- NanoKVMを使ったリモートPC構築
- シェルスクリプトの終了処理
- 業務におけるRust開発
- 個人的技術書大賞2024
- TCP Monitor Plus v3.00アップデート
- 倉庫で見つかった計算尺
- 私用アカウントのパスワードマネージャー情報流出
- Google AI Studioの使い方
- 日本の下請け構造と中抜き問題
- アジャイル開発とDevOps推進
- Google Chromeサイト内検索設定
- mixi2開発インターンシップ体験記
- CloudflareによるWordPressサイト高速化
- ソフトウェア開発における認知負荷
- AIモデルの進化とテスト方法の遅れ
- VoiSona iOS版リリース
- クラウド化によるシステム維持費の認識ギャップ
- Ghosttyターミナルエミュレータ
- GitHubのSub-issues機能
- 書籍『ゲームで学ぶPython!Pyxelではじめるレトロゲームプログラミング』紹介
- さくらインターネットのインフラエンジニア募集
- 爆速LTスライド作成手法
- 近年の水飲み場攻撃事例
- Googleアルゴリズムリーク解説
- VRR、Adaptive-Sync、FreeSync、G-SYNC技術解説
- 株式会社10Xの構造改革と事業拡大
- macOSを仮想マシン上で動かす方法
- 最高の開発チームを作るための考え方
- Fast APIの概要とメリット
- 複雑なKubernetesとクラウドネイティブ環境
NanoKVMを使ったリモートPC構築
Sipeed社のIP-KVM「NanoKVM」は、1万円未満でネットワーク経由でPCを遠隔操作できる小型デバイスです。HDMI映像出力、キーボード・マウス操作に加え、電源オン・オフや再起動、BIOS操作までも遠隔で行えます。リモートデスクトップソフトと異なり、ベンチマークテストなどでもスコアに影響を与えず、Full版では電源・リセットボタンの物理操作やOLED表示にも対応します。仮想ディスク機能や日本語対応など利便性も高い一方、4K解像度には非対応で、フリーズの可能性も指摘されています。Lite版とFull版があり、機能の差を比較検討する必要があります。
シェルスクリプトの終了処理
POSIX準拠のシェルスクリプトにおいて、確実に終了処理を実行するためのテンプレートと、複数のシェルにおける動作の違い、シグナル処理のPOSIX標準とシェル固有の挙動の違い、シグナル名を用いた移植性の高い記述方法、trap
コマンドとkill
コマンドの安全な使用方法について解説しています。
業務におけるRust開発
Rust 1.0からの業務利用経験に基づき、Rust開発におけるビルド環境構築(高性能CPU・大容量ストレージ必須、sccache等のキャッシュ機構活用、Dockerによる環境構築推奨)、コード記述(簡潔で可読性重視、他者理解可能な記述)、テストとデバッグ(堅牢なテストコードとログ出力によるデバッグの重要性、特にe2eテストの推奨)といった開発上の落とし穴と対策を紹介しています。
個人的技術書大賞2024
Qiitaの個人的技術書大賞2024では、O'Reillyサブスクリプションで読める技術書の中から、ソフトウェア結合の新たな基準を提案した「Balancing Coupling in Software Design」、プルリクエストレビューのノウハウを解説した「Looks Good To Me」、アーキテクチャ意思決定や継続的デプロイメント、技術的負債、協調モデリング、ソフトウェアエンジニア育成といった幅広いテーマに関する実践的な書籍が紹介されています。
TCP Monitor Plus v3.00アップデート
老舗ネットワーク監視ツール「TCP Monitor Plus」が16年ぶりにメジャーバージョンアップ(v3.00)し、IPv6対応を含むUI改善などが行われました。IP監視、セッション監視、NSLOOKUPなどのコマンド実行といった機能を備え、ポータブルアプリとしてコンパクトで使いやすい点が特徴です。ただし、Windows XP以前のOSでは動作しない可能性があり、v3.00では一部不具合の報告も上がっています。
倉庫で見つかった計算尺
大阪染織機械株式会社の公式アカウントが倉庫整理中に発見した謎のアイテムが、フォロワーによって「計算尺」と特定されました。これは対数の原理を用いたアナログ計算機で、電卓普及以前は技術者や設計者、学生などによって広く使われていたものです。現在では入手困難な希少品であり、映画「アポロ13」や「風立ちぬ」にも登場するなど、歴史的にも価値の高いアイテムです。
私用アカウントのパスワードマネージャー情報流出
従業員の私用端末のマルウェア感染増加により、企業の業務システムへの不正アクセス被害が深刻化しています。攻撃者は、私用アカウントで使用しているパスワードマネージャーに保存された認証情報を狙っており、クラウド型パスワードマネージャーの利用や、偽広告経由のマルウェア感染(マルバタイジング)がリスク要因となっています。私用端末へのセキュリティ対策の難しさから被害拡大を防ぐのは困難であり、SaaSの普及による認証情報悪用リスクの増大も問題となっています。
Google AI Studioの使い方
Googleが提供するAI開発プラットフォーム「Google AI Studio」について、無料で利用できる全機能を解説した記事です。Gemini 2.0 flashを含む複数のAIモデルを利用でき、チャット機能、ファイルアップロード、モデル比較機能などが備わっています。さらに、リアルタイム音声・動画処理API「Multimodal Live API」も利用可能で、Googleドライブとの連携による履歴やファイルの自動保存にも対応しています。
日本の下請け構造と中抜き問題
日本の下請け構造における「中抜き」問題について、各国における考え方や、2次請け企業が生き残るための付加価値提供の重要性を解説しています。日本では倫理的に問題視されることが多い中抜きですが、アメリカや中国、ヨーロッパ、東南アジアでは市場原理やコスト効率を重視する傾向があり、付加価値提供がなければ容認されるケースが多いことを示し、日本の現状と比較することで、2次請け企業の戦略を考える上で重要な示唆を与えています。
アジャイル開発とDevOps推進
関電システムズにおけるアジャイル開発とDevOps導入の取り組みを紹介。安全重視から新技術導入に慎重だった同社では、ウォーターフォール型開発が主流でアジャイル開発は定着せず、DevOps導入も当初は否定的な反応が大きかったものの、関西電力の変革スピードに対応するため、経営陣の長期的な理解を得て、下地作りから始める長期計画でDevOps推進を開始した経緯を説明しています。
Google Chromeサイト内検索設定
はてなエンジニアAdvent Calendar 2024の記事として公開された「Google Chromeサイト内検索10連発 - 大西ブログ」では、Google ChromeのアドレスバーからAmazon、はてなブックマークなど10個のサイトをショートカットで検索できる設定方法を解説しており、OpenSearch規格にも触れながら、Chromeのサイト内検索設定による利便性向上を具体例を挙げて説明しています。
mixi2開発インターンシップ体験記
くりきんさんがmixiの新SNSアプリ「mixi2」のFlutter開発インターンに参加し、120万人突破のアプリ開発において新規機能やUI実装を担当、Go言語でのバックエンド開発も経験、渋谷スクランブルスクエアにあるオフィスで和気あいあいとしたチーム環境のもとメンターからのサポートを受けながら技術力を向上させた体験談です。
CloudflareによるWordPressサイト高速化
WordPressサイトの高速化を目的として、CloudflareのCDN、WAF、リバースプロキシ、Zero Trustなどの機能を活用し、リクエスト速度を約34倍、レスポンスタイムを約21倍改善した事例を紹介しています。CloudflareプラグインによるCDN連携の自動化や、無料プランでの運用によるコスト削減、オリジンサーバのポート開放不要なZero Trustによるトンネル設定についても解説しています。
ソフトウェア開発における認知負荷
ソフトウェア開発における認知負荷の重要性と、その軽減策について解説しています。認知負荷とは、開発者がタスクを完了するために必要な思考量であり、コードの可読性向上や適切なモジュール設計によって軽減できます。ただし、小さなモジュールは相互作用の複雑さから認知負荷を増大させる可能性があり、適切なモジュール設計が重要です。また、新規参入者によるペアプログラミングを通じて認知負荷を測定する方法も紹介されています。
AIモデルの進化とテスト方法の遅れ
AIモデルの進化速度が著しく加速しており、従来の評価試験がその進化に追いつかず、有効性を失いつつあります。そのため、高度な数学問題や多様な分野を網羅した新たな試験方法の開発が急務となっていますが、開発には高コストがかかり、AIの潜在的な危険性を十分に評価できるだけの資金が確保できるか懸念されています。現状のAI能力評価の困難さを鑑み、より革新的で効果的な評価手法の確立が強く求められています。
VoiSona iOS版リリース
テクノスピーチのAI歌唱ソフト「VoiSona」のiOS/iPadOS版が無料でリリースされました。9月からベータテストが行われ、誰でも無料で利用できるようになりました。Windows/Mac版とのデータ互換性があり、PCと連携して作業可能です。AUv3プラグインにも対応しており、GarageBandなどの他のアプリと連携して使用できます。30種類以上のボイスライブラリから選択でき、無料キャンペーンも実施中です。
クラウド化によるシステム維持費の認識ギャップ
クラウド化によりシステム維持費の必要性が経営陣、特にITリテラシーの低い中小企業の経営陣に理解されにくくなり、「コストをかけずにシステムを維持したい」という要望が増加しているという現状と、その背景にあるクラウドの仕組みへの理解不足、そしてAWSなどのデータセンター見学ツアーによる理解促進の可能性や、システム停止という安易な解決策の裏に潜むリスクについて解説しています。
Ghosttyターミナルエミュレータ
Ghosttyは、プラットフォームネイティブのUIとGPUアクセラレーションを活用した、高速で機能豊富なクロスプラットフォーム対応のターミナルエミュレータです。速度、機能性、ネイティブUIの三位一体を実現しており、標準準拠を重視することで既存のシェルやソフトウェアとの高い互換性を確保しています。マルチウィンドウ、タブ、分割表示といった高度なウィンドウ管理機能に加え、C互換の埋め込み可能なライブラリも提供しています。
GitHubのSub-issues機能
GitHubがIssueに親子関係を持たせる新機能「Sub-issues」をプレビュー段階でリリースしました。これにより、Issueにサブタスクを作成し、GitHub Projectsと連携することで、進捗管理が容易になります。Projectsのボード表示では、サブタスクの進捗状況をプログレスバーで視覚的に確認でき、親Issueを指定してサブIssueを検索することも可能です。今後、自動化機能の追加などが期待されています。
書籍『ゲームで学ぶPython!Pyxelではじめるレトロゲームプログラミング』紹介
2025年1月27日発売の書籍『ゲームで学ぶPython!Pyxelではじめるレトロゲームプログラミング』は、Pyxel作者によるPythonとレトロゲームエンジンPyxelを使ったプログラミング入門書で、Pythonの基本からゲーム制作までを分かりやすく解説しており、豪華イラストやサンプルゲーム3本、Pyxelの使い方とPyxel Editorのマニュアルも収録、プログラミング初心者や高校生以上を対象としながらも小中学生も理解可能な内容となっています。
さくらインターネットのインフラエンジニア募集
さくらインターネットがインフラエンジニアを募集しており、クラウド基盤(「さくらのVPS」「さくらのクラウド」)の設計、開発、運用、次世代ネットワークインフラの設計・実証、GPU・生成AI向けクラウドサービスのインフラ構築といった業務に携わることができ、サーバエンジニア(データセンターオペレーション)の募集もあり、新卒採用も実施しています。
爆速LTスライド作成手法
MarkdownとMarp CLIを使った効率的なLTスライド作成方法、Gitを用いた複数端末での編集と容易な公開、Cloudflare Pagesを使ったどこからでも閲覧可能なデプロイ、CSSカスタマイズによるデザイン調整、そして見やすいスライド作成のためのスクリーンショット、大きな文字、図表の活用といった内容を紹介しています。
近年の水飲み場攻撃事例
2023年に発生した水飲み場攻撃事例として、メディア関連Webサイトが不正利用され、偽装サイトへのアクセスでLZHファイルがダウンロードされ、LNKファイル実行によるマルウェア「SQRoot」感染が発生しました。SQRootはC2サーバーからプラグインをダウンロードして機能拡張し、情報窃取マルウェア(SQRoot Stealer)も使用します。攻撃グループは不明ですが、過去にAPT10が使用したファイル名と類似性が見られます。
Googleアルゴリズムリーク解説
Googleの検索アルゴリズムに関する2000以上の内部データがリークしたという情報を元に、ランキング生成における「ランキングフェーズ」と「ポストランキングフェーズ」、クリック率予測と実際の行動のずれの調整、コンセンサススコア、ニューススコア、医療関連分類トリガーなどのランキング要因、クエリ分類(8カテゴリ)と事実確認系クエリにおけるAI直接回答増加傾向、サイト品質スコア(0~1)とリッチリザルト表示の関係性、AI生成コンテンツの複雑な扱いについて解説しています。
VRR、Adaptive-Sync、FreeSync、G-SYNC技術解説
この記事では、ゲームにおける滑らかな映像表示を実現するVRR、Adaptive-Sync、FreeSync、G-SYNCといった可変フレームレート技術について解説しており、これらの技術がフレームレートの変動によるカクつきや画面の裂けを解消する仕組み、従来の固定リフレッシュレートにおける問題点、NVIDIAのG-SYNCとAMDのFreeSyncの競合とHDMI 2.1規格による事実上の統一、各技術の具体的な仕組み、設定方法、メリット・デメリットなどを詳細に説明しています。
株式会社10Xの構造改革と事業拡大
株式会社10Xは2024年に大規模な構造改革を実施し、ネットスーパー事業において複数のパートナー企業の黒字化を達成、プロダクト「Stailer」の事業拡大と利益化に成功しており、小売DX分野への新規事業拡大と新プロダクト開発も計画、現在エンジニアやデザイナーなど様々な職種で採用募集中です。
macOSを仮想マシン上で動かす方法
macOSを仮想マシン環境(Proxmox VE)で動作させる方法、いわゆるHackintoshについて解説しており、High SierraからSequoiaまでのmacOSバージョンへの対応、Opencoreを用いた起動方法、クラウド環境(Vultrなど)での利用方法、Appleのセキュリティ対策(Gatekeeperなど)への対処法、TSC(Time Stamp Counter)といったハードウェア互換性の注意点などを網羅しています。
最高の開発チームを作るための考え方
ZOZOのWEAR開発責任者が、最高の開発チームを作るための考え方や取り組み、チームとグループの違い、心理的安全性や個人の尊重、対話といった成功要因、機能横断型チームの構築と運用における課題と解決策、チームの成長や成果の定量・定性的な評価プロセスについて解説しています。
Fast APIの概要とメリット
フューチャー社の社内セキュリティ部門が、Pythonを用いた社内Web業務システムのAPIサーバーにFastAPIを採用した経緯と、その理由について解説しています。既存システムとの連携容易性と、近年の型システム強化による堅牢性の向上を目的としてPythonを選択し、DjangoやFlaskといった他のフレームワークと比較検討した結果、FastAPIの高速性、開発のしやすさ、堅牢な型管理、自動生成APIドキュメント、そしてPydanticとの連携による開発体験の向上といったメリットからFastAPIを採用したと述べられています。
複雑なKubernetesとクラウドネイティブ環境
IT eBook Vol.126は、DockerとKubernetesを用いたコンテナ技術を中心に、クラウドネイティブアプリケーション開発における効率的な開発・運用方法を解説した130ページの無料電子書籍です。Kubernetesを用いた実践的な開発ノウハウに加え、2024年以降の技術トレンドにも対応しており、複雑なKubernetesやクラウドネイティブ環境における心理的安全性の低下といった課題についても触れられています。