- Windows 11のハードウェア要件緩和に関するニュース
- LINEにおけるサムネイル画像の誤表示不具合
- システム開発における見積もりと予算のずれに関する事例
- システム開発における再構築の是非
- イオンカードにおける利用明細に関する問い合わせ増加
- ポータブル電源の事故増加に関する注意喚起
- Cloudflareログサービス障害に関する報告
- Amazonの大型セール情報
- ゲーム開発における生成AI活用事例(CEDEC+KYUSHU 2024)
- Amazonの新生成AIモデル「Olympus」に関する情報
- 「サガ エメラルド ビヨンド」のAIを用いたバランス調整
- Wi-Fi 7ルーター「RT-BE92U」レビュー
- Raspberry Pi Compute Module 5開発キット組み立てレビュー
- 産業向けラズパイ「Raspberry Pi Compute Module 5」開発キットレビュー
- Model Context Protocol (MCP)の概要
- 高度なサイバー攻撃の脅威と対策
- JSXライブラリ開発入門
- PythonとPyTorchを用いたディープラーニング入門
- JR東日本トレインシミュレータのクラウド対応開始
- 紙ベースのAIインターフェース「Feels Like Paper!」紹介
- 高品質なCIプロセスを実現する設計
- Notionと はてなブログ間の自動記事転写システム開発
- Tailwind CSS v4のCSS First Configurations解説
- OSSへの貢献方法8選
- AWS学習イベント「AWS Jam/GameDay」紹介
- 一休.comレストランにおけるRustの活用事例
Windows 11のハードウェア要件緩和に関するニュース
マイクロソフトはWindows 11のハードウェア要件を緩和し、これまで非対応だった旧型PCでもインストール可能にしました。これは、TPM 2.0などのセキュリティ要件が普及の妨げとなっていたこと、そして2025年のWindows 10サポート終了を見据えた戦略的判断によるものです。これにより新たなユーザー層の取り込みを目指しますが、セキュリティと利便性のバランスが今後の課題となります。
LINEにおけるサムネイル画像の誤表示不具合
LINEアプリにおいて、アルバムのサムネイル画像が誤って表示される不具合が発生し、他人の画像が表示されるケースが確認されています。ユーザー数や影響を受けた画像数は不明ですが、アプリ内のキャッシュを削除することで復旧可能です。具体的な手順はアプリ内案内に記載されています。LINEヤフーは原因究明と対策にあたり、誤表示された画像の拡散を控えるよう呼びかけています。
システム開発における見積もりと予算のずれに関する事例
システム開発の見積もりが5000万円から3000万円に一方的に減額された事例についての記事です。この値下げは根拠が不明瞭であり、どのような機能削減が行われるか分からず、工数不足による問題発生が懸念されています。ITシステム開発費用は人件費が大部分を占め、顧客の要望によって大きく変動するため、適切な機能削減や見積もりの詳細な説明が必要であることを示唆しています。
システム開発における再構築の是非
岩田聡氏の「イチからつくり直したほうが速い」という発言は、技術的負債を抱えたプロジェクトにおける行き詰まりを表すものであり、再構築が常に最善策ではないと解説しています。再構築には多大な時間と費用が必要で、必ずしも成功するとは限らないため、まずは現状改善策の検討やリファクタリングによる経験蓄積が有効だと主張し、再構築は確実な成功の見込みと経営陣の承認を得てから検討すべきだと結論づけています。
イオンカードにおける利用明細に関する問い合わせ増加
11月28日、サイバー攻撃によりITmediaのサービスが一部停止し、イオンカードの利用明細に関する問い合わせが殺到したことを受け、イオンカードは利用明細の確認方法を案内しています。攻撃はWebサービスへの不正アクセスによるものと推測され、サービスは徐々に復旧しつつありますが、完全復旧には数日かかる見込みです。攻撃の詳細は現在調査中で、犯人特定には至っていません。影響を受けたサービスと復旧状況はITmedia Newsで確認できます。
ポータブル電源の事故増加に関する注意喚起
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の報告書によると、2023年度の製品事故でバッテリー関連が最多であり、特にポータブル電源の事故が近年増加傾向にあり、過去10年で92件発生しています。事故の多くは周辺への被害が大きく、人的被害も増加しており、リコール対象外製品の使用や誤った使用方法も事故原因の一つとして挙げられています。ポータブル電源の利便性と安全な取り扱い方法の重要性を改めて認識する必要があります。
Cloudflareログサービス障害に関する報告
Cloudflareのログサービス「Cloudflare Logs」において、システム設定のバグと保護機能の不備により、3時間半にわたり送信されるはずだったログデータの約55%が消失する事象が発生しました。これは、システム過負荷を防ぐためのバッファが正しく設定されていなかったことが原因で、バグ修正に時間を要したため、大量のログデータの喪失につながりました。Cloudflareは再発防止策として、アラートシステムの改善と過負荷テストの実施を予定しています。
Amazonの大型セール情報
Amazon.co.jpは11月29日より14日間、大型セールを開催し、EchoデバイスやAmazon Webサービスなど多数の商品を割引販売します。最大で1万円引きとなる商品もあり、配送ドライバーへの感謝を込めて、利用者負担なしで500円の追加報酬も支給されます。2022年最大のセールと銘打たれており、500円〜1万円引きの商品が多数用意されています。
ゲーム開発における生成AI活用事例(CEDEC+KYUSHU 2024)
CEDEC+KYUSHU 2024において、スクウェア・エニックス社のゲーム開発におけるAI活用事例が発表されました。発表では、大規模言語モデル(LLM)を用いたチャットボット開発や翻訳、情報検索支援システム、そしてRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術を活用したAIシステム開発の取り組みが紹介され、LLM活用の課題や将来展望に関する議論が交わされました。
Amazonの新生成AIモデル「Olympus」に関する情報
Amazonが開発中のマルチモーダル生成AIモデル「Olympus」は、画像、動画、テキストの処理が可能で、AWS re:Invent 2024での発表が期待されており、Anthropicへの依存軽減とAWS Bedrockを通じた幅広いサービス提供を目指しているようです。
「サガ エメラルド ビヨンド」のAIを用いたバランス調整
CEDEC+KYUSHU 2024において、「サガ エメラルド ビヨンド」のバトルバランス調整を事例に、AIを活用したゲーム開発における講演が行われ、AIによるゲームバランス調整、レベルデザイン支援、AI対戦相手作成といった具体的な取り組みが紹介されました。 Dota 2やStarCraft 2へのAI適用事例も示され、AI開発の課題や展望、AI技術を用いたゲーム開発の効率化や革新的なゲーム体験創出の可能性が議論されました。
Wi-Fi 7ルーター「RT-BE92U」レビュー
ASUSからWi-Fi 7対応ミドルクラスルーター「RT-BE92U」が発売されました。最大通信速度は約5.8Gbpsで、トライバンドに対応し、2.5Gbps LANポートを5つ、10Gbps WAN/LANポートを1つ搭載しています。スマートホーム機器向け「スマートホームマスター」機能も搭載され、PCで3400Mbps超、iPhone 16 Proでも1600Mbps超の実測速度が確認されています。コンパクトサイズでメッシュネットワーク「AiMesh」にも対応し、シンガポールCLS認証も取得済みです。
Raspberry Pi Compute Module 5開発キット組み立てレビュー
ラズベリーパイCompute Module 5を用いた産業用小型PC開発キットの組み立てレビュー記事で、公式ケースやI/Oボードなどを用いて小型で堅牢なPCを自作する過程が紹介されています。Compute Module 5をI/Oボードに装着し、スペーサーやクーラーを取り付ける際に、ケースファンとクーラーの干渉が発生し、片方を外す必要があった点などが詳細に記述されています。完成したPCは約474gの重量で、HDMIポートを搭載した堅牢な設計となっています。
産業向けラズパイ「Raspberry Pi Compute Module 5」開発キットレビュー
産業用Raspberry PiであるRaspberry Pi Compute Module 5と、公式ケース、I/Oボード、クーラーなどを含む開発キットのレビュー記事です。Raspberry Pi 5と同じBroadcom BCM2712 SoCを搭載し、4GB RAMと32GBストレージを備えています。公式ケースはHDMI、LAN、USBポートなどを備え、M.2 SSDも装着可能です。ケースにはI/Oボードが予め取り付けられており、容易に組み立てられます。
Model Context Protocol (MCP)の概要
Model Context Protocol (MCP)は、大規模言語モデル(LLM)と外部データソースやツールをシームレスに連携させるためのオープンなプロトコルで、AI搭載IDEの機能強化、より高度なチャットインターフェースの実現、そしてカスタムAIワークフローの構築を可能にします。PythonとTypeScriptを用いたサーバー構築方法を解説したクイックスタートガイドに加え、サーバーデバッグツールやMCPアーキテクチャの詳細を説明した開発者向けリソースも提供されており、GitHubコミュニティを通じて開発への貢献も可能です。
高度なサイバー攻撃の脅威と対策
株式会社網屋のセキュリティカンファレンス「Security BLAZE 2024」の内容をまとめた記事で、近年増加している高度化・巧妙化したサイバー攻撃、特に中国、北朝鮮、ロシアなどの国家支援型攻撃グループ(APT)による攻撃手法(LotL攻撃など)や、その標的となる企業(製薬、IT、金融など)、具体的な攻撃事例(Lazarusグループによる仮想通貨取引所への攻撃など)が紹介されており、企業における防御力テストや専門家への相談の重要性が示唆されています。
JSXライブラリ開発入門
JSXを用いたライブラリ作成に必要な要素を解説しており、React、Preact、Honoなど、様々なJSX対応ライブラリの分類と特徴、JSXトランスパイラ(Babel、TypeScriptなど)とClassic/Automatic方式の違い、ライブラリ実装に必要なJSX変換用ランタイム関数とTypeScript型定義、そしてMarkdownをJSXで記述できるライブラリ作成例を通して実践的な知識を提供しています。
PythonとPyTorchを用いたディープラーニング入門
PythonのディープラーニングフレームワークPyTorchの使い方を解説しており、コードによるモデル定義を扱っています。PyTorchのインストール方法(公式ウェブサイトからのOS/環境に合わせたコマンド生成を含む)と、主要モジュールであるtorch、torchvision、torchaudioのインポート方法について説明しています。
JR東日本トレインシミュレータのクラウド対応開始
JR東日本が提供する鉄道運転シミュレータが、NVIDIAのクラウドゲームサービスGeForce NOWに対応し、スマートフォンやタブレットでもプレイできるようになりました。Steam版の体験版、基本パック、追加コンテンツもGeForce NOWを通じて利用可能で、GeForce NOW会員登録とSteamアカウントが必要です。
紙ベースのAIインターフェース「Feels Like Paper!」紹介
「Feels Like Paper!」は、紙に手書きでAIとインタラクトできる革新的なインターフェースで、AppleのVision Framework API、GPT-4、StreamDiffusionといったAI技術を活用し、数式計算、文章の強調表示とコメント、画像変換といった機能を提供しています。複合現実(MR)ヘッドセットやOpenCVなども用いられており、AIと人間の協調関係を3つのプロトタイプを通して示した、高度な技術を用いたシステムです。
高品質なCIプロセスを実現する設計
アクセンチュア社員によるCI(継続的インテグレーション)に関する解説記事で、静的解析ツールの有効活用、特に解析範囲やルール設定、検知結果の抑制、終了コード設定の重要性、並列実行や差分実行による高速化、リソース管理の工夫、SaaS型ツール活用による効率化、そしてコード品質ランク付けにおける閾値設定よりもリスク許容判断の重要性について説明しています。
Notionと はてなブログ間の自動記事転写システム開発
Notionで作成したテックブログ記事を、Golang、TypeScript、AWS(Lambda、EventBridgeなど)、Terraform、GitHub Actionsなどを用いて、はてなブログへ自動転写するシステムが開発されました。このシステムにより、記事の転写にかかる時間を30分から1時間から数分に短縮し、NotionとはてなブログのMarkdown記法の違いを解消する変換処理、画像アップロード機能、Slack通知機能を実装することで、作業効率の向上とセキュリティの強化を実現しています。
Tailwind CSS v4のCSS First Configurations解説
Tailwind CSS v4で、設定をtailwind.config.js
ではなくCSSファイル内で直接行える「CSS First Configurations」が導入されました。これにより、テーマ設定はCSS変数と@layer
ディレクティブを使用し、JavaScriptは不要になります。theme
オブジェクトのプロパティは名前空間として機能し、CSS変数のプレフィックスとなります。テーマの拡張はCSS変数の定義で、@layer
ディレクティブで既存テーマの上書きやデフォルトテーマの無効化が可能です。@tailwind
関数はテンプレートファイル指定に、@dark
、@prefix
、@layer
ディレクティブはそれぞれダークモード、プレフィックス、プラグイン設定に使用されます。
OSSへの貢献方法8選
OSSへの貢献はプルリクエストだけではありません。本記事では、GitHubへのスター付けやSNSでの興味表明、利用事例の公開、つまずいた点の共有、バグ報告や機能リクエストへのコメント、開発者との直接的な交流など、OSSに貢献できる8つの方法を紹介しています。
AWS学習イベント「AWS Jam/GameDay」紹介
AWSのサービス学習イベント「AWS Jam/GameDay」について解説した記事です。チームでAWSサービスを活用し、課題解決を競うゲーム形式のイベントで、安全な環境下で自由にAWSに触れ、学習できる点が魅力です。参加者のレベルに合わせた問題が用意されており、チームで協力しながら学習を進めることができます。AWS Summit JapanやJAWS-UGなどのイベントで不定期開催されています。
kaminashi-developer.hatenablog.jp
一休.comレストランにおけるRustの活用事例
一休.comレストラン(会員数1500万人)が、Web予約サービスのバックエンドにおいてGraphQL API、REST API、エッジコンピューティングなどにRustを採用した事例を紹介しています。堅牢性、高速性、省リソース性、そして豊富な型システムを理由にRustを選定し、バックエンド設計ではクエリモデルやCargo Workspaceによるモジュール化を実施したとのことです。現在、予約コアロジックをVBScriptからRustに移行するという課題に取り組んでいるようです。