- AI要件定義と個人開発アプリ開発
- AWSセキュリティ
- OpenAIの次世代AIモデル
- モジュール式ポケットLinuxパソコン
- サイバー攻撃と中国関与疑惑
- Lenovoの巻取式ディスプレイ搭載ノートPC
- ITエンジニアの経歴詐称問題
- ThinkPad X9の発表
- カシオ計算機の個人情報流出事件
- AOMEIなどの有償ソフトの期間限定無料キャンペーン
- ワイヤレス充電規格Qi2の新規格
- GeForce RTX 50シリーズとGeForce RTX 40シリーズの仕様比較
- ECSとIaCを用いたインフラ構築
- OpenAI CEOによるバーチャル従業員の労働力参入予測
- 権限獲得のためのプロダクトマネージャーのコミュニケーション術
- 開発生産性Conference 2025
- ssh-keygenの出力されるキラキラした図形の解説
- Embulkのメンテナ募集
- AWS上での標準準拠システムのデータ連携
- 1000行で作るOS入門
- NVIDIAの小型AIスパコンProject DIGITS
- OpenAI CEOサム・アルトマンの妹による訴訟
- さくらインターネットへの転職体験記
- CATLとテスラへの影響
- ラズパイPicoと自作キーボード
- レノボの伸縮ディスプレイ搭載ノートPC
- RTSゲームの現状と革新
- 2025年の情報セキュリティ10大トレンド
- Google Agentspaceの発表
- State of JavaScript 2024
AI要件定義と個人開発アプリ開発
AI搭載エディター「Cursor」を活用し、TikTok台本作成支援アプリの個人開発を進めている様子が紹介されています。筆者はエンジニアではない会社員で、AIによるユースケース図や要件定義の生成、PlantUMLとmermaid記法の利用、Reactを用いたUI開発などを経て、TikTok運営コスト削減を目的としたアプリ開発を進めており、開発進捗はX(旧Twitter)で公開しています。
AWSセキュリティ
AWSセキュリティ対策を組織全体で実施するためのガイドラインで、情報セキュリティの基礎、AWSと組織セキュリティの関係、AWS管理者の具体的な対応(アカウント分割、IAM、CloudTrail、Config、GuardDutyなどのガバナンス機能の活用)を解説し、利用者へのセキュリティ教育、システム・アプリのセキュリティ対策、フィードバックの重要性、そして今後のステップとしてガイドライン整備、SSO実現、CCoE設立などを提案しています。
OpenAIの次世代AIモデル
OpenAIが、新たなAIモデル「o3」と小型版「o3-mini」を発表しました。「private chain of thought」と呼ばれる独自の思考プロセスを採用することで、従来モデルを大きく上回る性能を実現し、数学、科学、論理的推論など幅広い分野で人間と同等かそれ以上のスコアを達成しています。この進化は、人工汎用知能(AGI)の進展を示唆しており、その社会への影響について議論が必要な段階となっています。
モジュール式ポケットLinuxパソコン
モジュール式ポケットLinuxパソコン「Mecha Comet」がKickstarterでクラウドファンディング開始予定です。約25,000円で、40ピンGPIOによりキーボードやゲームパッドなどの交換が可能な3.4インチIPS液晶搭載の小型軽量設計で、ARM Cortex-A53プロセッサ、Wi-Fi、Bluetooth、各種ポートを備えています。
サイバー攻撃と中国関与疑惑
「ミラーフェイス」と名乗るサイバー攻撃グループによる、日本の政府機関や企業を標的としたサイバー攻撃が210件確認され、中国の関与が疑われています。攻撃グループは「日米同盟」など安全保障関連のキーワードを含む不審なメールを送信し、第三者を装って添付ファイルに不正なコードを仕込む手口を用いていました。警察庁は、違和感のあるメールには注意するよう呼びかけています。
Lenovoの巻取式ディスプレイ搭載ノートPC
Lenovoが、世界初の巻取式ディスプレイ搭載ノートPC「ThinkBook Plus Gen 6 Rollable」を発表しました。14型から16.7型へ伸縮可能なOLEDディスプレイを搭載し、キー操作やジェスチャーでディスプレイサイズを変更できます。Core Ultra 200Vプロセッサーを採用し、6月発売予定で価格は3,499ドルからとなっています。
ITエンジニアの経歴詐称問題
経験のないITエンジニアをベテランとして偽装しSES企業が顧客企業へ派遣する不正行為が、経歴詐称マニュアルやサクラ動員といった巧妙な手法を用いて行われていたことが発覚しました。未経験者は専門スクールで面接対策や経歴詐称のノウハウを習得した後、顧客企業へ派遣されますが、詐称発覚による孤立や退職、企業側の新たな人材探しといった悪循環が問題となっています。裁判で明らかになったこのスキームは、SES業界における経歴詐称や多重下請けといった問題を改めて浮き彫りにしました。
ThinkPad X9の発表
レノボが新型ThinkPad X9シリーズ(14型と15.3型)を発表しました。最大の特長は、従来のTrackPointがなく、ハプティックタッチパッドのみを採用している点です。CPUにはCore Ultra 200Vを搭載し、Microsoft Copilot+ PCにも対応しています。軽量設計で、リサイクルアルミニウムを使用し、バッテリーはユーザー交換可能です。2月発売予定で、価格は14型が1399ドル~、15.3型が1549ドル~です。
カシオ計算機の個人情報流出事件
カシオ計算機のサーバーへの不正アクセスにより、従業員、取引先、顧客計8478人の個人情報が流出しました。流出した情報は氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどです。原因は従業員がフィッシングメールを開封したことによります。一部の従業員は迷惑メール被害も受けています。カシオ計算機はセキュリティ強化と社内教育の徹底により、再発防止に努めています。
AOMEIなどの有償ソフトの期間限定無料キャンペーン
AOMEI Techが1月10日まで、バックアップソフト「AOMEI Backupper Pro」を含む19種類のシステムツールやAI画像編集ツールなどを期間限定で無料配布しています。対象ソフトのライセンス有効期間はソフトによって半年、1年、無期限と異なり、1月10日までにライセンスキーのアクティベーションが必要です。特設ページから直接ダウンロードして利用可能です。
ワイヤレス充電規格Qi2の新規格
ワイヤレス充電規格Qi2に、車載向け規格「APP」が追加され、パナソニックのムービングコイル技術を用いることでマグネット非搭載のスマートフォンでも安定した15W充電が可能になります。従来のQi規格と異なり、充電位置の精密な調整が不要となり、充電効率の向上と利便性の改善が期待されます。さらに、Qi2対応機器の動作保証を行う「Qi2 Ready」認証プログラムも導入され、互換性の問題も解消されます。サムスンやGoogleもQi2規格の拡大に協力しており、今後ワイヤレス充電市場の成長が加速すると予想されます。
GeForce RTX 50シリーズとGeForce RTX 40シリーズの仕様比較
NVIDIAがBlackwellアーキテクチャを採用したGeForce RTX 50シリーズを発表しました。DLSS 4によるフレームレート向上やReflex 2による応答速度向上など、新機能が多数搭載されています。RTX 5090はメモリ容量の大幅増加とGDDR7の採用により性能が向上し、RTX 5080、5070 Ti、5070はRTX 40シリーズからの順当な進化を果たしており、AI処理性能の強化が特徴です。全体として、AI処理性能の向上と新技術への対応に注力したシリーズとなっています。
ECSとIaCを用いたインフラ構築
AWSのECS(Elastic Container Service)とIaC(Infrastructure as Code)を用いたシステムにおいて、Serviceとタスク定義の更新タイミングや場所をどのように管理するかという課題に対し、ALBとECS ServiceをIaCリポジトリ(例えばTerraformで管理)、タスク定義の一部をアプリケーションリポジトリで管理する構成例を紹介しています。具体的には、新規リソース作成はIaCリポジトリで行い、タスク定義とServiceの一部パラメータ更新はアプリケーションリポジトリで行うことで、アプリケーションのライフサイクルとECS更新の同期を実現し、開発者の負担軽減を図っています。Terraformのlifecycle.ignore_changes
を用いてIaCとアプリケーションの更新を分離し、GitHub Actionsとecspressoを組み合わせることで、タスク定義の管理とデプロイを効率化する方法が示されています。
OpenAI CEOによるバーチャル従業員の労働力参入予測
OpenAIのサム・アルトマンCEOが、2025年中にはAIエージェントが労働力に加わる可能性を示唆しており、企業生産性の向上に大きく貢献すると期待されています。MicrosoftやMcKinsey社などは既にAIエージェントを導入しており、OpenAIは人工汎用知能(AGI)の開発にも取り組んでおり、その安全性と利益の共有を重視する姿勢を示しています。さらに、アルトマンCEOは数年以内に「超知能」の開発・リリースの可能性にも言及しています。
権限獲得のためのプロダクトマネージャーのコミュニケーション術
レバテックラボの記事「何でも決めたがる上司から権限をつかみ取るプロダクトマネージャーのコミュニケーション術」では、大企業やスタートアップ企業において、上司から権限が委譲されないという問題に対し、その原因をフィードバック不足、時間制限、部下の覚悟不足の3点に絞り込み、解決策として部下は複数案の提示、仮説の理解、自己能力の客観的把握、事業への強い意志を持つこと、そして上司への信頼獲得、壁打ちによる協働、責任範囲の明確化を重要視すべきだと主張しています。最終的には、上司が部下の能力を最大限に活かせる環境を作るべきだと結論づけています。
開発生産性Conference 2025
ファインディ株式会社は、2025年7月3日・4日に2500人規模のハイブリッド開催で「開発生産性Conference 2025」を開催します。本カンファレンスは「2025年の崖」問題への対策として、開発生産性向上に焦点を当て、生成AI活用など最新の技術と事例を紹介し、テスト駆動開発の第一人者であるKent Beck氏の登壇も予定されています。スポンサー企業を募集しており、締め切りは2025年1月31日です。エンジニア組織の開発生産性向上SaaS「Findy Team+」も紹介されます。
ssh-keygenの出力されるキラキラした図形の解説
LabBaseテックカレンダー2024のアドベントカレンダー記事で、SSH公開鍵生成時に表示されるフィンガープリント「randomart」の生成過程をRustを用いて解説しています。randomartを視覚的に分かりやすく表現するため、オエー鳥AAを用いており、公開鍵データからハッシュ値を生成し、「酔っ払いビショップ」アルゴリズムでグリッドを塗りつぶすことで、キラキラした視覚効果を実現する仕組みを詳細に説明しています。
Embulkのメンテナ募集
Embulk、データ処理ツールの成熟に伴いメンテナンスの困難化、少人数体制によるリソース不足、セキュリティリスク、新規メンテナー確保の難しさといった課題に直面しており、Webサイトやドキュメントの更新遅延も発生しています。そのため、企業からの支援や、新規メンテナー参加のためのスタータープロジェクトを用意し、長期的な維持のため、個人や組織からの協力を広く求めています。
AWS上での標準準拠システムのデータ連携
AWS上での標準準拠システムのデータ連携方法を解説した記事で、API連携とファイル連携の2つの方式、それぞれの認証認可方法(認証認可サーバーが必要な場合と不要な場合)、ファイル連携におけるAWS Transfer FamilyやIAM Roleの活用方法、そして異なるCSPやオンプレミスとの連携方法などが詳細に説明されています。
1000行で作るOS入門
C言語を用いて、コンテキストスイッチング、ページング、シェルといったOSの基本機能を実装する1000行程度のコードによるOS開発入門書を紹介する記事です。OS開発特有のデバッグ方法も学べますが、C言語とUNIX系環境の知識が前提となります。
operating-system-in-1000-lines.vercel.app
NVIDIAの小型AIスパコンProject DIGITS
NVIDIAが、Arm CPUとGPUを統合した新チップ「GB10」を搭載した小型AIスーパーコンピュータ「Project DIGITS」を発表しました。5月発売予定で価格は3000ドルから、最大2000億パラメータのLLMを動作可能で、2台接続すれば4050億パラメータにも対応します。AIモデルのファインチューニングやテストなどに利用でき、デスクトップに置ける手軽さが特徴です。
OpenAI CEOサム・アルトマンの妹による訴訟
米OpenAIのサム・アルトマンCEOが、妹から性的虐待の訴訟を起こされたとの報道があり、家族はこれを全面的に否定しています。一方で、アルトマンCEOはAI開発における倫理的問題、AIの急速な発展に伴うリスク、特にAIの悪用や誤用を防ぐための対策、そしてChatGPTなどのAIツールが社会に与える影響について懸念を示し、責任ある行動の重要性を訴えています。
さくらインターネットへの転職体験記
元プライベートクラウド環境勤務の著者が、1月からさくらインターネットに入社した経緯について述べています。前職への飽き足りと、国内B2Bサービスの魅力不足を感じていた著者は、さくらインターネットからの誘いを受け、クラウドベンダーという選択肢、自社開発の文化、ISUCON関係者との接点、そしてリモートワーク可といった点に魅力を感じ、入社を決めたとのことです。
CATLとテスラへの影響
米国政府が中国の電池メーカーCATLを、中国軍との協力疑惑のある企業リストに追加しました。CATLはテスラの中国工場に電池を供給しており、ネバダ州工場への技術供与も予定されているため、この発表はテスラに将来的な規制リスクをもたらす可能性があります。CATLは米国への工場建設も検討していましたが、安全保障上の懸念から実現は難しいかもしれません。現時点ではテスラへの短期的な影響は限定的と見込まれていますが、今後の動向に注目が必要です。
ラズパイPicoと自作キーボード
Raspberry Pi Picoと市販のArduino用4×4キーパッド(16個のスイッチ)を用いて、キーマトリクスとキースキャン技術により少ないGPIOピンで多数のキー入力を取得する方法を解説した記事です。逆流防止用ダイオードとプルダウン抵抗による安定した動作、PicoのPIO機能によるCPU負荷軽減、MicroPythonとVSCodeを使った開発環境と具体的なコード例が紹介されています。
レノボの伸縮ディスプレイ搭載ノートPC
レノボがCES 2025で発表したThinkBook Plus Gen 6 Rollableは、ボタン一つで表示領域が50%拡大する17インチのロール式有機ELディスプレイを搭載したノートPCです。展開時は17インチ、収納時は14インチとなり、重さは約1.7kg、厚さは19.9mmと携帯性に優れています。AIを搭載し、価格は3499ドル(約55万円)からとなっています。
RTSゲームの現状と革新
ベテランRTS開発者Dave Pottinger氏が、RTSジャンルは過去20年間大きな進化がないと主張し、新作『Project Citadel』で革新を目指していることを発表しました。同氏は、従来の長時間プレイというRTSの欠点を克服するため、短時間プレイに最適化されたゲームデザインを採用し、既存ファンだけでなく、新世代ゲーマーにも訴求できるよう、ハイテンポなアクションと戦略性を融合させています。2025年にはSteamで早期アクセス配信予定です。
2025年の情報セキュリティ10大トレンド
日本システム認証株式会社(JASA)が発表した2025年の情報セキュリティ10大トレンドでは、ランサムウェア攻撃の組織化・ビジネス化(RaaSの普及による被害拡大を含む)が最大の脅威とされています。その他、国際情勢不安定化やAI活用・悪用によるサイバー攻撃の激化、サプライチェーンセキュリティやクラウドサービス障害といったインフラリスク、深刻なサイバー人材不足、DX推進の遅れによる「2025年の崖」リスク、サイバー安全保障の必要性、ID集約化による情報漏洩拡大リスクなどが上位にランクインしており、これらの課題への対策が喫緊の課題となっています。
Google Agentspaceの発表
Google Cloudが、生成AIを用いた新しいサービス「Google Agentspace」を発表しました。これは、Googleドライブ、Slack、SharePoint、JIRAといった複数の社内システムを横断的に検索・分析し、自然言語による質問に対して情報を要約したり、文章や画像を生成したりできるサービスです。画像や音声データにも対応するマルチモーダル機能も備えており、将来的にはローコードツールを用いた独自エージェントの作成も予定されています。
State of JavaScript 2024
State of JavaScript 2024では、React、Angular、Vue.jsといった10年以上前にリリースされた主要なフロントエンドフレームワークが、進化を続けながら高い人気を維持していることが示されています。一方で、ViteとVitestといった新しい開発ツールが注目を集めていることも報告されています。さらに、調査結果のメタデータが充実し、クエリビルダーによるチャートへの新たな変数の適用が可能になったことで、より詳細な分析が可能になっています。