- LINEアルバムにおける他人の写真表示不具合
- ヤマダ積立のページ閲覧不能と今後の対応
- 生成AIによる観光サイトへの影響と対策
- Apple製品における過去の製造上のミス
- Chromeロゴをモチーフとしたアニメーション
- youtube-dlホスティングプロバイダーへの著作権侵害責任判決
- Cloudflareの選定理由と活用事例
- ノートPCウェブカメラのLED非点灯撮影脆弱性
- BlueskyにおけるAI学習への同意・不同意機能開発
- メモリ16GBの10万円切りモバイルノートPC
- LinkedInの長文投稿におけるAI生成率
- AWS WAFを用いたセキュリティ競技会
- Raspberry Pi OSの最新版リリースとWayland対応
- 生成AIを用いた要件定義プロセスの高速化
- Amazon ECSとGoogle Cloud Runの比較と相互理解
- WebフロントエンドにおけるSSRからの脱却とコスト削減
- アーキテクチャカンファレンスでの学びと優れたアーキテクチャ
- ASUSのWi-Fi 7対応ハイエンドルーター
- 安全なパスワード作成方法
- Googleによるニュースサイト間借りアフィリエイト対策
- エンジニアの事業開発における概念整理と思考法
- 事業を支えるシステムのリプレイス戦略とシステム思考
- Reactにおける新規作成画面と編集画面の実装
- NotebookLMを用いたオンラインソフト解説書ヘルプAI化
- 生成系AIとビジネスAIの比較と社会浸透度
- Next.jsにおけるセキュリティ設計とアーキテクチャ
- AWSとEKS Kubernetesを用いたプラットフォームエンジニアリングアーキテクチャ
- ログデータのDB保存からのS3移行
- 個人開発におけるRDBサービスの選定と比較
- Ansibleによるメールサービスのサーバ構成管理
- 電力取引プラットフォームeSquare Liveの開発
LINEアルバムにおける他人の写真表示不具合
LINEの「アルバム」機能において、他人の写真が表示される不具合が発生し、複数のユーザーから11月28日に報告がありました。原因はキャッシュ管理の問題と推測されており、LINEは問題を認識し対応策を講じています。 AI搭載チャットボットにおいても、不適切な応答事例が報告されており、AIモデルの学習データやアルゴリズムに問題があった可能性が示唆されています。LINEは再発防止に向け、AIモデルの改善を継続するとしています。
ヤマダ積立のページ閲覧不能と今後の対応
生成AIによる観光サイトへの影響と対策
福岡市の観光サイトが生成AIによる誤情報の掲載で閉鎖されたこと、ソフトバンクグループによる米OpenAIへの巨額投資、パナソニックHDなどがAIで松下幸之助氏を再現した回答システムの開発、ノーベル賞受賞者によるAI技術の進歩と社会問題への言及、そして生成AIの誤情報作成、著作権、電力消費といった課題が取り上げられています。
Apple製品における過去の製造上のミス
AppleのMacintosh LC III(1993~1994年製造)および類似モデルの一部において、コンデンサの向きが間違って実装されていたことが、ソフトウェア開発者による実機分解で判明しました。コンデンサの逆接続は、最悪の場合爆発などの危険性につながるため、特に代替部品として使用されることが多いタンタルコンデンサでは注意が必要です。
Chromeロゴをモチーフとしたアニメーション
2024年6月にGoogle Chromeの拡張機能において、悪意のあるコードが実行される脆弱性が発見され、修正プログラムがリリースされました。この脆弱性は、拡張機能のアクセス権限に関する問題に起因し、ユーザーはChromeをアップデートすることで対策できます。信頼できる拡張機能のみのインストールと、注意深い使用が推奨されます。
youtube-dlホスティングプロバイダーへの著作権侵害責任判決
ドイツの裁判所は、YouTube動画ダウンロードツール「youtube-dl」をホスティングしていたUberspace社に、著作権侵害を助長したとして責任があると判決しました。これは、レコード会社3社からの訴訟を受け、Uberspace社の控訴を棄却したものです。裁判所は、「youtube-dl」が著作権保護を回避する手段を提供していると判断しました。長年にわたる音楽業界との対立を経て、GitHubからの削除と復活劇を経た「youtube-dl」をめぐる争いは、ホスティングプロバイダーへの責任認定という新たな局面を迎えています。Uberspace社は最高裁への上訴を検討しており、GitHubに対する訴訟の行方は不透明です。
Cloudflareの選定理由と活用事例
Findy Toolsの記事「なぜCloudflareを選択?12社の選定背景・活用のリアル」では、CloudflareのCDN、DDoS攻撃対策、WAFなどのサービスが、パフォーマンス向上とセキュリティ強化を両立し、通信料金が原則無料である点を解説しています。セキュリティと拡張性に高いニーズを持つ企業を中心に幅広く利用されており、事例としてCloudflare R2によるストレージコストの大幅削減や、Workersによる開発効率向上などが紹介されています。また、WAFによるセキュリティ強化や、CDNによる負荷軽減といった効果も実証されていると報告されています。
ノートPCウェブカメラのLED非点灯撮影脆弱性
セキュリティエンジニアがThinkPad X230のウェブカメラをLEDを点灯させずに撮影できる脆弱性を発見し、USB経由でウェブカメラのファームウェアを書き換えることでマルウェアがLEDを制御し、こっそり撮影する危険性が実証されました。この攻撃手法はGitHubで公開されていますが、使用には注意が必要です。多くのノートPCでも同様の脆弱性を持つ可能性があるため、注意が必要です。
BlueskyにおけるAI学習への同意・不同意機能開発
Blueskyが、ユーザーの投稿データがAI学習に使用されることに対する同意・不同意を明示できる機能を開発中です。これは、既に第三者によるBluesky投稿データのAI学習事例を受けての対応で、ウェブサイトのrobots.txtのような仕組みが想定されています。しかし、AI開発者がこのユーザーの意向を必ず尊重するとは限らない点が課題です。この機能開発と同時に、返信の優先表示機能を含むバージョン1.95もリリースされました。
メモリ16GBの10万円切りモバイルノートPC
10万円以下でメモリ16GB以上、ストレージ256GB以上の高性能モバイルノートPC5機種を比較・紹介する特集記事です。14型ディスプレイで持ち運びやすく、ビジネスマンや学生にもおすすめできる機種が中心で、AI機能搭載モデルも含まれていますが、必須ではないと解説しています。
LinkedInの長文投稿におけるAI生成率
AI検出サービスOriginality.AIが、LinkedInの長文投稿8795件を調査した結果、ChatGPTローンチ以降AI生成投稿が急増しており、2024年10月時点では長文投稿の54%がAI生成であると推定されたと報告しています。 AI利用率と投稿文字数増加の相関関係も確認され、この結果からLinkedInにおけるAI生成コンテンツの割合の高さと、その現状に対する批判の高まりが懸念されています。
AWS WAFを用いたセキュリティ競技会
カミナシ社内で行われたセキュリティ競技会「ごーとんカップ」第2回の様子が紹介されています。AWS環境、MISC、GitHubなど5つのカテゴリからなるCTF形式の競技会で、セキュリティや開発に関する問題が出題され、社員のセキュリティ意識向上と業務への応用を目指しました。アンケート結果が良好だったため、今後も継続開催される予定です。
kaminashi-developer.hatenablog.jp
Raspberry Pi OSの最新版リリースとWayland対応
Raspberry Pi財団がRaspberry Pi OSの最新版をリリースし、全モデルでWaylandに対応しました。これにより、Raspberry Piユーザーは最新のグラフィックスプロトコルを利用できるようになり、より滑らかな表示や改善されたパフォーマンスが期待できます。記事では、Raspberry PiやM5Stackなどのマイコンボードを用いた電子工作について、初心者向けの入門記事から高度な技術解説まで幅広く紹介しており、具体的な製作事例やプログラミング教育、IoT、3Dモデリングといった関連トピックも網羅しています。
生成AIを用いた要件定義プロセスの高速化
ソフトウェア開発における要件定義プロセスのボトルネック解消を目指し、生成AIを活用したシステムが開発されました。AIチャット、AI間議論、タスク生成、PowerPoint自動生成といった機能により、プロセス全体を効率化し、複数ツール間のデータ変換作業を削減、編集可能なpptx形式のPowerPoint資料を出力します。OpenAIのGPTモデルなどを活用し、事前知識入力や資料レビュー機能も備えており、無料で利用可能です。
Amazon ECSとGoogle Cloud Runの比較と相互理解
Amazon ECSとGoogle Cloud Runの比較記事で、両サービスの優劣比較ではなく、コンポーネント、アーキテクチャ、非機能要件(CI/CD、ログ、セキュリティ、スケーリング、コスト)の観点から相互理解を深めることを目的としています。VPC内外での動作の違いやアクセス制御、コンテナ実行環境の違いなどを解説しており、それぞれのサービスの特徴を理解することで、より柔軟なクラウドネイティブなシステム設計が可能になります。
WebフロントエンドにおけるSSRからの脱却とコスト削減
ORICAL(電子トレカ対戦サービス)は、Webフロントエンドのインフラをサーバーサイドレンダリング(SSR)からクライアントサイドレンダリング(CSR)に移行することで、AWS Elastic Beanstalkを用いたパートナー毎のSSR環境構築から、静的ファイル(HTML、JS)をS3/CloudFrontで配信する構成に変更し、GitHub ActionsによるビルドとCloudFront Functionsによるメンテナンス制御を実現、コストを6割削減し、スケーラビリティを向上させました。
アーキテクチャカンファレンスでの学びと優れたアーキテクチャ
Findy主催のアーキテクチャカンファレンス参加レポートで、ソフトウェアアーキテクトにおけるトレードオフ分析の重要性や、ビジネス目標達成を重視したアーキテクチャ設計の必要性、目的や要件に最適化されたアーキテクチャ、組織の要件を満たすためのリファクタリングの役割などが解説されています。
ASUSのWi-Fi 7対応ハイエンドルーター
ASUSからWi-Fi 7対応のハイエンドルーター「RT-BE92U」と「RT-BE14000」が発売されました。「RT-BE92U」は高速通信と充実したポートを備え、価格は約4万2120円です。「RT-BE14000」はメッシュ機能も搭載しており、価格は約4万2800円です。両機種とも複数の周波数帯に対応し、高速なWi-Fi接続を提供するほか、高性能CPUと豊富なインターフェースが特徴です。
安全なパスワード作成方法
Webサービス「Tech TIPS」のパスワード管理システムにおける脆弱性と、その原因となる設計上の欠陥、古い技術の使用が指摘されており、多くのユーザーアカウントが危険にさらされていることを解説。具体的な脆弱性例として、IDの推測容易性やパスワードの使い回しなどが挙げられ、対策としてパスワード管理システムの改善や二要素認証の導入が提案されています。
Googleによるニュースサイト間借りアフィリエイト対策
グーグルが、大手ニュースサイトなどが運営するアフィリエイトサイトに対する検索ランキング操作を厳しく取り締まることを発表しました。サイトの評判不正使用に関するスパムポリシーが強化され、ランキングの大幅な低下が発生しています。この影響は日本にも及んでおり、本体サイトへの影響も確認されています。今後は、サイトの監督・関与の有無に関わらず、ランキング操作の意図があれば違反となります。また、AI検索時代の到来を踏まえ、「生成エンジン最適化(GEO)」の重要性が増していること、Google検索のシェアは依然として高いものの、ChatGPTなどのシェア増加傾向も指摘されています。
エンジニアの事業開発における概念整理と思考法
近年、SaaS開発におけるエンジニアの価値は技術力から事業理解と課題解決能力へとシフトしており、高性能デバイスやAIによるコード生成ツールの普及により技術力だけでは競争優位を築けません。そのため、顧客の課題を捉え、仕様に落とし込める「概念整理」能力が求められており、意思決定における「境界」と「トリガー」の設定、状況変化への対応力も重要です。技術力に加え、事業へのコミットやチームとの円滑なコミュニケーションもエンジニアには不可欠です。
事業を支えるシステムのリプレイス戦略とシステム思考
レバテック社の営業支援システムが複雑化し、事業成長を阻害していたため、システムリプレースが検討されました。案件数の増加がボトルネックと特定された後、システムの複雑さを分類し、システム思考を用いて分析することで、偶有的複雑さによる負のループ(変更容易性の低下→開発者体験の悪化→モチベーション低下など)を解消するため、段階的リプレースに変更。事業理解を深めながら、事業課題解決に繋がるモダナイズを同時に行う、新たなリプレース方針が決定されました。
Reactにおける新規作成画面と編集画面の実装
SaaSにおける新規作成画面と編集画面の実装において、一見似ている両画面の差異と、効率的な実装方法について解説しています。入力フォームとバリデーション処理の共通化、親コンポーネントによるデータ取得とレンダリング制御、新規作成と編集で独自の処理を持つ子コンポーネントの実装、React Hook Formを用いた非同期データ取得の親コンポーネントでの処理、そしてNext.js App Routerとの連携によるサーバーコンポーネントとクライアントコンポーネントの役割分担といった具体的な実装手法と工夫が紹介されています。
NotebookLMを用いたオンラインソフト解説書ヘルプAI化
バックアップソフト「BunBackup」の解説書をAI「NotebookLM」で学習させ、ヘルプAI化を試みた取り組みが紹介されています。その結果、ユーザーからの使い方に関する質問への回答や、学習ガイド、音声解説の生成が可能になりましたが、一部質問への回答精度には改善の余地があり、Webサイトなどの情報源を追加することで精度向上を目指せることが示されています。将来的には、AIがオンラインソフトのヘルプの中心になる可能性が示唆されています。
生成系AIとビジネスAIの比較と社会浸透度
記事「Apple Intelligenceやコパイロットは我々をどう助けてくれるのか【小寺信良のくらしDX】」では、生成系AIとビジネスAIアシスタント(Microsoft CopilotやApple Intelligenceなど)の分類と社会浸透度の違いを解説し、ビジネス用途に特化したAIアシスタントが文書作成、データ分析、メール作成支援など、生産性向上にどのように役立つのかを具体例を交えて紹介しています。AIによる業務効率化と、人間が担うべき役割(アイデア創出など)のバランスについても考察されており、AI活用による効率化と人間の役割分担について検討する上で役立つ内容となっています。
Next.jsにおけるセキュリティ設計とアーキテクチャ
ROSCAFE TECH NIGHT#11にて、Next.jsのセキュリティ設計とアーキテクチャに関する講演が開催され、Next.jsのクライアントサイドとサーバーサイドの動作原理、特にその境界面におけるセキュリティ対策の重要性が解説されました。環境変数やpropsの扱い方におけるセキュリティ上の注意点が具体例と共に示され、機密情報をブラウザ側に露出させない設計の必要性、next-auth等のセキュリティ対策ツールの活用方法などが紹介されています。
AWSとEKS Kubernetesを用いたプラットフォームエンジニアリングアーキテクチャ
AWSとEKS Kubernetesを用いたプラットフォームエンジニアリングアーキテクチャに関する発表で、Platform Engineeringの誤解の解消やTwo Pizza Teamの概念、Software Development LifecycleにおけるPlatform Teamのサービス、プラットフォームの成熟度レベルと責任分界点、アーキテクチャ例、CI/CD環境構築・自動化・最適化のための具体的なアーキテクチャとツールが解説されています。
ログデータのDB保存からのS3移行
TROCCO社の巨大な実行ログをデータベースからS3に移行した事例を紹介しており、データベースへのログ保存がアンチパターンであることを指摘、K8sのサイドカーパターンとVectorを用いたログ転送方法、DynamoDBやDocumentDBと比較した上でS3を選択した理由、そしてログデータの巨大化によるデータベースのパフォーマンス劣化問題の解決策としてS3移行が有効であった点を解説しています。
個人開発におけるRDBサービスの選定と比較
Cloud Firestoreのリレーション増加による課題解決のため、RDBの導入を検討した筆者が、Turso(SQLite互換)とTiDB Serverless(MySQL互換)を中心に、PlanetScale、Neon、Xata、Supabaseなども含めた複数のサービスを比較検討し、それぞれの無料プランの充実度や機能、費用体系などを詳細に解説しています。特にTursoは無料プランが充実しており、PrismaやDrizzle ORMにも対応している点が評価されていますが、TiDB Serverlessは無料枠はあるものの費用体系がやや不明瞭である点が指摘されています。
Ansibleによるメールサービスのサーバ構成管理
IIJセキュアMXサービスの運用チームが、サーバ構成管理ツールをChefからAnsibleへ移行した事例を紹介しています。Ansibleのクライアントレス、YAMLとjinja2による簡潔で拡張性の高い構成管理、GitLab CIによるバリデーションチェックなどを活用し、ミスコンフィグの削減、並列実行による作業時間短縮、確認作業時間の削減を実現、結果としてメンテナンス時間の大幅な削減とサービス安定性の向上に繋がったと報告しています。
電力取引プラットフォームeSquare Liveの開発
eneChainが開発・ローンチした電力卸取引プラットフォーム「eSquare Live」は、リアルタイム取引と自動約定エンジンを搭載し、トレーダー、ブローカー、運営者の3種類のユーザーロールをサポートしています。Go、TypeScript、Reactなどを用いたmonorepo開発で、k6による負荷試験を実施しました。短納期開発における課題としてメンバー構成、仕様書管理、QAプロセスの改善点が挙げられており、今後はAPI公開による他サービス連携や海外トレーダー向け機能拡充が予定されています。