- Googleの動画生成AI「Veo 2」
- Microsoftのファイル変換ライブラリ「MarkItDown」とWebアプリ「getmarkdown.com」
- ゲームプログラマー育成と就職支援
- Yahoo!セキュリティチームの解雇
- 一休.comの情報システム部門の変遷
- Waymoによる日本の自動運転タクシー導入テスト
- GoogleのGmail効率的な使い方
- Terraformによるインフラ構築自動化
- WebフレームワークHonoとNext.jsの組み合わせ
- ターミナル設定による事故防止
- WASMを用いたOCR実装
- LPI-JapanによるLinux標準教科書の最新版リリース
- テストランナーのBunへの移行による高速化
- パスキーとパスワードマネージャーによる安全な認証
- エレファンテックのSustainaCircuits™技術による多層基板開発
- BtoBとBtoCのデザインの違いと共通点
- PowerToys 0.87のAI機能強化
- TypeScript中級者向けの実用的なテクニック
- 利用終了ドメイン名の観測環境構築
- YouTubeのAI学習へのコンテンツ使用制御機能
- みてねの写真・動画解析パイプライン
- スクラムガイドに基づいたプロダクトエンジニアの役割考察
- VSCodeのマルチカーソル機能の使い方と活用例
- ライブ配信アプリ「17LIVE」のAndroid版ダウンロード停止
- GOとWaymoによる自動運転タクシー導入テスト
- ChatGPT検索エンジンの一般公開
- 実務未経験エンジニアのユーザ思考習得
- X(旧Twitter)のAIチャットボット「Grok-2」の全ユーザー向け無料公開
- 英語の変数名やメソッド名の命名方法
Googleの動画生成AI「Veo 2」
Googleが、高性能な動画生成AI「Veo 2」を発表しました。4Kの高解像度動画生成と、プロンプトに対する高い忠実度が特徴で、MetaのMovieGenBenchやOpenAIのSora Turboと比較して高い性能を示す結果が出ています。物理学や人間の動きを理解しているとのことで、画像生成AI「Imagen 3」も同時に発表されています。YouTubeとの連携も予定されており、将来的にはYouTube Shortsへの活用も期待されています。
Microsoftのファイル変換ライブラリ「MarkItDown」とWebアプリ「getmarkdown.com」
Microsoftが、PDF、Word、Excel、PowerPoint、音声、画像といった様々なファイルをMarkdownに変換できるPythonライブラリ「MarkItDown」を公開しました。pipコマンドで簡単にインストールでき、既存ライブラリとOpenAIを組み合わせた構成のため、高度な変換も可能です。さらに、このライブラリを利用したWebアプリ「getmarkdown.com」も登場していますが、利用は自己責任となります。
ゲームプログラマー育成と就職支援
ゲーム開発経験18年の著者が、ゲームプログラマー志望の大学生4名を指導し、全員がゲーム会社に就職した成功事例を紹介。採用基準は高学歴よりも自主制作ゲームの経験を重視し、多くの作品制作を通して培われた学習意欲と成長スピードの高さを評価。育成方法は、適切な課題設定と必要なサポートによる個別指導で、才能と努力の両面が成功に不可欠であることを示唆しています。
Yahoo!セキュリティチームの解雇
米Yahoo!のセキュリティレッドチーム「The Paranoids」の約200名中25%が解雇されました。Yahoo!側はセキュリティプログラムの成熟による戦略調整と説明していますが、ネット上ではセキュリティの成熟度への疑問や、解雇によるセキュリティリスクの増加、エンジニアの士気低下への懸念が指摘されています。解雇はリソース集中のためのリストラ策とされています。
一休.comの情報システム部門の変遷
一休.comの情報システム部門がバックオフィス部門へ移転し、人事部門などとの連携強化を実現した事例を紹介。オンプレミス資産の廃止、クラウド/SaaSへの移行、Slack Enterprise Grid導入、MDM(Microsoft Intune/Jamf Pro)導入によるセキュリティ強化と業務効率化、EDR/SIEM導入、ライセンス管理ツールの導入によるセキュリティ体制と運用効率の改善、PPAP廃止、ファイルサーバー廃止など、セキュリティと業務効率化を目的とした様々な取り組みについて詳細に解説しています。
Waymoによる日本の自動運転タクシー導入テスト
Google系列のWaymoが日本交通・GOと協業し、2025年までにI-PACEを用いた完全自動運転タクシーサービスを東京で開始する予定です。現在、サービス開始に向けたI-PACEを用いたテスト走行を継続しており、自動運転技術の課題克服と安全性向上に注力しています。現状はテスト段階であり、一般へのサービス提供は開始されていませんが、将来的にはサービス提供エリアの拡大を目指しています。
GoogleのGmail効率的な使い方
グーグルの生産性アドバイザーが、Gmailを効率的に活用するための研修内容を紹介する記事です。リモートワークの増加でメール量が44%増え、1時間に11回もチェックするなど、メールへの対応に多くの時間を費やしている現状を指摘し、受信トレイをゼロにするための具体的な方法や、メールを効果的に処理するコツについて解説しています。数万人のGoogle社員が受講した研修の内容を基に、メールをストレス源ではなく、生産性向上のためのツールとして活用するためのノウハウが学べます。
Terraformによるインフラ構築自動化
HashiCorp社のTerraformを用いたInfrastructure as Code(IaC)の概要について解説した記事で、Terraformがクラウド上のコンピュータやネットワーク構築を自動化する方法、IaCの手法によるインフラ構成のコード管理、宣言的な記述によるインフラの自動構築・変更・破棄、AWSなど複数クラウドプロバイダーへの対応、コードによるバージョン管理、テスト、レビューといったDevOpsへの適合性などを5分で理解できるよう簡潔にまとめられています。
WebフレームワークHonoとNext.jsの組み合わせ
HonoはExpress.js風のWebフレームワークで、Web標準準拠を謳い、RequestとResponseオブジェクトを用いてHTTPリクエストを処理します。Next.jsのRoute HandlersやMiddlewareと組み合わせることで開発効率が向上し、Next.js以外にもCloudflare Workersなど様々なサーバーランタイムと互換性があるため、Web標準APIを活用したコードの再利用が容易になります。
ターミナル設定による事故防止
IIJエンジニアが、ターミナル操作ミスによる事故防止策としてWezTermのカスタマイズを紹介しています。具体的には、環境(本番/ステージング)やユーザーごとに画面色を変更し、アクティブ/非アクティブパネルの色分けを行うことで、視覚的に作業対象を明確化し、ミスを減らす設定方法が解説されています。
WASMを用いたOCR実装
SmartMat Cloudのスマホ用webアプリのプロトタイプ開発において、商品登録時のシリアル番号・バーコード読み取り機能に、Rust製の高速OCRライブラリocrs(tesseract.jsより高速)とWASMを用いて、Web Workerによるメインスレッドの負荷軽減と高速化を実現し、iPhone SE3で約1秒の処理時間にて動作するプロトタイプ開発に成功した事例を紹介しています。
LPI-JapanによるLinux標準教科書の最新版リリース
LPI-Japanが、初学者向けのLinux教材「Linux標準教科書 バージョン4.0.0」を無償で公開しました。仮想化技術やAlmaLinux 9.4といった最新技術も網羅し、演習問題中心の構成で独学しやすいよう全面改訂されています。PDF版とePub版は無料でダウンロード可能で、Kindle版と製本版は有料販売です。LinuCレベル1試験対策にも役立つ内容となっており、Linuxを学びたいエンジニアにとって貴重な学習リソースとなるでしょう。
テストランナーのBunへの移行による高速化
CIでのテスト実行時間短縮のため、テストランナーをVitestからBunへ移行した事例を紹介。Bunへの移行により、テスト実行時間が2分44秒から約2秒へと大幅に短縮されたが、Bun非対応のテストはVitestで実行し並列処理することで対応。Bun利用にあたっては、グローバルimportの廃止、DOMテストの設定、タイムゾーン設定、mock関数の置き換えなどの対応が必要だったものの、BunとVitestを併用することで高速なテスト環境を構築することに成功した。
パスキーとパスワードマネージャーによる安全な認証
パスキー認証の利点と、パスワード認証からの段階的移行方法について解説しており、パスワード認証、2要素認証、パスワードレス認証の変遷と、公開鍵暗号とデバイス単位認証によるパスキー認証のセキュリティ向上について説明。パスワードマネージャーを活用した移行方法を提案し、ユーザーへの啓蒙は仕組みの説明よりも具体的な使い方に焦点を当てるべきだと主張しています。
エレファンテックのSustainaCircuits™技術による多層基板開発
エレファンテックがインクジェット印刷技術を用いた環境配慮型基板「SustainaCircuits™」の汎用多層基板への適用に成功しました。従来は片面フレキシブル基板への適用に限られていましたが、今回、リジッド基材への対応と多層化を実現し、銅使用量を70%削減、年間1兆円以上のPCB製造コスト削減ポテンシャルを有すると発表しています。2025年前半には試作提供を開始予定で、複数の電機メーカーとの連携も進んでいます。この技術は世界市場の78%をカバーできる可能性を秘めており、電子機器製造業界に大きな変革をもたらす可能性があります。
BtoBとBtoCのデザインの違いと共通点
enechain社のブログ記事では、BtoBとBtoCのデザインにおける違いと共通点を、プロダクトデザインとUXデザインの両面から解説しており、顧客層、購買プロセス、デザインの特性(機能性重視か感情重視か)といった観点から比較分析しています。特にVertical Market(特定業界向け)のBtoBデザインの特徴を詳しく説明し、BtoBとBtoCのデザインプロセス、シンプルさ、ブランド価値の重要性といった共通点についても言及しています。
PowerToys 0.87のAI機能強化
MicrosoftがPowerToys v0.87.0をリリースしました。今回のアップデートでは、AIを活用したクリップボード拡張機能「Advanced Paste」が強化され、画像からテキストを抽出するOCR機能や、翻訳・ファイル保存といった高度な処理が「高度なAI」オプションで利用可能になりました。さらに、ワークスペース機能がProgressive Web Apps(PWA)に対応、マウスジャンプ機能も改善されています。Windows 10と11に対応しており、GitHubとMicrosoft Storeからダウンロード可能です。
TypeScript中級者向けの実用的なテクニック
TypeScript初級者向けに、タグ付きユニオン(判別可能なユニオン)の活用方法と注意点、ユーザー定義型ガードによるカスタム型の絞り込み、部分的構造型とBranded Typeによる型区別の解説、そして便利な型操作テクニックなどを紹介しており、TSKaigiへの参加を呼びかけています。
利用終了ドメイン名の観測環境構築
NTTコミュニケーションズが利用終了ドメイン名の観測分析施策を開始し、ドロップキャッチ被害対策としてDNSクエリログとWebアクセスログを取得、AWS Lambda、Amazon Route 53、Amazon S3などを活用した観測環境を構築した事例を紹介しています。ログのJSON化、全社データ基盤への格納を行い、コストの大部分をAWS Lambda、Amazon Route 53、Amazon S3が占めていると報告しており、今後の分析結果が後日公開予定です。
YouTubeのAI学習へのコンテンツ使用制御機能
YouTubeは、クリエイターが自身のコンテンツを第三者企業によるAI学習に使用されることを拒否できる新機能をYouTube Studioに追加しました。この機能により、クリエイターは個別にAI学習へのコンテンツ使用を許可・拒否できるようになり、第三者企業がコンテンツを使用するには、クリエイターとコンテンツの権利所有者全員の同意が必要となります。Content IDで検出された権利所有者も同意の対象となり、規約の変更はなく、不正なアクセスの禁止は継続されます。
みてねの写真・動画解析パイプライン
MIXIが運営する育児向けアプリ「みてね」が、1日1000万件の写真・動画を解析するAIを活用したパイプラインを構築し、コンテンツの自動作成と自動分類を実現しています。このパイプラインはスケーラビリティ、汎用性、コスト効率を重視した設計となっており、非同期処理、Ruby on RailsとPython、そして独自開発のオーケストレータを採用することで、大規模な処理でも安定した運用を実現しています。具体的な技術スタックや、監視体制の整備についても言及されています。
スクラムガイドに基づいたプロダクトエンジニアの役割考察
ニーリー社のプロダクトエンジニアが、スクラムガイドの「プロダクト」定義を基に自身の役割を考察し、ソフトウェア開発だけでなくビジネスオペレーションも含めた価値提供を担うことを、SaaS開発プロジェクトPark Directを通して解説しています。 ドメイン知識やビジネス理解の重要性を強調し、プロダクトエンジニアの仕事のやりがいについても触れています。
VSCodeのマルチカーソル機能の使い方と活用例
VSCodeのマルチカーソル機能の使い方と活用例を紹介しており、複数のカーソルによる同時編集でコーディング効率を向上させる方法、変数名変更や特定範囲の修正、フォーマット変更などへの有効性、生成AIよりも作業が速くなる場面が多いこと、静的型付け言語での「+」ショートカットの便利さなどが解説されています。
ライブ配信アプリ「17LIVE」のAndroid版ダウンロード停止
ライブ配信アプリ「17LIVE」のAndroid版アプリが、Googleの規約違反、具体的には未成年による配信の可能性があったため、12月16日から9日間ダウンロード停止となり、12月25日に復旧しました。Googleとの協議を経て問題解決にあたり、再発防止策を講じているとのことです。
GOとWaymoによる自動運転タクシー導入テスト
GO、Waymo、日本交通の3社は、2025年から東京で自動運転タクシーの実証実験を開始します。Waymoの自動運転技術を搭載したJaguar I-PACE車両を使用し、日本交通が車両管理を担当、初期段階では日本交通の運転手が同乗して都心部を走行します。実験データはWaymoの自動運転技術向上に役立てられます。
ChatGPT検索エンジンの一般公開
OpenAIがAI検索エンジン「ChatGPT search」を一般公開し、これまで有料ユーザー限定だったサービスが無料ユーザーでも利用可能になりました。ウェブ情報をAIがまとめて表示することで検索時間を短縮でき、モバイルアプリには地図アプリと連携したマップ機能も追加されています。さらに、ChatGPTをデフォルト検索エンジンに設定することも可能です。
実務未経験エンジニアのユーザ思考習得
Speee DEVELOPER BLOGの記事では、実務未経験のエンジニアがユーザー思考を身につける過程を、自身の反省点や改善策を交えながら詳細に解説しています。学生時代のハッカソン経験ではユーザー価値を軽視していた点を反省し、入社後は認識不足から開発遅延やミスを繰り返した経験から、朝会での情報共有や準備会の導入、受け入れテスト項目作成などの改善策を実行した過程が記述されています。今後は事業への理解を深め、ユーザー価値最大化を目指していくと述べられています。
X(旧Twitter)のAIチャットボット「Grok-2」の全ユーザー向け無料公開
xAIが開発したAIチャットボット「Grok-2」が、すべてのX(旧Twitter)ユーザー向けに無料で公開され、従来比3倍の速度で動作するようになりました。精度と多言語対応も向上し、ウェブ検索・引用機能が追加されたことで情報精度の向上が図られています。Xのタイムラインには「Grokボタン」が追加され、投稿内容の分析が可能になり、開発者向けには価格を値下げしたAPIも公開されました。
英語の変数名やメソッド名の命名方法
フィヨルドブートキャンプのメンターが、英語の変数名やメソッド名に適切な単語を選ぶためのアプローチを解説しています。自動翻訳ツールやChatGPTの使用は推奨せず、文脈に沿った単語を選ぶ重要性を強調し、英語版Wikipedia、公式リファレンス、シソーラス、英英辞典などを活用する方法や、画像検索、同僚への相談といった実践的な手法を紹介しています。さらに、OSやツールの言語設定を英語にするなど、日常的な英語学習の重要性にも触れています。