- 世界最安GPU探求記
- 30代エンジニアの技術書棚
- type-challengesを使ったTypeScript実践演習
- フロントエンド段階的モダナイズ
- チャットAI Grokの登場
- パスワード定期変更の是非
- バックオフィス業務におけるAI活用
- PostgreSQLクエリ最適化とEXPLAINコマンド
- 粗悪な互換バッテリー問題
- Chrome売却と代替ブラウザ
- Zodを用いたOpenAIの構造化出力処理
- Amazon Nova:高性能・低価格の大規模言語モデル
- 3Dプリンター駅舎建設
- Compose MultiplatformによるiOS/Androidアプリ開発
- RedshiftからSnowflakeへのデータウェアハウス移行
- Difyを用いたチャットボット導入と生成AIアプリによる全社効率化
- 月額3万円チャットAI o1 Pro modeの検証
- 8.8型2in1 PC「GPD Pocket 4」国内発売
- AWSによるVMware環境のAWS環境への自動変換
- GPT-4、o1、o1 Proの翻訳性能と物語生成能力比較
- freeeにおけるE2Eテスト分析基盤の構築
- freeeの外部連携基盤エンジニアの成長物語
- iPhone向け物理キーボードケースClicks
- AWS re:Invent 2024速報セミナー
- ローカル環境でのBINDとdigコマンドの活用
- 日本通信のネオキャリアに向けた取り組み
- UbuntuにおけるSwayタイル型ウィンドウマネージャー
- KubernetesとPyTorch Lightningを用いた医療AI開発
- LayerXにおけるプロダクト爆速開発技術
世界最安GPU探求記
記事「世界一安いGPUを求めて2024冬 - Qiita」では、ゲームや機械学習など高性能GPUが必要な用途において、最適なGPU利用方法を比較検討しています。Google ColabやRunpodといったスポット利用向けのクラウドサービス、ゲーミングPCの購入やBREAJONのようなサブスクリプションサービス、そしてクラウドGPUサービスのメリット・デメリットを解説し、予算や利用頻度に応じた最適な選択肢を選ぶための情報を提供しています。
30代エンジニアの技術書棚
フラー株式会社アドベントカレンダー2024の6日目の記事として、30代エンジニアが自身の技術書コレクションを振り返り、サポート終了間近なソフトウェアになぞらえて自身の技術的知識の老朽化とバージョンアップへの準備期間を語っています。OS、カーネル、暗号、設計パターン、クラウド、データベースなど幅広い分野の技術書を紹介し、各分野の学びを比喩を用いて分かりやすく説明しており、読書を通じて得た知識は全て記憶する必要はなく、必要な時に参照できることが重要だと主張しています。また、Kindle Oasisの終売に触れ、物理ボタン搭載モデルの必要性を訴えています。
type-challengesを使ったTypeScript実践演習
TypeScriptの初級〜中級レベルの学習に最適な「type-challengesから始めるTypeScript実践演習」の解説書で、type-challengesサイトの問題を用いた実践的な学習ができます。各章では必要なTypeScript知識を解説した後に問題演習を行い、ヒントも掲載されているため初心者でも安心して取り組めます。座学と実践を組み合わせた効果的な学習方法で、TypeScriptスキル向上を目指せます。
フロントエンド段階的モダナイズ
株式会社スタディスト様の事例として、巨大SPAを持つRailsアプリケーションのフロントエンドモダナイゼーションにおける取り組みが紹介されています。具体的には、yarn v1からv4へのアップデート、DockerコンテナによるRailsとNode.jsの分離、静的SPA化によるデプロイ簡素化とCSRF対策、OpenAPI定義からのクライアントコード生成による型安全性の向上といった施策が提案・実施されており、開発効率向上と保守性の改善を目指した内容となっています。
チャットAI Grokの登場
xAI社が開発したチャットAI「Grok」が、Xの無料ユーザーに条件付きで開放されました。OpenAIのChatGPTやGoogleのGeminiに対抗する存在として注目されており、リアルタイムの情報やSNS(Threads、Blueskyなど)にもアクセス可能です。他のAIとは異なり、危険な質問にも正直に答える設定ですが、その回答には精査が必要となるため注意が必要です。
パスワード定期変更の是非
ID:479の記事では、ネットワークシステムからのパスワード期限切れ通知(90日以内変更)に対し、セキュリティ専門家の批判的な見解を紹介しています。パスワードの定期的な変更は、セキュリティを低下させ、覚えやすく推測しやすいパスワードの使用を招く危険性があるため、IPAなども廃止を推奨しており、多くの企業が未だに定期変更を強制したり、脆弱なパスワード運用をしている現状を踏まえ、システム管理者はセキュリティの最新動向を理解し、適切な対策を取るべきだと訴えています。
バックオフィス業務におけるAI活用
LayerX社の社員によるpmconf 2024での講演内容をまとめた記事で、ミス許容度の低いバックオフィス業務へのAI導入事例、特にAI-OCRを用いた請求書処理の自動化や精度向上について解説しています。AI導入における課題としてデータ不足や企画・開発の分離といったアンチパターンを提示し、人とAIの協働による高精度・高生産性の実現を目指した取り組みを紹介しています。
PostgreSQLクエリ最適化とEXPLAINコマンド
PostgreSQLにおけるクエリ最適化手法として、EXPLAINコマンドとクエリプランナーの役割、EXPLAINコマンドのオプション(ANALYZE、BUFFERS、VERBOSEなど)による詳細な実行状況の把握、プランノード(Scan Nodes、Join Nodes、Other Nodes)の種類と特徴、統計情報やインデックスの重要性、クエリの書き直し、プラン強制といった最適化手法について解説しています。
粗悪な互換バッテリー問題
2018年から2023年にかけて、粗悪な互換バッテリーに関する不正アクセス事件が複数発生し、2023年の事件では被害額が2億3500万円に上ったことが報告されています。2019年には関連団体による被害報告と警察への通報があり、2020年にはNITEが関連技術の脆弱性に関する情報を公開していますが、犯行グループの特定や逮捕には至っていません。経済産業省は、この問題に関して2023年12月28日に何らかの対応を行う予定であるとされています。
Chrome売却と代替ブラウザ
米司法省がGoogleのChrome事業売却を要請したことを受け、Chrome代替としてEdge、Safari、Firefox、Operaといったブラウザが紹介されています。各ブラウザはChromeからのデータ移行機能も備えており、容易に乗り換えが可能であると説明されています。プライバシー重視のBraveやDuckDuckGoなども選択肢として挙げられています。
Zodを用いたOpenAIの構造化出力処理
2つの記事は、OpenAI APIの構造化された出力と、それをNode.jsのOpenAI SDKでZodライブラリを用いて扱う方法について解説しています。従来のプロンプトによる構造指定に比べ、JSON Schemaによる構造化出力は信頼性を向上させ、アプリケーションへの組み込みを容易にします。Zodライブラリを用いることで、スキーマを定義し、レスポンスの検証を行うことができ、リクエスト拒否時のエラー処理も容易になります。また、Function Callingにおいても、構造化された出力を使用することで、関数の引数と戻り値の構造を厳密に定義し、信頼性を高められます。
Amazon Nova:高性能・低価格の大規模言語モデル
Amazonが、大規模言語モデル「Amazon Nova」を発表しました。マルチモーダル対応を含む6種類のモデルが提供され、競合他社モデルと同等の性能を75%低い価格で実現しています。AWSの生成AIサービス「Amazon Bedrock」で利用可能で、日本語を含む200以上の言語に対応、ファインチューニングにも対応しています。
3Dプリンター駅舎建設
JR西日本とセレンディクスが、和歌山県内で3Dプリンターを用いた駅舎建設を2024年度内を目処に実施します。これは、安価かつ短工期で地方ローカル線の無人駅整備・更新を行うことを目的としており、3Dプリンター住宅を手掛けるセレンディクス社の住宅シリーズをベースに駅舎向け設計を行う予定です。地方路線の維持管理コスト削減と効率化が期待されています。
Compose MultiplatformによるiOS/Androidアプリ開発
Black Cat CarnivalというSNSアプリ開発事例を通して、Compose Multiplatformの利点を解説しています。AndroidのJetpack ComposeとKotlin MultiplatformをベースとしたクロスプラットフォームUIフレームワークであるCompose Multiplatformは、iOS/Androidネイティブ並みのパフォーマンスと、比較的コンパクトなアプリサイズを実現し、ベータ版アプリも公開されています。Flutterなど他フレームワークと比較して、OSのアップデートなど地殻変動への対応コストが低く、Android資産の活用も容易です。iOS開発の遅延についても工夫次第で改善可能であり、Swiftとの連携もスムーズです。
RedshiftからSnowflakeへのデータウェアハウス移行
NewsPicksがデータウェアハウスをAmazon RedshiftからSnowflakeに移行した経緯についての記事です。Redshiftのパフォーマンス低下とコスト増加が移行の主な理由で、SnowflakeとBigQueryの比較検討の結果、コスト管理の容易さとAWSとの親和性からSnowflakeが選ばれました。生成AIの活用も移行検討の要因の一つとなっており、移行計画と作業の詳細については続編で解説される予定です。
Difyを用いたチャットボット導入と生成AIアプリによる全社効率化
カカクコムが従業員1000名超の組織で生成AIアプリ開発ツール「Dify」を全社導入し、OSS版Difyを自社サーバーに構築してチャットボットアプリを提供、年間18,000時間の業務削減効果を確認した事例が紹介されています。Teamsアプリ連携や社内情報検索機能追加、議事録作成AIアプリなどの改善施策により、ユーザーアクティブ数増加や問い合わせ対応時間短縮を実現し、今後さらなる生成AI活用を推進する計画です。
月額3万円チャットAI o1 Pro modeの検証
月額3万円のチャットAI「o1 Pro mode」を用いて、様々な引っ掛け問題を試した実験結果の記事です。OpenAIが発表したChatGPT Pro(月額20ドル)を比較対象として、応答速度や精度、GPT-4モデルの性能、9.9ドルプランとの違い、他社サービス(Claude 3など)との比較なども含めて検証されています。より高度なAI機能を求めるユーザーにとって参考になる内容です。
8.8型2in1 PC「GPD Pocket 4」国内発売
ハイビームが8.8型2in1PC「GPD Pocket 4」を2025年2月1日に発売します。Ryzen 7またはRyzen AI 9を搭載した3つのモデルが用意され、価格は14.7万円から24.8万円です。先行予約では3000円引きとなり、ケースやUSBメモリなどの特典も付属します。4G LTEやシリアルポートなどの拡張モジュールも用意されており、高性能CPU、大容量メモリ、豊富なインターフェースが特徴です。
AWSによるVMware環境のAWS環境への自動変換
AWSが発表した「Amazon Q Developer for VMware workloads」は、生成AIを活用し、VMware環境をAWS環境へ自動変換するサービスで、複雑で時間とコストのかかるVMware環境の移行作業を自動化します。 このサービスはVMware環境の情報を収集し、AWSへの移行プランを提案、人間のレビューと承認後に自動で移行を実行し、ログも取得します。 500台の仮想マシンを1時間以内、手作業の80倍の速度で変換できる性能を謳っています。
GPT-4、o1、o1 Proの翻訳性能と物語生成能力比較
GPT-4、月額30ドルのo1、月額200ドルのo1 Proの3つのモデルを用いて、翻訳精度とハリウッド映画脚本生成能力を比較検証した結果、o1とo1 Proの翻訳精度は大きな差がなく、OpenAI系のLLMは創作、特に情緒表現が苦手なことが判明し、高価格のo1 Proは期待通りの性能を発揮しなかったという内容です。
freeeにおけるE2Eテスト分析基盤の構築
freee社は、エンドツーエンド(E2E)テストの結果分析における課題を解消するため、ReportPortalを導入しました。RedashとJenkinsの併用による非効率性や情報不足を解決するために、AWS EKS上にReportPortalを構築し、OpenSearchやS3といったサービスと連携することで、Playwrightとの統合、Slackへの通知機能追加、そしてテスト結果の可視化と分析を効率化するダッシュボード作成を実現しています。
freeeの外部連携基盤エンジニアの成長物語
freeeの外部連携基盤エンジニアが、農学部卒から未経験でエンジニアとなり、6年間の成長過程を振り返る記事です。フロントエンド開発からスタートし、Ruby on Rails、React、Goなどを独学で習得、バックエンド開発も担当するフルスタックエンジニアに成長しました。Slackへの学習記録投稿などアウトプットを重視し、挑戦を推奨するfreeeの開発文化の中で、PdLエンジニアとして活躍しています。
iPhone向け物理キーボードケースClicks
iPhoneに装着する物理キーボード付きケース「Clicks」が日本上陸し、iPhone 16 Pro/Pro Max向けはAmazonで、15/14シリーズ向けは公式サイトで販売されています。元BlackBerry関係者らが開発した本製品は、心地よい打鍵感とiPhoneへの高いフィット感が特徴で、ショートカットキー機能によるアプリ起動などのカスタマイズも可能です。ただし、大きさや重量バランスは課題であり、ニッチな市場へのアプローチとなる見込みです。
AWS re:Invent 2024速報セミナー
AWS Black Belt Online Seminarにて、AWS re:Invent 2024で発表された新サービス・新機能の概要を解説した1時間の動画と資料(PDF)が公開されました。re:Invent 2024を見逃した方やAWSに興味のある方にとって有益な情報となっており、YouTubeで動画を視聴、PDFで資料を確認できます。今後、関連イベントとしてre:Capシリーズも開催予定です。
ローカル環境でのBINDとdigコマンドの活用
iimonの木暮氏が、macOSの仮想環境Multipass上でBIND DNSサーバを構築し、named.confファイルによるゾーン設定、digコマンドを用いた動作確認を行った手順を解説しています。ローカル環境での構築はPCクラッシュのため仮想環境を使用しており、192.168.1.1へのDNSクエリが成功することを確認しています。
日本通信のネオキャリアに向けた取り組み
NTTが2026年5月24日よりMVNO向けに新たなIMS基盤を提供開始することを発表し、日本通信がその恩恵を受け、迷惑電話撃退機能や音声翻訳機能などの高度な電話機能を自社サービスに実装できるようになる見込みです。ng-voice社が開発したこのIMS基盤は、RCSにも対応し、MVNOは柔軟なサービス構築とコスト削減、サービス向上を実現できます。
UbuntuにおけるSwayタイル型ウィンドウマネージャー
Ubuntu上でSwayというWayland対応のタイル型ウィンドウマネージャーを利用し、複数のウィンドウをデスクトップ全体に自動配置することで作業効率を向上させる方法について解説しています。従来のウィンドウ重ね合わせ型とは異なり無駄なスペースをなくせる点が特徴で、Ubuntu Sway Remixを利用した簡単な構築方法や、キーボード操作中心だがマウスも併用可能な操作性、さらにチートシートの提供についても触れられています。
KubernetesとPyTorch Lightningを用いた医療AI開発
エムスリー社のAI・機械学習チームが、Kubernetesクラスタを用いた医療AI開発環境とPyTorch Lightningフレームワークの活用事例、ならびにKubernetesクラスタ上での学習ログ保存やジョブ継続実行における課題とその解決策を紹介しています。医療AI開発における効率化とスケーラビリティ向上にKubernetesがどのように貢献しているか、またPyTorch Lightningがデバイス非依存コードや充実したログ機能で開発効率を大幅に向上させる仕組みを解説しており、医療AI開発に携わるエンジニアにとって有益な情報が満載です。
LayerXにおけるプロダクト爆速開発技術
LayerX社の加藤氏が、法人支出管理サービス「バクラク」の高速開発を支える「作らない・削る・尖らせる」の3原則に基づく技術を解説しています。ユーザーセグメンテーションによる必要な機能への集中、パレートの法則に基づいた「やらないこと」の明確化、そして頻繁なフィードバックループによるユーザーニーズへの迅速な対応など、開発スピードと品質向上を両立する具体的な方法が紹介されています。