- ChatGPTによるコード生成とノーコード開発の可能性
- OSSの偽物とマルウェア対策
- macOS環境設定と開発環境構築
- macOSにおけるDockerコンテナランタイムの比較と移行
- ニコニコ動画の大量削除とセキュリティ対策
- NHKシステム開発・移行中断に関する訴訟
- AI開発における個人情報保護と法改正
- 家庭用エアコンを用いたPC水冷システム自作
- OpenAIの半導体内製化計画
- イーロン・マスク氏によるOpenAI買収提案と拒否
- bashスクリプトの機密情報マスク
- OpenAIのAI技術の安全性と倫理的問題
- アナリストへのPythonバッチ処理レクチャー
- OpenAIアカウントの大規模流出事件
- 機械語に関する図鑑
- データベースのパスワード管理とセキュリティ強化
- AI解説VTuberチャンネルの運営と継続性
- App Storeにおけるマルウェアアプリの発見とセキュリティリスク
- Tailwind CSSとReactを用いたUIコンポーネントライブラリ
- 依存ライブラリ削減によるソフトウェアメンテナンス性向上
- MS-DOSの開発の歴史
- FlutterにおけるUI/UX向上のためのニッチなパッケージ
- GitHub Copilot Language Server SDKの提供開始
- AWS LambdaのCI/CD構築におけるRIEとlambrollの活用
- Power Automate for desktopのCopilot機能拡充
- 世界的なスマホ関連規制の動向
- 高校生のスクールバス位置情報システム開発
- GeForce RTX 50シリーズにおけるシェーダのAI高速化技術
- ChatGPTのDeep ResearchによるAI代替可能職業の予測
- Intel Core UltraとAMD Ryzen AIのCPU性能ベンチマーク比較
ChatGPTによるコード生成とノーコード開発の可能性
ラズベリーパイPicoでHTTP経由で画像データを受信し、電子ペーパーに表示するプログラムを、ChatGPT(o1モデル)を用いて作成した事例を紹介しています。電子ペーパーの7色表示に対応するため、誤差拡散法による減色処理もChatGPTに依頼し、WiFi設定や色情報の入力といった簡単な作業を除き、ほぼChatGPTだけでプログラムが完成しました。生成されたコードはほぼ一発で動作し、ChatGPTによるノーコード開発の可能性を示唆する結果となっています。
OSSの偽物とマルウェア対策
OSS「apprun-cli」の作者が、自身のOSSの偽物がGitHub上にアップロードされ、それがマルウェアを含んでいたためGitHubに通報し、偽アカウントとリポジトリが削除されたという出来事を報告しています。偽物は多数の偽アカウントからスターが付与され、検索上位に表示されていたため、注意喚起としてGitHubでOSSを探す際はスターの数だけで判断せず、ソフトウェアの真偽をしっかり確認する必要があると述べています。
macOS環境設定と開発環境構築
Macの新規セットアップ手順を、コマンド例を用いて詳細に解説しており、ソフトウェアアップデート、Touch ID設定、DockやFinderのカスタマイズ、Homebrewを用いたパッケージ管理、zshシェル、VSCodeエディタの設定、さらにmiseによるバージョン管理ツールの統合設定まで、エンジニアが開発環境を整えるための具体的な手順を網羅しています。
macOSにおけるDockerコンテナランタイムの比較と移行
macOSでDockerを利用する際に、Rancher DesktopからColimaへの移行方法について解説しています。Colimaは軽量でシンプルなコンテナランタイムで、Rancher Desktopよりもリソース消費が少なく、Docker CLIは別途インストールする必要がありますが、Kubernetes環境の構築も容易です。Intel/Apple Silicon MacとLinuxに対応し、CLIインターフェースで操作できます。記事では、Rancher Desktopからの移行手順、Colimaの設定方法、およびトラブルシューティングについても詳細に説明しています。
ニコニコ動画の大量削除とセキュリティ対策
1月19日に発生した5億3998万円相当の仮想通貨流出事件を受け、ニコニコ動画で動画の大量削除が行われました。犯人は24時間以内に逮捕されましたが、犯行に使われた手法はSNSを介したものではなく、新たな手口であることが判明しました。この事件を受けて、今後のセキュリティ強化や関係各社による対策強化、情報公開の重要性が改めて認識されています。
NHKシステム開発・移行中断に関する訴訟
NHKがIBMに対し、営業基幹システムの移行業務契約解除と損害賠償を求める訴訟を起こしました。NHKの指定方針に基づいたシステム移行に対し、IBMは移行リスクを指摘し、2027年3月までの移行は困難と報告、代替案も提示しましたが、NHKは契約を解除しました。その後、IBMは協議を申し入れましたが拒否され、訴状の内容を検討し裁判で対応する予定です。
AI開発における個人情報保護と法改正
日本経済新聞の記事によると、政府はAI開発における個人情報の取扱いに関する法改正を準備しており、AI開発のための個人情報の利用について、分析目的であれば本人同意を不要とする方向で検討が進められています。同時に、情報漏洩時の罰則強化も検討されており、AI開発に必要な学習データの取得方法に関する課題への対応が焦点となっています。個人情報保護委員会が制度整備を進めています。
家庭用エアコンを用いたPC水冷システム自作
中国のYouTuberが、家庭用エアコンの室外機を改造して、高消費電力のグラフィックボードNVIDIA GeForce RTX 4090を搭載したPCの水冷システムを構築し、20℃という低温で動作させることに成功しました。室外機の圧縮機を取り外し、冷却液の循環システムを構築することで、負荷テスト時でもGPU温度の上昇を最小限に抑える高い冷却性能を実現しており、今後はRTX 5090でのテストも予定されています。
OpenAIの半導体内製化計画
米オープンAIが、独自の半導体の設計に着手し、数カ月以内に設計データ確定を目指しているとの報道があり、ロイターのテクノロジー、半導体、ベンチャーキャピタル担当記者3名による情報に基づいています。
イーロン・マスク氏によるOpenAI買収提案と拒否
イーロン・マスク氏が、チャットGPTを開発したOpenAIを約15兆円で買収提案しましたが、OpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏によって拒否され、逆にアルトマン氏からX(旧Twitter)の買収提案を受けたというニュースです。マスク氏はOpenAIの営利化に批判的で、設立当初の非営利性を重視した無償公開への回帰を主張しており、以前OpenAIに関わっていたものの、路線の違いから離脱し、現在は訴訟も起こしている状態です。
bashスクリプトの機密情報マスク
bashスクリプト実行時のコマンドと引数を標準エラー出力に表示するset -x
オプションはデバッグに有用ですが、出力にパスワードなどの機密情報が含まれる可能性があります。そのため、本記事ではset -x
の出力から機密情報を隠蔽する方法、具体的なマスク方法、ツール、セキュリティ対策について解説します。
OpenAIのAI技術の安全性と倫理的問題
イーロン・マスク氏がOpenAIの買収を974億ドルで主導しようとしたという報道があり、OpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏への提案として「Twitterを97.4億ドルで買収しましょうか」という発言があったとされています。これは、OpenAIがAI技術の急速な発展に伴う安全性への懸念を表明し、その技術が悪用される可能性や競合他社との競争激化、AI開発における倫理的な問題を認識しているという背景に基づいています。OpenAIは人工知能の安全性と倫理的な使用を重視した開発を継続しているとされています。
アナリストへのPythonバッチ処理レクチャー
SQL中心の業務経験を持つアナリストに対して、Pythonを用いたバッチ処理の作成を指導した内容をまとめた記事です。具体的には、外部API連携、Google Cloud Storage(GCS)へのデータ保存、BigQueryへのデータロードといった実装に加え、Dockerによる開発環境構築、エラー処理、ログ出力、関数分割、コマンドライン引数や環境変数の利用、型アノテーションといったプログラミングの基礎的な事項についてもレクチャーしています。また、テストの実装は困難だったため省略した点や、大規模言語モデル(LLM)活用の注意点についても触れられています。
OpenAIアカウントの大規模流出事件
サイバー攻撃者が、OpenAIのアカウント情報2,000万件の流出を主張しており、ダークウェブ上で販売されていると報道されています。脅威アクター「emirking」がロシア語で販売を告知しており、情報セキュリティ企業Malwarebytesもこの流出を報告しています。これにより、OpenAIユーザーのアカウント情報が大量に不正アクセスされた可能性が懸念されています。
機械語に関する図鑑
2025年3月10日発売の「まなびのずかんシリーズ 機械語がわかる図鑑」は、動物の会話を通してコンピュータの機械語を分かりやすく解説した書籍で、機械語の基本概念からレジスタ、メモリ、ジャンプ、スタックといった重要な要素を学ぶことができます。プログラミング初心者や、改めて機械語を学び直したいと考えている方におすすめで、松浦健一郎氏と司ゆき氏による共著です。
データベースのパスワード管理とセキュリティ強化
カンム社は、サービスにおけるセキュリティ強化と運用効率化のため、AWS RDSのSecrets ManagerとIAMデータベース認証を導入し、データベースの固定パスワードを廃止しました。Secrets Managerによるパスワードの自動ローテーションでパスワード漏洩リスクを軽減し、IAMデータベース認証による一時トークンを用いた接続で固定パスワードを排除、Goアプリ、Djangoアプリ、psqlなど複数のアプリケーションへの対応を実現しています。今後はデフォルトでの有効化による運用コスト削減を目指しています。
AI解説VTuberチャンネルの運営と継続性
データサイエンティスト杉山氏が運営するVTuberチャンネル「AIcia Solid Project」は、AIや統計の数式を用いてデータサイエンス技術を解説しており、チャンネル登録者数約5.8万人、動画数339本を誇ります。毎週金曜日に新作動画を投稿し、統計、機械学習、深層学習といった分野を数式を避けずに丁寧に解説することで、高い人気を博しています。「Transformer」解説動画や強化学習シリーズが特に注目を集めており、杉山氏は強化学習の将来性に期待を寄せています。
App Storeにおけるマルウェアアプリの発見とセキュリティリスク
Google PlayとApp Storeにおいて、暗号通貨を盗むマルウェア「SparkCat」が発見され、その中にはiOSアプリで初めて画面読み上げ機能を利用し、OCR機能でスクリーンショットを読み取って個人情報を外部に送信するマルウェアが含まれていました。Appleは既に該当アプリをApp Storeから削除していますが、アプリストアのセキュリティリスクを改めて浮き彫りにする事例となっています。
Tailwind CSSとReactを用いたUIコンポーネントライブラリ
Origin UIは、Tailwind CSSとReactを用いて構築された、400種類以上のUIコンポーネントを提供するUIライブラリです。ボタンや入力欄といった基本的なコンポーネントに加え、カレンダー、テーブル、通知といった高度な機能や、アコーディオン、バッジ、ステッパー、イージングクラスといった細かい要素も網羅しており、幅広い開発ニーズに対応できます。
依存ライブラリ削減によるソフトウェアメンテナンス性向上
時雨堂の製品Soraでは、長期的なメンテナンス性向上とセキュリティリスク軽減のため、依存ライブラリを極力削減しており、OSSへの依存を避けています。Erlang/OTPやOpenSSLなどごくわずかの自社管理外のライブラリのみを使用し、過去にはOSSのバグ修正に半年以上かかった経験から、依存ライブラリ削減の重要性を認識しています。
MS-DOSの開発の歴史
MS-DOS百科事典の第1セクション「MS-DOSの開発」では、MS-DOSの開発の歴史を詳細に解説しており、GitHub上でソースコードが公開されている可能性があります。MS-DOSの歴史を学ぶための貴重な資料です。
FlutterにおけるUI/UX向上のためのニッチなパッケージ
Flutter開発におけるUI/UX向上のためのニッチなパッケージ群を紹介しており、ぼかし効果、リッチテキストエディタ(Flutter Quill、Appflowy Editor)、iOS風UI、モーダルシート、角丸(Squircle)、ローディングUI(スケルトンUI)、触覚フィードバック(Haptics)、スワイプバック、Springアニメーションといった様々なパッケージとその使用方法について解説しています。
GitHub Copilot Language Server SDKの提供開始
GitHub Copilot Language Server SDKが利用可能になったことをGitHub Changelogが発表しました。これは、GitHub CopilotなどのAIコード生成ツールを拡張するためのSDKで、開発者は独自の言語サーバーを構築し、Copilotと統合させることが可能になります。これにより、Copilotの機能をカスタマイズしたり、新しいプログラミング言語への対応を容易に実現したりできるようになります。
AWS LambdaのCI/CD構築におけるRIEとlambrollの活用
AWS Lambdaの開発におけるローカルテストの難しさとデプロイ方法の最適化を解決するツールとして、RIEとlambrollを紹介し、両ツールを用いたCI/CDパイプライン構築例(GitHub Actions、Terraform等活用)を示しています。ローカル環境でLambda実行環境を再現するエミュレータRIEと、Lambdaデプロイを簡素化するツールlambrollの利点を、AWS CLIやSAMといった他手法との比較を通して説明しており、開発フェーズやチーム状況に合わせた柔軟な運用と、漸進的な導入を推奨しています。
Power Automate for desktopのCopilot機能拡充
MicrosoftのPower Automate for desktopの2025年1月アップデート(バージョン2.52)では、Copilot機能が拡充され、アクションとサブフローのAIによる要約機能が米国拠点のアカウント限定でプレビュー提供されています。 さらに、子デスクトップフローの並列実行オプションやAccessデータベースへの直接アクセス機能が追加され、Excel、Word、Outlookとの連携強化、エラー処理の改善も図られています。
世界的なスマホ関連規制の動向
世界各国で、GoogleやAppleといった巨大IT企業のスマホOSやアプリストアにおける市場支配力を抑制するための規制強化が進んでいます。具体的には、EUのデジタル市場法(DMA)や英国のデジタル市場競争法(DMCCA)といった法律が制定され、不当な行為の禁止や競争促進を目的とした罰金などの制裁措置が既に実施されています。本記事では、これらの世界的な動きと、日本における関連会議で議論された内容について解説します。
高校生のスクールバス位置情報システム開発
高校生が、生徒が利用するスクールバスの位置情報をリアルタイムで確認できるシステムを個人開発しました。学校バスの遅延による不便さを解消するため、Raspberry PiからGoogle Cloud Platformへサーバー環境を変更し、タブレット端末とハイブリッドアプリを用いて位置情報を取得、Webアプリでシンプルで直感的なユーザーインターフェースを実現しています。
GeForce RTX 50シリーズにおけるシェーダのAI高速化技術
NVIDIAのGeForce RTX 50シリーズにおける、AIを活用したレンダリング高速化技術について解説しています。具体的には、ゲームにおける三角形数の増加によるレンダリング困難問題を解決するRTX Megaジオメトリ、高解像度と滑らかな描写の両立を困難にしていた従来手法の課題、そしてAIによる高画質と高フレームレートの両立を実現するDLSS 4とその最大8倍のフレームレート向上効果について説明しています。
ChatGPTのDeep ResearchによるAI代替可能職業の予測
OpenAIが発表したウェブ情報分析AI「Deep Research」を用いた調査で、今後AIに代替される可能性が高い職業20種が示されました。Deep Researchは最新モデル「o3」を活用し、数分で詳細なレポート作成を可能にしており、その分析結果では、税務申告書作成担当やデータ入力担当などが特に代替確率が高いとされています。一方で、AIはハードスキルを効率化しますが、ソフトスキルは依然として人間が担うべき重要な要素であると結論付けています。
Intel Core UltraとAMD Ryzen AIのCPU性能ベンチマーク比較
Intel Core Ultra 9 285HとAMD Ryzen AI 9 365のCPU性能をCinebench、3DMark、PCMark 10など複数のベンチマークソフトを用いて比較検証したレビュー記事です。シングルスレッド性能ではCore Ultra 9 285Hが優位に立つ一方、マルチスレッド性能ではテストによって両者の優劣が入れ替わる結果となりました。AI関連ベンチマークでは使用するライブラリによって性能差が大きく変動し、ゲームベンチマークにおいてもタイトルや設定によって性能差が異なることが示されています。