Engineer's Digest

忙しいエンジニアのための技術情報ダイジェスト。前日の話題をサクッと把握!

2024/11/27 #21 - 今日の技術情報ダイジェスト

X社のマスクCEOによるツイートと偽情報拡散問題

11月24日、メタとフェイスブックで画像生成AI「DogeDesigner」を用いた偽画像が拡散し、現実と区別が難しいことから情報の真偽確認が困難になったため、メタとフェイスブックは偽情報の拡散防止に努めており、AIによる偽情報の拡散が社会問題化しているという記事です。 X社のマスクCEOは、このような事態を受けて、リンクはメインの投稿ではなくリプライに含めるべきだと発言しました。

www.itmedia.co.jp

公正取引委員会によるアマゾンジャパンへの立ち入り検査

公正取引委員会がアマゾンジャパン合同会社に対し、独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査を行いました。アマゾンがマーケットプレイスに出品する業者に対して、他社よりも価格を安くするよう強要していた疑いが持たれており、これは優越的地位の乱用や拘束条件付き取引にあたる可能性があります。具体的には、カートボックス表示を条件に、価格引き下げやアマゾンによる発送代行を要求していた疑いがあるとされています。公正取引委員会は、この行為が楽天やヤフーなども含めた競争を阻害する行為と捉えているようです。

mainichi.jp

7-Zipのリモートコード実行脆弱性とアップデート要請

7-Zipに、リモートコード実行の脆弱性(CVSS基本値7.8)が発見され、6月19日にリリースされた7-Zip 24.07以降へのアップデートが推奨されています。この脆弱性はZstandardの解凍処理における検証不足が原因で、攻撃者によって任意のコードが実行される可能性があります。早急なアップデートによるリスク軽減が求められます。

forest.watch.impress.co.jp

生成AIと環境問題:電子ごみ増加への懸念

生成AIの急成長に伴い、データセンターの電力消費増加による電子ごみ問題が深刻化しており、2020年から2030年までに120万~500万トン、2030年には年間最大250万トンの生成AI関連電子ごみが発生する可能性が指摘されています。これは環境汚染や健康被害につながるため、ハードウェアの寿命延長や効率化による電子ごみ削減の取り組みが重要です。

gigazine.net

三菱UFJ銀行による顧客データ不正アクセスと注意喚起

三菱UFJ銀行が11月25日、元行員による顧客資産窃取事件を受け、貸金庫取引を装ったフィッシングメールへの注意喚起を発表しました。約60万人の顧客情報が不正アクセスを受け、個人情報が漏洩したと報告されており、Webサービスの脆弱性が原因とされています。現在、原因究明と再発防止策に取り組んでいるとのことです。

www.itmedia.co.jp

MS-DOSテキストエディタVZ Editorのソースコード公開

1989年発売のMS-DOS用テキストエディター「VZ Editor」のソースコード、マニュアル、ディスクイメージ(PC-9800シリーズとDOS/V版)がGitHubで公開されました。アセンブリ言語で記述されており、エミュレータを用いた動作確認が可能です。ただし、作者と連絡が取れないため、マクロデータは一部公開されていません。

forest.watch.impress.co.jp

MS-DOSテキストエディタVZ Editorのオープンソース化

1989年に発売され、PC-9800シリーズなど幅広いMS-DOS環境で利用されてきたテキストエディタ「VZ Editor」のバージョン1.6が、開発者の兵藤嘉彦氏によってオープンソース化されました。GitHubにてソースコードやマニュアルが公開されており、今後はVZ Editor向けのゲームなどのマクロも公開予定とのことです。

gihyo.jp

NVIDIAの音声生成AI「Fugatto」発表

NVIDIAが、テキストプロンプトや既存の音声データから高品質な音声を生成できるAIオーディオジェネレーター「Fugatto」を発表しました。25億パラメータの巨大モデルで5万時間以上の音声データで学習されており、テキストによる指示だけでなく、音声データの編集や加工、声のアクセントや感情の変更、楽器の追加、新たな音の生成などが可能です。「最適輸送条件付きフローマッチング」技術により高品質な音声生成を実現しており、これまでに聞いたことのないような音を作り出すことが期待されます。

gigazine.net

JavaScriptとTerraformを用いたモダン開発ツールJS.tfの紹介

新しいツール「JS.tf」は、HCL(Hashicorp Configuration Language)を用いてJavaScriptコードを記述し、Terraformプロバイダーとして機能することでterraformコマンドから利用できる仕組みです。HCLで記述されたコードはJavaScriptにコンパイルされ実行され、データソースを通じて変数、関数、制御構文などを定義できます。AWS Lambda関数作成など、様々な用途への活用が期待されています。

zenn.dev

Blueskyの開発者AMAと今後の機能実装計画

Blueskyの開発者によるAMA(Ask Me Anything)で、鍵アカウントやトレンド機能などの実装予定が発表されました。非公開アカウントの実装は技術的な課題を抱えているものの、重要な目標とされており、ブックマーク機能は優先度の高い開発項目です。ハッシュタグ検索は既に利用可能で、トレンド機能も追加予定です。ボット対策は継続的な課題であり、オープンな開発体制とコミュニティの協力によって取り組まれています。

gigazine.net

2024年10月の日本のPC出荷台数増加と要因分析

2024年10月の日本のPC出荷台数は前年同月比50%増の61万7000台と大幅に増加し、ノートPC、特にモバイルノートPCの伸びが顕著で平均単価も上昇しています。これは、2025年10月のWindows 10サポート終了が迫り、法人・個人共に買い替え需要が増加していること、新製品の集中投入やOffice 2024搭載モデルの発売などが要因として挙げられますが、AI PCは現状、市場に大きな影響を与えていないようです。

pc.watch.impress.co.jp

MS-DOS用テキストエディタVZ Editorのオープンソース化

1994年に開発終了したPC-9800シリーズ向けのMS-DOS用テキストエディタ「VZ Editor」のソースコードとイメージファイルが、約30年ぶりにGitHub上でオープンソースとして公開されました。低価格で人気を博したこのエディタは、Windows非対応でしたが、今回公開されたソースコードとマニュアル、関連資料を利用することで、DOSエミュレータ上で動作させることが可能です。

gigazine.net

Raspberry Pi Pico 2 W新製品発表

Raspberry Pi Pico 2 Wは、2024年11月25日に発表された、Wi-FiとBluetooth 5.2に対応した高性能マイコンボードで、従来モデルよりもCPU速度とメモリ容量が向上し、セキュアブートやハードウェア暗号化機能といったセキュリティ機能も搭載されています。C/C++とPythonに対応し、スイッチサイエンスでの販売が予定されています。

prtimes.jp

日本語LLM性能評価リーダーボード公開

国立情報学研究所などのプロジェクト「LLM-jp」が、日本語の大規模言語モデル(LLM)の性能を評価するオープンなプラットフォーム「オープン日本語LLMリーダーボード」をHugging Faceと連携して公開しました。自然言語推論や質問応答など16種類以上のタスクで評価を行い、日本語特有の複雑な表記体系を考慮した評価ツール「llm-jp-eval」を使用しています。このリーダーボードは、日本語LLMの開発と研究促進を目的としています。

gigazine.net

GitHubの機能と活用事例

GitHub上のプロジェクト「VZEditor」は、MS-DOS環境で動作するテキストエディタで、GitHubの様々な機能を活用して開発・公開されています。GitHubはAIによるコード作成支援や脆弱性検出、ワークフロー自動化、開発環境、コードレビュー、課題管理、共同作業機能などを提供しており、それらをVZEditorの開発に利用していることがわかります。また、GitHubが提供する企業規模や用途、業種別のソリューション、オープンソース開発支援、学習リソースなども、プロジェクト開発に役立っている可能性が示唆されています。

github.com

Meta Quest 3/3SにおけるWindows 11利用

Meta社は、Meta Quest 3/3SヘッドセットでWindows 11の全機能にアクセスできるMixed Reality拡張機能を2024年12月中にパブリックプレビューとして提供開始予定です。これにより、ヘッドセットを装着するだけで、ローカルPCとクラウドPCの両方でWindows 11の全ての機能を利用できるようになります。バーチャル会議やデジタルコンテンツの利用など、様々な用途で活用が期待されます。

forest.watch.impress.co.jp

サイバーセキュリティ投資の目安と重要性

サイバーセキュリティ投資額の目安として、連結売上高の0.5%以上が推奨されており、これは金融機関の調査データに基づく業界水準です。具体的には、売上高1000億円企業なら年間5億円が目安となりますが、企業状況によって増減します。この投資額には人件費やシステム費用など様々な費用が含まれ、IT予算比率や従業員一人当たり支出額からも算出可能です。過剰な投資は非効率であるため、適切な投資額を見極めることが重要です。

xtech.nikkei.com

Meta Quest VRゴーグル購入レビュー

ASCII.jpの記事では、Meta Quest 3SというVR/MRゴーグルが4万8400円という価格で紹介されており、その高性能とMR機能によるフィットネス、仮想デスクトップ利用、VR動画視聴といった利便性、そして装着感やPC VRユーザーへの対応といった購入前に考慮すべき点を網羅的に解説しています。メリット・デメリット両面から、Meta Quest 3Sの購入を検討する際の判断材料を提供しています。

ascii.jp

Google検索におけるAI技術の活用とスパム対策

Googleは、検索特化型AI Geminiを活用し、検索結果のインデックス化、クエリの理解、関連性の高い結果のランキングという3つの柱を強化することで、検索結果の99%をスパムから保護することに成功しました。AIによる概要機能では、幻覚を防ぎ、複雑な質問にも対応できるようになり、特に若い世代を中心に高い利用率と満足度を得ています。

www.watch.impress.co.jp

Obsidianメモアプリの新機能とその他ツール紹介

本記事では、人気メモアプリObsidianにウェブ記事をクリップできる新機能が追加されたこと、AI活用による自己PRブラッシュアップ術、ファイル検索高速化アプリListary、Notionのリアルイベントレポート、ポモドーロテクニックの落とし穴、AIの台頭による雇用変化と海外テック業界の現状分析、Google Keepの便利な機能、少煙グリルGLAMP.、Amazonブラックフライデーセール情報、便利なガジェットなどが紹介されています。

www.lifehacker.jp

scrcpyのメジャーアップデート:v3.0新機能追加

Android端末の画面をPCからリモート表示・操作できるオープンソースツール「scrcpy」がバージョン3.0にメジャーアップデートされました。約1年半ぶりのアップデートで、新たに仮想ディスプレイ機能が追加され、特定アプリの画面のみをミラーリングできるようになりました。OpenGLフィルター関連の不具合修正や操作性の向上も図られています。Windows、Mac、Linuxに対応しており、GitHubから無料でダウンロード可能です。

forest.watch.impress.co.jp

Webアプリケーションテストにおけるrunnの活用事例

Go言語を用いたWebアプリケーション開発において、Table Driven Test(TDT)の可読性の低さ、実装の手間、AI生成の不十分さといった課題に対処するため、シナリオ実行ツール「runn」を導入し、YAMLでテストケースを記述することで開発効率を向上させた事例を紹介しています。runnはAPIリクエストやDBクエリにも対応し、テストコードの可読性と保守性を高め、月1回の物理出社を利用した実践的な指導によりチームへのスムーズな展開を実現、開発・レビュー速度の向上、テストへの前向きな姿勢の醸成に繋がったと報告しています。

kaminashi-developer.hatenablog.jp

Amazon S3の条件付き書き込み機能

Amazon S3が、HTTPリクエストヘッダー「If-None-Match」を利用した条件付き書き込み機能を追加しました。この機能は、オブジェクト作成前にその存在を確認し、既に存在する場合は作成処理をスキップすることで、重複データの防止、効率的なデータ管理、サーバー負荷軽減を実現します。キャッシュ制御にも役立ちます。

aws.amazon.com

aws.amazon.com

Red Hat Enterprise Linux 9.5一般提供開始

Red Hat Enterprise Linux 9.5 (RHEL 9.5)がリリースされました。AIやエッジコンピューティングへの対応強化、Ansibleやsudoロールによるシステム管理の自動化機能強化、コンフィデンシャルコンピューティング強化によるAIワークロードのデータ保護、Red Hat Satellite 6.16によるコンプライアンス機能強化と効率向上、Podman 5.0搭載によるコンテナ運用簡素化と開発効率向上などが特徴です。

cloud.watch.impress.co.jp

ReactアプリにおけるGoogle翻訳時のエラー対処法

ReactアプリケーションでGoogle翻訳を使用時にクラッシュする問題とその解決策について解説しています。原因は、Virtual DOM内でstateをTextNodeとして反映している場合に発生し、<span>タグで該当箇所を囲むことで解決できます。また、ESLintプラグイン「eslint-plugin-sayari」を利用すれば自動修正も可能です。Virtual DOMを利用する他のライブラリでも同様の問題が発生する可能性があるため注意が必要です。

zenn.dev

17LIVEによるVTuber事務所Re:AcTの子会社化

ライブ配信プラットフォーム「17LIVE」を運営する会社が、人気VTuber事務所Re:AcTを運営するmikai社を子会社化しました。17LIVEはVTuber事業を成長戦略の柱と位置づけ、Re:AcT所属のVTuberとの連携強化を目指します。mikai社は独立性を維持しつつ、17LIVEとのシナジー効果による国内外での事業拡大を目指します。配信プラットフォーム企業によるVTuber事務所買収は珍しい事例であり、両社の連携による今後の事業展開に注目が集まっています。Re:AcTはe-Sportsプロジェクトや海外展開にも取り組んでおり、17LIVEとの協業により更なる成長が期待されます。

kai-you.net

AWS DMSのデータマスキング機能

AWS Database Migration Service (AWS DMS)がデータマスキング機能に対応し、GDPRなどデータ保護規制への準拠を支援するようになりました。データ移行時に、桁のランダム化、桁マスキング、ハッシングの3手法を用いて、機密データを列レベルで変換できるようになり、DMS ClassicとDMS Serverless(バージョン3.5.4以上)で利用可能です。

aws.amazon.com

書籍『GitHub CI/CD実践ガイド』の執筆秘話

書籍「GitHub CI/CD実践ガイド」の執筆過程における、読みやすさを追求した技術的な取り組みが解説されています。具体的には、短い文章と簡潔なコード、分かりやすい図表の使用、校正ツールによる誤字脱字や曖昧な表現の修正、完全なコードの掲載と重要な箇所のコメント強調、そして読みやすいレイアウトのデザインといった工夫が紹介されています。

zenn.dev

マイクロソフトエンジニアによる効率的な仕事術

米マイクロソフトのエンジニアが、コードリーディングに苦戦し、脳の疲弊を招いていた経験から、「自分がしんどいと思う努力は一切やめる」という仕事術の極意にたどり着いた過程を紹介しています。上司や同僚からのアドバイスが不十分だった中で、新しい同僚から「極力読まない」という意外なコツを教わり、コードを全て理解することに固執する自身の誤ったアプローチに気づき、脳の効率的な使い方の重要性を説いています。

bunshun.jp

熊本地方のバス5社共同経営とデータ分析システム

熊本県の5つのバス会社が共同で導入したデータ分析システムについての記事で、ICカードデータやバス走行データなどを活用し、便ごとの利用者数や遅延状況を地図やグラフで可視化することで、運行状況の把握や経営判断の効率化を実現しています。これにより、これまで経験と勘に頼っていたバス業界にデータに基づいた意思決定が導入される可能性を示唆しており、人口減少社会における効率的な交通デザインを検討するセミナーも開催されたことが紹介されています。

busmagazine.bestcarweb.jp

児童買春サイトへの攻撃とハッカーの正義感

児童買春サイトへの攻撃に関する記事で、違法行為を行うハッカーを「ブラックハットハッカー」、善意でセキュリティを守る者を「ホワイトハットハッカー」と呼び、その境界領域にいる自称ホワイトハッカーが、大義名分を掲げながら違法行為を行った事例を紹介しています。記事では、米国でかつてブラックハッカーとして活動し、現在はホワイトハッカーとして活動するセキュリティ専門家モンゴメリー氏の例を挙げ、児童買春サイトをハッキングして情報を当局やメディアに提供した行為について解説しています。

business.nikkei.com

MPV自動運転における技術的課題

チューリング社は、ミニバンなどのMPVにおける自動運転制御の困難性について、高重心と大きな質量による複雑な挙動(ロールダイナミクス、非線形タイヤ特性、アンダーステアなど)を克服するため、物理モデルと機械学習を組み合わせたハイブリッドアプローチで、6自由度(前後左右、ロール、ピッチ、ヨー)の精密な運動制御を目指していることを報告しています。

zenn.dev

食べログの巨大モノレポKubernetes移行プロジェクト

食べログが巨大モノレポをKubernetesに移行した事例を紹介しており、既存システムを維持したままWebサーバを先行移行し、デプロイ高速化、インフラ作業効率化、変更容易性向上を目指した取り組み、Webサーバ設定の自動チェックや詳細なモニタリングによるリスク軽減策、そして今後のアプリケーションサーバ移行計画について解説しています。

tech-blog.tabelog.com

プロダクトグロースのためのデータ活用事例

NTTコミュニケーションズのエンジニアブログの記事では、新サービス「COTOHA Insight Detector(仮称)」の開発におけるデータ活用プロジェクトについて、ユーザーヒアリングとデータ分析を組み合わせ、機能の利用状況を検証し、ユーザーの実際の使い方と期待値のずれを発見した事例が紹介されています。ユーザーの主観的意見に頼らず、データに基づいた定量的な評価の重要性を主張しており、今後、データ活用ノウハウを社内展開し、データに基づく意思決定を推進していく計画です。

engineers.ntt.com

ラック社のセキュリティ脅威レポート2024年秋版

株式会社ラックが発行するセキュリティ脅威レポート「LAC Security Insight 第10号 2024 秋」が公開され、2024年秋のサイバー攻撃動向として、マルウェアとサーバ不正侵入が主要因であること、内部からの攻撃の増加とインターネットからの攻撃の減少傾向、ランサムウェア被害の深刻化と相談件数の増加、そしてSSL-VPN機器や仮想化プラットフォームが攻撃の起点となっていることが報告されています。

www.lac.co.jp

Webパフォーマンスチューニング勉強会レポート

LAPRAS Tech Blogの記事「mizchiさんのパフォーマンスチューニングイベントについていくための社内勉強会をやりました」では、メインスレッド、サービスワーカー、Webワーカー、Partytown、クリティカルレンダリングパスといったWebパフォーマンスに関わる重要な概念について、社内勉強会を通して学んだ内容が紹介されています。具体的には、メインスレッドの遅延がページの応答性に与える影響、サービスワーカーの役割、Webワーカーによるバックグラウンド処理、Partytownを用いたサードパーティスクリプトのWebワーカーへの移行、そしてページの初期表示時間を示すクリティカルレンダリングパスの重要性などが解説されています。

tech-blog.lapras.com

Photon Fusionを用いたオンラインゲーム開発チュートリアル

Photon Fusionを用いたUnityでのオンラインゲーム開発に関するチュートリアルで、ネットワーク接続、管理方法、ネットワークオブジェクト、RPC、プレイヤー入力、データストリーミングといった同期方法、詳細な手順、更新履歴を解説しています。

zenn.dev

Aurora Serverless v2とAmazon Bedrock Knowledge Basesのコスト最適化

Amazon Aurora Serverless v2の最小ACU設定が0 ACUに更新され、未使用時のコンピューティングコストを0ドルに削減できるようになりました。ただし、0 ACU設定では初回リクエスト時にエラーが発生し、数秒後に復旧する点、インスタンスは非アクティブ時間(デフォルト5分)後に自動停止し、長時間停止後は再開に最大1分程度かかる可能性がある点に注意が必要です。このアップデートにより、Amazon Bedrock Knowledge Basesなどのサービスをよりコスト効率よく運用できるようになります。

qiita.com

テックブログの書き方ガイド

この記事は、テックブログの執筆方法について解説したブログ記事です。ブログ執筆の動機、ネタ探し、執筆手順、目的の3点(思考の整理、文章練習、自己アピール)を具体的に説明しており、1on1での質問がきっかけで社内展開を経てブログ化に至った経緯や、英語記事翻訳、業務での解決事例、Goの新機能紹介などをネタの例として挙げています。執筆手順においては、全体構成、タイトル・見出し、執筆範囲・時期の明確化、事実と意見の分離、文体統一といった具体的なポイントが示されています。

zenn.dev

ソフトウェア開発におけるDRY原則の適用範囲

京都のスタートアップ企業のCTOが、ソフトウェア開発におけるDRY原則(Don't Repeat Yourself)の正しい適用範囲について解説しています。記事では、DRY原則を「コードの重複をなくすこと」ではなく「知識の重複を許さない」ことと定義し、コンテキストによらず将来も期待される同じ動作のみを関数化するべきだと主張しています。過剰なDRY適用によるコードの難読化を避け、関数化の目的(知識の共通化または処理の抽象化)を明確にする重要性を指摘し、引数や返り値が自明でコンテキストに依存しないことを確認することで、適切なDRY適用が可能になると結論付けています。

zenn.dev

HCLを使用しないJS.tfの利用方法

CDK for Terraform(CDKTF)は、Terraformでインフラコードを記述する際に、HashiCorp Configuration Language(HCL)の代わりにTypeScriptなどの他の言語を使用できるツールです。HCLの書きにくさを解消し、より分かりやすいコード記述を可能にします。TypeScript、Python、Go、C#、Javaなどが利用でき、多くのプロバイダーがサポートされています。本記事では、CDKTFのJavaScript実装例であるJS.tfについて、その概要と存在するバグについて解説しています。JS.tfを用いることで、TypeScriptでコードを記述し、それを最終的にHCLに変換してTerraformを実行できます。

rokoucha.net

生成AIを用いた要件定義プロセスの高速化事例

ソフトウェア開発における要件定義工程のボトルネック解消を目的として、AIチャット、AI間議論、タスク生成、pptx資料作成、レビューといった機能を備えたAIシステムが開発されました。OpenAIのGPTモデルなどを活用し、StreamlitでUIを作成されており、複数ツール間のデータ変換の手間を削減することで、作業時間を約100倍短縮することに成功した事例が紹介されています。このシステムは無料で利用可能ですが、詳細は企業HPを参照する必要があります。

qiita.com