見積もり等の様々な見積もり方法と予算確保方法について詳細に説明しています。
ぼっち参加からのイベント攻略法
ISUCON常連優勝者の藤原俊一郎氏が、ITエンジニア向けイベントへの参加方法を解説したコラム記事です。イベント選びから、ぼっち参加での学び方、効果的な参加姿勢、そして事後学習まで、実践的なノウハウが網羅されています。自身の技術レベルや興味に合わせたイベント選び、各セッションでの積極的な質問、そして学んだ技術の即実践といった、イベント参加を最大限に活用するための具体的なステップが示されています。
Sakana AIによるAI CUDAエンジニア募集
魚介類AI開発企業のSakana AIが、AIによるAI開発効率化を目指す新技術「AI CUDA Engineer」を発表し、CUDAプログラミングスキルやPyTorch等のフレームワーク経験を有するAIエンジニアを10~100名規模で募集しています。募集要項には大規模言語モデル(LLM)開発への関与やGPU高速化技術の知識も含まれており、同社は2025年までにAI分野で100名規模のチーム形成を目指しています。本技術はAI開発の効率を最大100万倍に向上させると期待されており、記事ではSakana AIのAI開発への取り組みと採用活動の背景が詳細に解説されています。
Colimaを用いたmacOSでの開発環境構築
ミラティブがバックエンド開発環境をMultipassからColimaに移行し、Dockerコンテナの起動を容易にすることで開発効率を向上させた事例を紹介しています。Colima導入によるホットリロードやファイルアクセス速度の課題は、Colimaの機能追加とMutagen、Mutagen Composeの活用によって解決され、再現性の高い開発環境を実現し、チーム全体の開発効率向上に繋がったと報告しています。
エンジニアリングマネージャーの現場への関与度
エンジニアリングマネージャー(EM)はチームの成果最大化のため、現場の深い理解と組織づくりを両立させる必要があり、プロダクトの方向性や技術スタックは理解しつつも、実装の詳細やタスク管理はメンバーに委ねるべきです。チームの成熟度に応じてEMの関与度を調整し、未成熟なチームでは技術的な決定にも関与する必要がありますが、コードレビューや1on1、経営層への意見伝達仕組みの構築を通して現場を理解することで、最終的にはEMの介入なしにチームが回る状態を目指すべきだと述べられています。
OSSへのコントリビューション体験談
PHPコア開発者である高町咲衣さんが、OSS貢献未経験からPHPコア開発者になるまでの道のりを紹介しています。PDOやBCMathを担当し、日本人初のPHPリリースマネージャーも務めた高町さんが、バグ修正からOSS開発に参加し、Pull Request作成やレビューを通してOSS開発へのハードルが低いことを実感した経験や、業務時間外などを活用して学習を進め、BC Breakの修正やBCMath高速化など多大な貢献を果たした過程が詳細に記述されています。
Geminiを用いたGmailのサブスクリプション解約検出
GoogleのAIサービスGeminiがGmailのメール内容を分析し、解約忘れのサブスクリプションを検出できる可能性が話題になっています。ユーザーからは、サブスク解約の手助けになるとして好評な一方で、メール件数が多い場合や無料版利用では精度が低いとの報告もあります。この機能はGeminiのGmailアクセス権限とGoogleエコシステムの連携によって実現しており、正確な検出にはGeminiの有料版利用やメール環境の整理が必要となる可能性があります。
RAG導入における課題と東京ガスの事例
生成AIの回答精度向上に注目されるRAG(検索拡張生成)技術について解説しています。RAGは外部データベースを活用することで精度を高める一方、実用レベルの精度を実現するには検索方法やデータ処理の工夫が不可欠であり、導入の容易さとは裏腹に、精度不足で導入を断念する企業も多い現状が示されています。東京ガスによる社内チャットツール開発事例を通して、RAGを用いた回答精度向上への取り組みと、モデル追加学習不要によるコスト削減メリットが説明されています。
AIデバイス「Ai Pin」の発表と終了
HPによるHumane社の買収に伴い、Humane社が開発した音声アシスタントやジェスチャー操作に対応したAI搭載スマートリング「Ai Pin」の販売が即時終了となりました。Ai Pinは699ドルという価格で発表されましたが、HPとの連携強化を図る予定だったものの、買収によってその計画は頓挫したようです。市場にはAi Pinより低価格なAIデバイスも存在しており、Ai PinはウェアラブルAI市場に参入したものの、短期間でその姿を消すこととなりました。
Speee内定者研修でのsedコマンド解説
Speee社の内定者研修で、sedコマンドの歴史とBSD版とGNU版の違いが解説されています。sedコマンドはテキストデータを処理する強力なコマンドラインツールで、ファイルの置換など自動化に役立ち、開発効率の向上に繋がります。GNU版とBSD版では-i
オプションの挙動が異なるため注意が必要で、バックアップ作成が推奨されています。可読性向上のため-e
オプションについても解説されています。
AIエンジニア「Devin」を用いたOSSライブラリ開発体験
AIエンジニア「Devin」を用いたOSSライブラリの開発において、npmライブラリの公開やドキュメント作成には成功し約3300円の費用で済んだ一方、テストフレームワークをVitestに変更する試みは失敗し約5000円の費用がかかったという体験談です。DevinはGitHubと連携し、自然言語による指示でコードの生成や修正を行うことができ、本記事ではその成功例と失敗例を通じてDevinの得意不得意な点を解説しています。
サンワサプライの宙に浮かせて使うマウスレビュー
サンワサプライのBluetooth/2.4GHz対応ワイヤレスマウス「400-MAWBT204BK」は、宙に浮かせて操作できるユニークな設計で、親指一本で操作可能な電子書籍閲覧に最適なデバイスです。ホイールやメディアコントロールキーも搭載し、PC、スマホ、タブレットと幅広いデバイスに対応します。OSやアプリによって操作方法は異なりますが、楽な姿勢でのページめくりを実現します。価格は7,480円です。
DeepSeek Androidアプリのデータ収集と中国への送信問題
セキュリティ企業による調査で、Androidアプリ「DeepSeek」がテキスト入力や位置情報、デバイス情報など、個人データを中国のサーバーに送信していることが判明しました。これは中国のデータセキュリティ法により、中国政府によるデータアクセスが懸念されることを意味します。さらに、アプリにはサードパーティ企業によるセキュリティリスクや、解析を困難にするアンチデバッグ機構の存在も指摘されており、iOS版アプリについても同様の問題が別企業の調査で報告されています。
GeForce RTX 5070 Tiのベンチマークテスト
GeForce RTX 5070 TiとRTX 4070 Tiのベンチマークテスト結果をまとめた記事で、3DMark、各種ゲーム、AI関連ソフトなど幅広いアプリケーションにおいて両者の性能を比較しています。多くのテストでRTX 5070 TiがRTX 4070 Tiを上回り、特にDLSS 4を用いた場合や高負荷なゲーム、AI処理においてはRTX 5070 Tiの16GB VRAMが優位に働いたことが報告されています。
開発組織向けセキュアコーディング研修の始め方
GMO Flatt Securityが、開発者向けセキュアコーディング学習サービス「KENRO byGMO」に関する32ページのスライドを無償公開しました。このスライドでは、セキュアコーディング研修の始め方、特に学習教材の選び方や活用方法を解説しており、予算や学習効果、研修内容(何を、いつ、誰が、どのように)の検討方法、IPA資料やOWASP Juice Shopなどの無料コンテンツ、書籍、e-learningなどを活用する方法、そしてKENRO byGMOの活用方法と無料トライアルについても紹介しています。
PDFファイルの文字コピーを可能にする変換方法
スキャンしたPDFなど、テキストコピーができないPDFファイルをOCRソフト「OCRmyPDF」を使ってテキスト化する方法を紹介する記事です。Windows、Mac、Linuxに対応しており、コマンドラインで操作します。Pythonなどの環境構築が必要になる場合もあります。画像圧縮やページ回転などの機能も備え、検索可能なPDF/Aファイルへの変換も可能で、作業効率の向上に役立ちます。
Perplexityによる大規模言語モデル「R1 1776」のオープンソース発表
米国AI企業Perplexityが、DeepSeek-R1を基に開発した大規模言語モデル「R1 1776」をオープンソースで公開しました。このモデルは、中国共産党による検閲の影響を軽減するために、約4万件の多言語プロンプトを用いた事後トレーニングが行われ、天安門事件など、従来のモデルでは正確な回答が困難だったセンシティブな話題にも正確に対応できるよう改善されています。HuggingFaceリポジトリとSonar APIを通じて利用可能です。
SQLのCOUNT関数における違い
SQLのCOUNT(*)
、COUNT(1)
、COUNT(expr)
の3つの関数について、ANSI SQL標準に則って違いを解説しています。COUNT(*)
とCOUNT(1)
はどちらも全行数を返し、パフォーマンス面ではデータベースシステムやメタデータの活用状況によって違いが出ますが、Snowflakeではほとんど差がありません。一方COUNT(expr)
は、exprがNULLでない行のみをカウントするため、条件付きカウントに利用できます。
Amazon Bedrock Knowledge BasesとAurora Serverless v2の連携
Amazon Bedrock Knowledge Basesにおいて、ベクトルデータベースとしてAurora Serverless v2を利用する方法が解説されています。GUIによる簡単なセットアップ、S3からのデータソース利用、OpenSearch Serverlessとの機能・コスト比較(Aurora Serverless v2の方がコストを抑えられる)、約9000件のデータに対する数十ミリ秒での高速検索の実証結果などが紹介されており、Aurora Serverless v2を用いたベクトル検索の具体的な実装方法とパフォーマンス、コスト面でのメリットが示されています。ただし、使用後のAurora PostgreSQL等の関連リソースは手動で削除する必要がある点に注意が必要です。
Figmaを用いたUI/UX改善プロジェクト
iPadアプリのUI/UX改善プロジェクトにおいて、Figmaを導入した経緯、メリット(ブラウザベースでの共同編集の容易さ、コード出力機能)、課題(学習コストの高さ、コード出力の限界、デザインの一貫性維持)、そして今後のFigma活用によるベストプラクティス実現に向けた取り組み(ファイル内ルール作成、社内勉強会開催)について解説しています。