Engineer's Digest

忙しいエンジニアのための技術情報ダイジェスト。前日の話題をサクッと把握!

2024/11/28 #22 - 今日の技術情報ダイジェスト

Meta Quest 3の特別価格販売

DMM通販がECカレント出店1周年を記念して、Meta Quest 3 128GBを12月4日15時まで抽選販売しており、当選者には特別価格1万円で提供されます。当選発表は12月6日から12月9日に行われ、1人1点限り、申込キャンセル不可、支払いはクレジットカードのみです。Meta Quest 3 128GBはVRヘッドセットです。

game.watch.impress.co.jp

次期最強GPU RTX 5090の性能と価格

NVIDIAが2025年初頭に発表予定の次世代GPU「RTX 5090」は、現行最強のRTX 4090を凌駕する大幅な性能向上を見込み、ハイエンド4KゲーミングやAI計算に最適化されています。その反面、消費電力と価格も上昇し、RTX 4090よりも200~300ドル高くなる可能性があり、RTX 4090の供給不足と高価格も相まって、プレミア価格になる可能性も懸念されています。

www.gizmodo.jp

AIスケーリング則の限界

AIの性能向上において、データ量や計算量を増やすだけで性能が向上するという「スケーリング則」が限界に達しつつあり、学習時間、推論時間、追加学習時間の延長による性能向上にも限界が見られるという研究結果が示されています。OpenAI CEOも巨大モデルの時代は終わったと発言しており、推論時間を長くしても性能向上が限定的であることが判明しています。しかし、MetaやxAIなどの企業は依然として巨額の投資を続け、AI開発を継続しています。

gigazine.net

物理現象予測AIモデルArchetype AI

元Googleの研究チームが開発したAI「Newton」は、5万9000個の物理信号データセットを用いて訓練された、物理現象を予測するAIモデル「Archetype AI」を基盤としています。物理信号に基づいた現象論的AI基盤モデルであり、Web上でのシームレスな使用を目標に設計され、多様なタスクに対応できる汎用性を持ち、既存モデルとは異なる物理現象理解に基づいた独自のアーキテクチャを採用することで、高精度な予測能力を実現しています。様々な分野での応用が期待されています。

www.itmedia.co.jp

Pythonレトロゲーム開発ライブラリpyxel

この記事は、科学をテーマにしたゲーム開発イベント「サイエンティフィック・ゲームジャム東京2024」で高校生部門がレトロゲーム開発ツール「pyxel」を使用していることを紹介し、pyxelの日本語README、豊富なサンプルコード、書籍、ゲーム開発事例、BGM生成ツールなどの利便性を解説しています。

note.com

PHPを用いたAI開発の課題

記事ID485「AI松下幸之助」爆誕 パナが開発では、パナソニックがPHPを用いてAI開発を行った際の課題について解説しており、PHPの性能や拡張性の限界、開発効率の悪さ、大規模AI開発への不向きさを指摘し、より高度なAI開発にはPHP以外の言語の利用が推奨されていると結論付けています。

www.itmedia.co.jp

Oisix.comの不正ログインと顧客情報流出

11月26日、Oisix.comにおいて不正アクセスが発生し、最大97533件の顧客情報(顧客ID、パスワード、住所など)が流出した可能性があります。Web Application Firewall(WAF)が導入されていましたが、パスワードリスト攻撃により回避されたと見られています。現在、原因調査と被害状況の把握が進められています。

www.itmedia.co.jp

国立国会図書館古典籍OCR NDL古典籍OCR-Liteの公開

国立国会図書館が、古典籍資料からテキストを抽出する軽量OCRツール「NDL古典籍OCR-Lite」をGitHubで公開しました。Windows、Mac、Linuxに対応し、GPUが不要なため、手軽に利用できます。精度は従来版よりやや劣るものの、江戸期以前の和古書や清代以前の漢籍に対応し、ソースコードとバイナリが無料で提供されています。

forest.watch.impress.co.jp

M4 Mac miniの映像編集性能検証

11月発売の新型Mac mini(M4チップ搭載)の映像編集性能を、DaVinci Resolve Studioを用いた検証結果が掲載されています。16GBメモリ/512GBモデルが10万円以下とコストパフォーマンスに優れる一方、4K以下の動画編集ではM2 Pro搭載MacBook Pro 16インチと遜色ない性能を示すものの、8K動画編集や高負荷な作業ではM2 Proモデルに処理速度で劣ることが報告されています。また、外部ストレージ接続速度はMac miniの前面USB-C端子を使用することで大幅に向上する点も解説されています。4K以下の動画編集を主な用途とするユーザーにとって最適な選択肢となる可能性が示唆されています。

av.watch.impress.co.jp

MS-DOS用テキストエディターVZ Editorのソースコード公開

Yahoo!ニュースで報じられているように、MS-DOS用テキストエディター「VZ Editor」のソースコードがGitHub上で公開されました。記事には「VZ Editor」のスクリーンショットなどが掲載されており、ソフトウェアの概要や機能について記述されている可能性があります。詳細は窓の杜の記事をご確認ください。

news.yahoo.co.jp

Model Context Protocol (MCP) の紹介

Model Context Protocol (MCP)は、AIアシスタントと様々なデータソースを接続するためのオープンソース標準プロトコルで、Google DriveやSlackなど主要システムとの連携を容易にすることでAIアシスタントの応答精度向上と開発効率の改善を目指しています。単一のプロトコルで複数のデータソースに接続できるため、開発者は既存システムとの統合を容易に行え、コミュニティ主導で発展していくことを目指しています。

www.anthropic.com

Microsoft WSUSの廃止と代替サービス

マイクロソフトがWindows Server Update Services(WSUS)の廃止を発表しました。WSUSは企業でWindows更新プログラムを配布する際に広く利用されてきましたが、今後は新機能の追加や要望への対応が行われなくなります。Windows Server 2025でも利用可能ですが、マイクロソフトはMicrosoft IntuneやAzure Update Managerへの移行を推奨しており、これらはSaaS型サービスのため追加費用が発生します。企業はWSUSからの移行計画を早急に策定する必要があります。

xtech.nikkei.com

freeeのセキュリティ訓練と投資詐欺

freee社のセキュリティ訓練の内容と、急成長を遂げる同社の企業理念、成長戦略、社員の働き方改革、人事戦略、企業文化、情報セキュリティ対策、コンプライアンスへの取り組み、今後の展望と課題について解説した記事です。2018年10月時点のfreee社の状況を踏まえ、投資詐欺事件を題材に社員の行動や情報セキュリティの重要性についても触れています。

www.itmedia.co.jp

Anthropic社のClaudeとModel Context Protocol

Anthropic社が開発したAIアシスタントClaudeにおいて、様々なデータソースと安全に連携するための新規格「Model Context Protocol (MCP)」が発表されました。MCPはデータベース、社内システム、外部サービスなど、多様な情報源へのアクセスを可能にし、アクセス範囲の細かい設定とデータの安全性を両立します。オープンソースで拡張性が高く、様々なツールとの連携が容易であるため、今後幅広い活用が期待され、「Claude Desktop」アプリで既に利用可能です。

note.com

ECサイトのクレジットカード情報漏洩事件

2024年8月から11月にかけて複数のECサイトでクレジットカード情報漏洩の可能性が判明し、2024年5月以前の3~4年間にそれらのECサイトで利用されたクレジットカード情報が漏洩した可能性があります。漏洩対象はクレジットカード情報だけでなく、顧客氏名や住所などの個人情報も含まれる可能性があり、EC事業者がカード情報を保持できないという割賦販売法の規定から、システム改ざんが原因と推測されています。SNSではカード情報の保持について批判的な意見も見られました。

xtech.nikkei.com

日本語OCRパッケージYomiTokuの公開

日本語文書に特化したOCRとドキュメント画像解析を行うPythonパッケージ「YomiToku」が公開されました。7000種類以上の文字を認識し、縦書きにも対応したAI-OCR機能に加え、レイアウト解析、表構造解析、読み順推定などの機能を備えています。解析結果はJSON、CSV、HTML、Markdownなど様々な形式で出力でき、ローカル環境で実行可能です。商用利用には別途ライセンスが必要となります。

note.com

競技プログラミングの現状と課題

競技プログラミング(競プロ)が実際の開発業務に役立たないという批判と、その批判に対するAtCoder代表の反論を解説した記事です。競プロに必要なスキルと、企業が求めるスキルとのギャップ、競プロの過大評価による不公平感、採用における競プロの適切な位置付けなどが論じられています。競プロはあくまで一つの指標であり、多様なスキルを身につけることの重要性が強調されています。

levtech.jp

MacBook Pro 14 (M4 Max 128GB) でのLLMローカル実行

西川和久氏の不定期コラムでは、M4 Maxチップ搭載の14インチMacBook Pro(メモリ128GB)を用いて、238Bパラメータの大規模言語モデル(LLM)をローカル環境で実行した様子が紹介されています。VSCode拡張機能「Continue」と「Cline」を活用し、Continueによるコード機能説明やCUDAコードのCPUコードへの変換、Clineによるコードの生成・保存・実行を支援することで、高性能マシンでも負荷の高いLLMのローカル実行を可能にし、コンテキスト長の増加や新モデルの即時試用といったメリットを提示しています。

pc.watch.impress.co.jp

Pingによる帯域計測の誤解

Qiitaの記事「デマに騙されちゃダメ。Pingで帯域計測は出来ません!」では、Pingコマンドはネットワークの遅延(レイテンシ)を測定するツールであり、帯域速度を測定するツールではないと解説しています。回線品質は帯域、遅延、損失、ジッターの4つの指標で評価され、Pingは少量のデータしか送受信しないため帯域測定には不向きで、iPerfやNanaなどのツールを用いるべきだと説明しています。Pingで帯域を計算しようとすることは、車の台数と移動時間で高速道路の通過台数を計算するようなものだと例えられています。

qiita.com

複数の強みを活かす戦略

複数の専門性を持つことの重要性について論じており、一つの分野で完璧を目指すよりも、複数の分野でバランスの良いスキルを身につける方が、現実的で、独自の強みを生み出すことに繋がるという主張がされています。具体例として、プロダクトマネージャーが営業スキルを習得したり、デザイナーがプログラミングを学んだりすることで、それぞれ業務効率や連携の向上に繋がることを説明しています。また、複数のスキルを持つことによる「器用貧乏」への懸念は杞憂であり、むしろ大きな強みとなると結論づけています。

konifar-zatsu.hatenadiary.jp

DenoとJavaScriptの商標問題

Deno開発元のDeno Landが、オラクルが保有する「JavaScript」商標の取り消しを米国特許商標庁に申請しました。申請理由は、JavaScriptが汎用名称となっていること、オラクルの申請が虚偽である可能性、およびオラクルが商標を使用していないことの3点です。オラクルは2025年1月4日までに回答を提出する必要があり、回答がない場合は商標登録が取り消される可能性が高いため、JavaScriptコミュニティにおける名称使用に関する法的懸念の解消を目指した動きと言えます。

www.publickey1.jp

人物写真特化AI画像生成学習ツールFLUX Portrait Trainer

人物写真に特化したAI画像生成学習ツール「FLUX Portrait Trainer」が公開されました。このツールは、瞳のハイライトや肌の質感といったディテールの表現力に優れ、「真っ暗な部屋」のような複雑なプロンプト指示にも忠実に画像を生成します。汎用的なAI画像生成学習ツールを補完する位置付けであり、状況に応じて使い分けることで、より高品質なポートレート生成が可能になります。

gigazine.net

ChatGPTの知られざる活用術

OpenAI製品責任者ニック・ターリーが、音声入力による自然な会話や感情表現、情報を覚え込ませたパーソナライズされた応答、プログラミング不要な独自カスタマイズ、ファイルアップロードによる文書分析・要約といった、あまり知られていないChatGPTの活用術5つを紹介しています。

www.businessinsider.jp

USB-Cケーブル選びの注意点

USB-Cケーブルは電力供給能力とデータ転送速度が規格によって異なり、機器の性能を最大限に発揮するには適切な規格のケーブルを選ぶ必要があります。規格が低いケーブルを使用すると、充電速度が遅くなったり、データ転送速度が低下したりします。そのため、電力供給とデータ転送速度が共に高いケーブルを選ぶことが重要で、Cable MattersやBelkinなどのメーカーから販売されているハイエンド製品が推奨されています。ケーブルを選ぶ際には、長さ、価格、性能を考慮し、用途に最適なものを選ぶようにしましょう。

www.gizmodo.jp

高速リモートデスクトップソフトBrynhildrのメジャーアップデート

高速リモートデスクトップソフト「Brynhildr」が7年半ぶりにメジャーバージョンアップ(v3.0.0)し、Webブラウザからのリモート操作に対応したことで、MacやChrome OSなどからも接続できるようになりました。サーバー・クライアントは共通バイナリで、モードを切り替えることで利用でき、Windows 10/11に対応しています。従来のシェアウェア版は広告付きの無料版「Brynhildr Free」として提供され、古いOS向けにはv2.xが継続提供されます。

forest.watch.impress.co.jp

Ryzen AIとSnapdragon Xの性能比較

日経クロステックの記事では、Copilot+ PC対応プロセッサであるAMD Ryzen AIとSnapdragon Xの性能比較が詳細に分析されており、特にx64アプリの処理速度においてRyzen AIがSnapdragon Xを大きく上回ることが示されています。 また、インテルの新型プロセッサ「Lunar Lake」のNPU性能向上と低消費電力化についても触れられており、AMD Ryzen AI 300シリーズが先行してCopilot+ PC対応x64プロセッサとして市場に登場していることも紹介されています。記事全文は会員登録が必要です。

xtech.nikkei.com

PaaSとSaaSの利点を両立したデータ基盤構築・運用支援SaaS TROCCO

株式会社primeNumberが提供するデータ基盤構築・運用支援SaaS「TROCCO®」について、PaaSとSaaSの長所を活かしたアーキテクチャ(Embulk、Kubernetesなど採用)により、1日20万件超のジョブ実行に対応する高い信頼性と開発速度を実現した事例が紹介されています。アーキテクチャConference 2024での発表内容を元に、黎明期からのアーキテクチャ刷新、テスト戦略の改善、SRE導入による信頼性向上といった取り組み、そしてデータカタログSaaS「COMETA®」のリリース、今後の海外展開やコネクタ開発効率化、モノリスアーキテクチャのモジュール分割といった計画が解説されています。

speakerdeck.com

Visual StudioのGitHub Copilot新機能

MicrosoftはIgnite 2024において、Visual StudioのGitHub Copilotの新機能として、複数ファイルのコードを一括編集可能な「Copilot Edits」、画像からコード変更を指示できる「Vision」、開発開始を支援する「Icebreakers」、コンテキスト認識とチーム固有のスタイルへの対応を強化する「Function Calling」と「Custom Instructions」を発表しました。これらの機能により、開発効率の向上とコード品質の改善が期待されます。

forest.watch.impress.co.jp

大規模電話自動応答サービスのアーキテクチャ

IVRy社が提供する月額3000円からのAI搭載電話自動応答サービスのアーキテクチャについて解説しています。累計2500万件の着信に対応する大規模システムにおいて、エンドユーザー側とクライアント側のデータベースを分離・同期することで高可用性と安定性を確保し、クライアントはルール設定や通話履歴確認が可能、エンドユーザーはTwilio経由で自動応答を利用します。AI対話にはLLMを活用し、ハルシネーション対策として複数のAIコンポーネントによるCompound AI Systemと、複数のLLMによるフォールバック機構を導入。高頻度リリースと自動架電テストによる継続的な品質改善と安定稼働を実現しています。

speakerdeck.com

ソフトウェア開発の複雑さと設計アプローチ

デジタル化の進展によるソフトウェア開発の複雑化に対し、事業視点からのソフトウェア設計を考察し、競争優位性を維持・獲得するための4つの設計アプローチ(変更容易性、合目的性、経済性、相互運用性の4つの品質特性を重視)を提示、継続的な学習と経験則の蓄積、共創による設計スキル習得の重要性を解説しています。

speakerdeck.com

能動的サイバー防御戦略の法的課題と脅威インテリジェンス

日本政府の「能動的サイバー防御」戦略とその法的課題、重要インフラ企業への影響について解説した記事で、攻撃サーバーへの侵入・無害化を含む戦略の概要、通信の秘密や国際法との整合性、情報共有、通信情報活用、攻撃サーバーへの侵入・無害化といった具体的な活動内容、そして民間企業におけるサイバーセキュリティ強化と情報収集の必要性などが詳細に述べられています。

logmi.jp

国立国会図書館古典籍OCR NDL古典籍OCR-Lite

国立国会図書館が開発した古典籍OCR「NDL古典籍OCR-Lite」のアプリケーションのリポジトリがGitHubで公開されました。江戸期以前の和古書や漢籍の画像からテキストデータを作成するアプリケーションで、GPU不要、Windows/Mac/Linux対応と、一般PCでも高速処理が可能です。精度は従来版よりやや低いものの、今後改善予定であり、CC BY 4.0ライセンスで公開されています。デスクトップアプリとコマンドラインからの利用に対応しています。

github.com

Springフレームワーク習得ロードマップ

Springフレームワークを用いた開発において、初心者から上級者レベルまで段階的にスキルアップできる学習ロードマップが提示されています。レベル1では指示通りの実装、レベル2では要件定義からの設計・実装、レベル3ではSpringアーキテクチャの理解と高度な技術(リフレクション等、公式ドキュメントやソースコードの読み解きを含む)習得といったステップで構成され、各レベルに必要な学習内容(書籍、資格、実践方法)が具体的に示されています。さらに、継続的な学習、アウトプット、低レイヤー知識の習得、そしてユーザーとのコミュニケーションの重要性も解説されています。

www.docswell.com

Vite 6.0のリリースと新機能

Vite 6.0がリリースされ、年間npmダウンロード数は750万から1700万に増加しました。Vitestのエコシステム拡大やStorybookなどとの連携強化、TanStack Queryなどの新フレームワーク追加、OpenAI、Google、Appleなど多くの企業による採用といった成果が報告されています。新しいランディングページ(vite.dev)と、Rustベースの高速化に向けた取り組みも発表されており、Node.js 18, 20, 22+への対応に伴い、マイグレーションガイドを確認の上アップデートが推奨されています。

vite.dev

偶有的複雑性への対処法

ログラス鈴木氏の講演を元に、ソフトウェア開発における本質的複雑性と偶有的複雑性の違い、偶有的複雑性の最小化の重要性、チームトポロジー(特にストリームアラインドチームとコンプリケイテッド・サブシステムチーム)の活用、パフォーマンス問題への対処としてのオニオンアーキテクチャとチームトポロジーの進化(decompose-reintegrateパターン)、そしてマルチプロダクト開発におけるアーキテクチャとチームの連携方法について解説しています。

speakerdeck.com

ソフトウェア開発の不確実性とマネジメント

この記事は、ソフトウェア開発におけるマネジメントの立場から、アジャイル開発手法を用いた際の不確実性について解説しています。アジャイル開発の特徴である変化への対応力、短い開発サイクル、顧客との密な連携、実行とフィードバック重視、スプリントによる成果物納品などを踏まえ、実際にマネジメントとして開発現場に関わった経験に基づいた具体的な事例や課題、そしてそれらを通して得られた知見が示されています。

yigarashi.hatenablog.com

AI搭載コードエディタCursorの紹介

VS CodeベースのAI搭載コードエディタ「Cursor」は、ChatGPTなどのAIを内蔵し、コード編集やエラー解決を支援します。「Chat」機能ではエディタ全体で、「Inline Chat」機能ではコードの特定箇所でAIと対話できます。「Codebase Answers」機能はプロジェクト全体を考慮したコード修正を支援し、「@Symbols」機能はプロジェクトファイルや外部ドキュメントを参照することで効率的なコーディングを実現します。

zenn.dev

Active Storageの内部詳細と運用知見

Rails 5.2のActive Storageを5年以上運用した経験に基づき、その内部動作や3つのテーブル(blobs, attachments, variant_records)の役割、画像処理のパフォーマンス最適化、ダイレクトアップロードの重要性、libvipsの使用、CDNキャッシュの注意点、ストレージサービス選定の課題、運用上の問題点と解決策などを詳細に解説した記事です。

techracho.bpsinc.jp

AWS Cognitoでのパスキー認証

AWS Cognitoがパスキー認証に対応しました。パスワードに加え、パスキーによるログインが可能になり、パスワードのみ、またはパスワードとパスキーの併用を選択できますが、パスキー単独でのログインは現状できません。また、パスワードが存在する場合は多要素認証は利用できず、パスキーの管理機能や、パスワードログインユーザーへのパスキー登録誘導機能もありません。

qiita.com